コペルニクス(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Sound Produced by | 備考 |
1 | 天動説(instrumental) | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | instrumental | |
2 | LOVE LETTER | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | |
3 | Raspberry Lover | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | 23rdシングル 最高16位 売上0.7万枚 |
4 | Lost | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | |
5 | アース・コレクション | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | |
6 | Joan | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 11月27日先行配信 |
7 | 在る | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | 12月4日先行配信 |
8 | 地動説(instrumental) | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | instrumental | |
9 | 9inch Space Ship | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | 11月20日先行配信 |
10 | 仰げば青空 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | 2nd配信シングル 初CD化 |
11 | 漂流 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ | |
12 | 花 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 1st配信&アナログシングル 初CD化 |
13 | Rainsongs | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、トオミヨウ |
No | タイトル | 備考 |
日南市合併10周年記念 “HATA EXPO” in 飫肥城下町(2019.10.20) |
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1 | オープニング | |
2 | グッバイ・アイザック | 14thシングル両A面曲 |
3 | MC | |
4 | フォーエバーソング | 6thシングル |
5 | 花咲きポプラ | 2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲 |
6 | MC | |
7 | 仰げば青空 | 2nd配信シングル |
8 | Raspberry Lover | 23rdシングル ライブ当時発売前新曲 |
9 | シンクロ | 1stシングル |
10 | スミレ | 20thシングル |
11 | MC | |
12 | 鱗(うろこ) | 2ndシングル |
13 | MC | |
14 | ひまわりの約束 | 17thシングル |
Music Video | ||
15 | Raspberry Lover | 23rdシングル Music Video |
16 | 仰げば青空 | 2nd配信シングル Music Video |
17 | 花 | 1st配信&アナログシングル Music Video |
リリースデータ
2019年12月11日 | 初登場6位 | 売上1.8万枚 | Produced by 秦基博 | オーガスタレコード(ユニバーサル) |
秦基博6thアルバム。4年ぶりのオリジナルアルバム。前作以降2016年に発売された2シングル3曲は2017年のベスト盤『All Time Best ハタモトヒロ』に収録された。ベスト盤以降は新曲リリースが滞っていたが、2018年11月に「花」が配信&アナログ限定で発売され、2019年3月に配信限定で「仰げば青空」と徐々に新曲が発表されるようになり、11月6日の先行シングル「Raspberry Lover」と今作は同時に発売が告知された。また発売3週間前より1週間ごとに「9inch Space Ship」「Joan」「在る」が1曲ずつ先行配信された。
初回盤は2019年10月20日に行われたライブ「日南市合併10周年記念
“HATA EXPO” in 飫肥城下町」10曲とシングル3曲のMVを収録したDVD付、スリーブケース仕様。
ファンクラブHome
Ground限定盤は初回盤DVDの内容にLive
Documentary映像、「Raspberry Lover (Making of Music Video)
」「「秦 基博のラジオはじめたんですけど・・・(仮)」
〜「コペルニクス」特別編〜」を追加収録したBlu-ray、もしくはDVD2枚付属。全曲セルフライナーノーツ付のビジュアルフォトブック封入の豪華BOX仕様。
徐々に新作のペースが落ちてきて企画盤で繋ぐようになるも近年はそれでも間が開くようになってくるなど、マイペースというよりかはスランプに陥っているのかと心配になってくるくらいベスト盤前後の時期に新曲が途絶えていて、配信で出ていた新曲は盤石ではあったけどそこまででもなく…。そんな中での先行シングルCDとなった「Raspberry Lover」は新しさも感じる1曲だったのでアルバムへの期待も高まったが…トオミヨウがほぼ全面参加となった今作は案の定な薄味。曲自体のインパクトも落ちてきていてなかなか前以上が出なくなっているのもあるけど、トオミヨウの主にリズム隊が軽めの仕上がりになって引っかかりのないアレンジが重なったことで、なんとなくいいんだけどでもなんかパッとしない…というそんな印象のアルバムになってしまった。玉置浩二や槇原敬之などでもトオミヨウが参加すると軽くてパッとしなかったのでどうも個人的に苦手なアレンジャーになってしまっていて今作でもそれが加速した。シンプルに聞かせることに長けているというよりかはなんか物足りなさが残ってしまうので数曲くらいだとたぶんバランス取れていいんだけど全面参加されると起伏に欠けてしまい、一定のトーンに染まってしまうのでそのトーンにハマらなければほぼ逃げ場が無くなってしまうというか。前作で本格的に始めていた単独セルフアレンジか以前からサポートしていた皆川真人であればもう少し派手な部分も出せてメリハリのあるアルバムになったと思うんだけど…。
前半と後半で分けるように置かれたインストも二部構成という感じでもなく、別に前半と後半で曲の雰囲気が全く変わらないのでなんとなくアルバムタイトルにひっかけて雰囲気だけ出しているといった印象。一定以上の良さはあるし、じっくり聞けば味わい深さもあるんだけど、これまでの名作に比べてしまうと良さよりも物足りなさが勝ってしまった。
初回盤DVD
少々変わった場所での野外ライブだがこれは秦基博の地元の小学校に特設されたステージで行われたスペシャルイベントライブだったようで、レキシ、森山直太朗も出演。実際には「グッバイ・アイザック」の後はレキシ、森山直太朗のステージでそこに秦基博も参加する形でのライブが続いてから「フォーエバーソング」という流れだった模様。秦基博の持ち歌の単独ライブ部分は全て収録されているが、直太朗が参加した「70億のピース」、レキシが参加した「キミ、メグル、ボク」はカット。よって今作での直太朗とレキシの登場はアンコールで3者で披露した「ひまわりの約束」のみとなる。故郷という事で伸び伸びとしたステージが展開していて近年ファンの間で声の不調を指摘する声が多くなっているようなので気になっていたが、別にそんなに出ていないという感じではなかった。「ひまわりの約束」の3者コラボはやはりスペシャル感がある。
印象度★★★☆☆
2020.2.2更新