evergreen
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | ひまわりの約束 | 秦基博 | 秦基博 | 17thシングル |
2 | 青い蝶 | 秦基博 | 秦基博 | 3rdシングル |
3 | 初恋 | 秦基博 | 秦基博 | 14thシングル |
4 | 言ノ葉 | 秦基博 | 秦基博 | 15thシングル |
5 | ダイアローグ・モノローグ | 秦基博 | 秦基博 | 16thシングル |
6 | メトロ・フィルム | 秦基博 | 秦基博 | 11thシングル |
7 | Halation | 秦基博 | 秦基博 | 8thシングル |
8 | キミ、メグル、ボク | 秦基博 | 秦基博 | 4thシングル |
9 | Dear Mr.Tomorrow | 秦基博 | 秦基博 | 13thシングル |
10 | 鱗(うろこ) | 秦基博 | 秦基博 | 2ndシングル |
11 | 朝が来る前に | 秦基博 | 秦基博 | 7thシングル |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Girl | 秦基博 | 秦基博 | 4thアルバム『Signed POP』収録曲、アナログシングル(カット) |
2 | グッバイ・アイザック | 秦基博 | 秦基博 | 14thシングル両A面曲 |
3 | 虹が消えた日 | 秦基博 | 秦基博 | 5thシングル |
4 | エンドロール | 秦基博 | 秦基博 | 1stEP『エンドロールEP』1曲目 |
5 | フォーエバーソング | 秦基博 | 秦基博 | 6thシングル |
6 | シンクロ | 秦基博 | 秦基博 | 1stシングル |
7 | 透明だった世界 | 秦基博 | 秦基博 | 10thシングル |
8 | 僕らをつなぐもの | 秦基博 | 秦基博 | ミニアルバム『僕らをつなぐもの』収録曲 |
9 | 水無月 | 秦基博 | 秦基博 | 12thシングル |
10 | アイ | 秦基博 | 秦基博 | 9thシングル Arranged by 秦基博、松浦晃久 |
リリースデータ
2014年10月29日 2018年1月3日 2024年12月25日(完全限定盤3LP) |
初登場6位 | 売上8.7万枚 | Produced by 秦基博 | Ariola Japan Augusta Records(ユニバーサル) HOBBYLESS RECORDS/diskunion DIW |
秦基博1st弾き語りベストアルバム。ここまでの全シングル、ミニアルバム表題曲の弾き語り音源を集めた内容。新録音と既存ライブ音源にNew Mixを施して収録している。一括で録音スタジオ及びライブ会場が記載されており、どの曲が新録音でどの曲がライブ音源でどこで収録されたかの詳細は明かされていない。公式では最新作である「ひまわりの約束」が新録音と明かされているのみだが、インタビューでは「ひまわりの約束」「Girl」「グッバイ・アイザック」の3曲が新録音とされている。またスタジオ録音での弾き語りVersionが発表されているのは「アイ」と「鱗(うろこ)」のみなのでこれら5曲以外は全てライブ音源と思われる。初回盤はBlu-spec CD 2仕様&三方背スリーブケース仕様&48Pブックレット付属。通常盤も初回プレスはスリーブ仕様。
2016年末に事務所オフィスオーガスタがユニバーサルとの提携(全株式をユニバーサルに譲る形)を発表。オーガスタは山崎まさよしはユニバーサルに所属していたがそれ以外は基本的にソニーレーベルにオーガスタのプライベートレーベルを作る形でレコード会社に所属していたが、これに伴いソニーでのオーガスタレーベルは閉鎖、2017年から基本的に全員がユニバーサルに新たに作られたAugusta Recordsへ移籍。そして2018年には旧作通常盤が一斉にAugusta Recordsから再発され現行盤へと移行した。
2024年には『evergreen2』と2枚同時発売で完全限定盤3枚組LPとして発売。アナログ用に立ち上げた自主レーベルHOBBYLESS RECORDSとdiskunion DIWの共同でのレーベル名義からのリリース。アナログ盤のみ13200円とアクリルブロック付の17600円の2形態。
「ひまわりの約束」ヒットのタイミングでベストアルバム…なんだけど弾き語り音源。前年もシングル曲以外の楽曲を集めたセルフセレクションアルバムと銘打った『ひとみみぼれ』をリリースするなどしており、普通のベストアルバムリリースを頑なに回避しているような感じがどうにも漂うが…。
弾き語りは秦基博が大事にしてきたスタイルでGREEN MINDという弾き語りのライブシリーズもあり、『BEST OF GREEN MIND'09』という弾き語りライブCDも過去にリリースしている。単独CDとしての発売はこの1作のみだが、2011年のシングル「水無月」の初回特典ライブCDとして『BEST OF GREEN MIND 2010』も発売されており、以降GREEN MIND 2011、GREEN MIND AT BUDOKANは映像作品としてもリリースされている。録音場所の一括クレジットに日本武道館が含まれていることから、ライブCD化している09、10年の音源だけでなく、映像作品の音源も引っ張ってきているようだ。
『BEST OF GREEN MIND'09』『BEST OF GREEN MIND 2010』は入手していたのでそれだけでかなり選曲が被ってしまい個人的にはあまり新鮮味が無かった。ただほとんどライブ音源とはいえ、観客の拍手も含めたいわゆる一般的なライブ音源っぽいライブ音源は案外少なく、声だけに焦点を絞ったり、残響を抑えたりと、曲によってミックス異なるので、スタジオ録音とライブ音源の違いはかなり分かりにくい。「グッバイ・アイザック」のようにループマシーンを使用した楽曲があったり、アップテンポな曲では攻撃的に演奏していたりとそれなりに変化はあるんだけど、それでも2枚組21曲という曲数の弾き語りはやはり変化に乏しく、「ひまわりの約束」で聞こうと思ったリスナーが手に取っても途中で飽きてしまう可能性がかなり高いんじゃないかと思う。
個人的には全曲知っている曲で、どの曲もその時々で名曲だと感じてきた曲たちだったし、弾き語り音源になるとそこまで好きというわけではなかったもののそれでも歌とギターだけでも聞かせられるシンガーだとは思っていたけど、ミックスが違うとはいえ弾き語りバージョンとして既に半分以上の曲を聞いたことがあったこともあり、今作はちょっときつかった。全シングル収録など欲張らずに1枚組で10数曲にガッと絞れば「ひまわりの約束」からのリスナーにも優しい弾き語りベストアルバムとして締まったと思うんだけど…。
初回盤 通常盤 2018年再発盤 3LP+アクリルブロック 3LP
印象度★★★☆☆