僕らをつなぐもの
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 僕らをつなぐもの | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | |
2 | 青 | 秦基博 | 秦基博 | 鈴木正人 | |
3 | 季節が笑う | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | |
4 | シンクロ(Album Ver.) | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 1stシングル 最高44位 売上0.6万枚 |
5 | dot | 秦基博 | 秦基博 | 鈴木正人 | |
<ボーナストラック>(プレミアム・エディション追加収録) | |||||
6 | やわらかな午後に遅い朝食を | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 1stシングルC/W |
7 | プール | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 2ndシングル『鱗』C/W |
8 | 風景(Acoustic Session with 冨田ラボ) | 秦基博 | 秦基博 | 冨田ラボ | 4thシングル『キミ、メグル、ボク』C/W収録Ver. 1stアルバム『コントラスト』収録曲のリメイク |
No | タイトル | 備考 |
2006年12月25日@青山・月見ル君想フ「Christmas Premium Live」 | ||
1 | 青 | |
2 | dot | |
3 | 季節が笑う | |
4 | シンクロ | |
5 | 僕らをつなぐもの | |
<ボーナストラック>(プレミアム・エディション追加収録) | ||
6 | やわらかな午後に遅い朝食を | 2007年3月22日@渋谷O-WEST「ぴあデビューレビュー」 |
7 | 風景 | 2007年12月11日@SHIBUYA-AX「秦基博 1st LIVE TOUR"CONTRAST"」 |
8 | プール | 2008年5月27日@中野サンプラザホール「HATA MOTOHIRO THE RAINBOW CONNECTION TOUR」 |
リリースデータ
2007年3月7日 2009年1月21日(プレミアム・エディション) 2018年1月3日 |
初登場50位 初登場11位 - |
売上1.0万枚 売上1.3万枚 - |
Produced by 秦基博 | BMG JAPAN BMG JAPAN Augusta Records(ユニバーサル) |
秦基博ミニアルバム。06年11月にシングル「シンクロ」でデビュー。「シンクロ」はアルバムバージョンにリアレンジして収録。後の1stアルバム『コントラスト』には表題曲「僕らをつなぐもの」はリアレンジ、「シンクロ」はシングルバージョンで収録された。1stシングルリリース後のミニアルバムに1stシングルをリアレンジして収録し、1stフルアルバムではシングルバージョンで収録し、ミニアルバムの表題曲は別バージョンで収録するというリリースパターンは事務所の先輩であるスキマスイッチが辿ったのと全く同じ手法だった。全曲発売前にライブで披露していて、初回盤は06年12月に行われたクリスマスライブより、CDと同じ5曲の弾き語りライブ映像を収録したDVD付。
2ndアルバムリリース後、7thシングル『朝が来る前に』と同時発売でDVD付プレミアム・エディションとして限定再発された(公式サイトでは2万枚限定と告知)。この際にはアルバム未収録のC/Wからバラード系の3曲が追加収録されSHM-CD仕様に変更、DVDは初回盤DVDの内容にこの3曲のライブ映像が追加収録された。
2016年末に事務所オフィスオーガスタがユニバーサルとの提携(全株式をユニバーサルに譲る形)を発表。オーガスタは山崎まさよしはユニバーサルに所属していたがそれ以外は基本的にソニーレーベルにオーガスタのプライベートレーベルを作る形でレコード会社に所属していたが、これに伴いソニーでのオーガスタレーベルは閉鎖、2017年から基本的に全員がユニバーサルに新たに作られたAugusta Recordsへ移籍。そして2018年には旧作通常盤が一斉にAugusta Recordsから再発され現行盤へと移行した。今作に関しては通常盤準拠のためプレミアムエディションで追加された曲は再度削られての再発となった。
本人演奏のアコースティックギターと歌を最大限生かしたようなアルバム。「青」がアコースティックギターとウッドベースとパーカッションという編成になっている以外はバンド編成でそのうち「僕らをつなぐもの」と「季節が笑う」はストリングスまで入れた編成にはなっているものの、あまり派手に盛り上げることをせずに楽曲にしっとり寄り添わせたような雰囲気。ミディアム〜バラードが並んでいる事もあって非常にじっくりとソングライター兼ボーカリストの秦基博を聞かせるミニアルバムになっている。シングルの「シンクロ」だけはアップテンポな曲だがこれもシングル時よりもアコースティック感を強めた地味なアレンジに変更されている。ツートップ的存在である「僕らをつなぐもの」「シンクロ」はバージョン違いとはいえ1stアルバムでも聞けるので、後回しになってしまった作品だったんだけど、素材を極力生かしつつも最小限の味付けをしたような今作は原点に近い1作だと思う。追加された3曲も今作の元の雰囲気を損なわないようなしっとり系をチョイスしたような感じだ。
DVD
5曲はCDとは違って完全な弾き語り。何故か観客の拍手や声援も一切収録されていない。映像も暗めなので1発録音の弾き語りとして映像抜きの音だけで楽しんだ方がむしろ伝わるんじゃないかというような映像で映像としてはあまり面白みはない。ただアレンジである程度良さを増していた部分が大きかったのか弾き語りの連続はちょっと変化が無さ過ぎる感じはあった。対して追加収録された3曲はその後のライブ映像から引っ張ってきたもので、通常のバンド編成+観客の拍手も普通に収録されているので当然ライブ感がある。とはいえ追加された3曲はどれもバラードなので盛り上がるわけではなくあくまでじっくり聞かせる部分に特化している印象。
初回盤DVD付 通常盤 DVD付プレミアム・エディション(追加収録) 2018年再発盤
印象度★★★☆☆
2016.1.24更新(通常盤)、2021.3.18追加更新(プレミアムエディション)