ひとみみぼれ(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Girl | 秦基博 | 秦基博 | 皆川真人 | 4thアルバム『Signed POP』収録曲 アナログ盤(同時発売) 最高73位 売上0.07万枚 |
2 | 月に向かって打て | 秦基博 | 秦基博 | 島田昌典 | 13thシングル『Dear Mr.Tomorrow』C/W |
3 | トラノコ | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | 1stEP『エンドロールEP』収録曲 |
4 | 今日もきっと | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | 3rdアルバム『Documentary』収録曲 |
5 | SEA | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | 3rdアルバム『Documentary』収録曲 |
6 | My Sole,My Soul | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | 11thシングル『メトロ・フィルム』C/W |
7 | 花咲きポプラ | 秦基博 | 秦基博 | 山本隆二 | 2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲 |
8 | Honey Trap | 秦基博 | 秦基博 | 島田昌典 | 2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲 |
9 | 色彩 | 秦基博 | 秦基博 | 皆川真人 | 1stアルバム『コントラスト』収録曲 |
10 | 風景 | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 1stアルバム『コントラスト』収録曲 |
11 | プール | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 2ndシングルC/W |
12 | dot | 秦基博 | 秦基博 | 鈴木正人 | 1stミニアルバム『僕らをつなぐもの』収録曲 |
13 | やわらかな午後に遅い朝食を | 秦基博 | 秦基博 | 上田禎 | 1stシングルC/W |
14 | スプリングハズカム | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | FM802 春のACCESSキャンペーンソング 初CD化セルフカバー |
15 | アイ-弾き語りVersion- | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博、松浦晃久 | 9thシングル再発盤『アイ Premium Package』C/W アナログ盤『Girl』B面(同時発売) |
16 | 鱗(うろこ)-弾き語りVersion- | 秦基博 | 秦基博 | 2ndシングル 新録音 アナログ盤『Girl』B面(同時発売) |
No | タイトル | ライブデータ | 備考 |
1 | シンクロ | LIVE AT QUATTRO/2007.9.13 SHIBUYA CLUB QUATTRO | 1stシングル 4thシングル『キミ、メグル、ボク』初回盤DVD収録音源 |
2 | 僕らをつなぐもの | GREEN MIND Vol.1/2008.5.4 神奈川県民ホール | 1stミニアルバム『僕らをつなぐもの』収録曲 7thシングル初回盤DVD収録音源 |
3 | 青い蝶 | LIVE AT BUDOKAN/2009.3.6 日本武道館 | 3rdシングル ライブDVD『LIVE AT BUDOKAN』収録音源 |
4 | 赤が沈む | LIVE AT OSAKA-JO HALL〜5TH ANNIVERSARY〜/2011.11.10 大阪城ホール | 1stアルバム『コントラスト』収録曲 ライブDVD/BD『LIVE AT OSAKA-JO HALL〜5TH ANNIVERSARY〜』収録音源 |
5 | トレモロ降る夜 | GREEN MIND 2012 in 岩手/2012.6.30 岩手県平泉町・観自在王院跡 野外特設ステージ | 1stアルバム『コントラスト』収録曲 14thシングル『Dear Mr.Tomorrow』初回盤DVD収録音源 |
6 | フォーエバーソング | GREEN MIND at BUDOKAN/2012.11.22 日本武道館 | 6thシングル ライブDVD/BD『GREEN MIND AT BUDOKAN』収録音源 |
7 | バイバイじゃあね | LIVE AT OSAKA-JO HALL〜5TH ANNIVERSARY〜/2011.11.10 大阪城ホール | 2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲 ライブDVD/BD『LIVE AT OSAKA-JO HALL〜5TH ANNIVERSARY〜』収録音源 |
8 | 新しい歌 | GREEN MIND 2010/2010.5.9 稲佐山公園野外ステージ | 2ndアルバム『ALRIGHT』収録曲 11thシングル『メトロ・フィルム』初回盤DVD収録音源 |
9 | 朝が来る前に | CONCERT TOUR 2010-2011 -Documentary-/2011.2.23 神奈川県民ホール | 7thシングル 5周年初回限定DVD BOX『BEST MUSIC CLIPS 2006-2011+ DOCUMENTARY TOUR FINAL+GREEN MIND 2011』収録音源 |
10 | Halation | Augusta Camp 2009〜Extra〜/2009.8.29 鳥取県・ハワイ夢広場 | 8thシングル 福耳ライブDVD『Augusta Camp 2009〜Extra〜』収録音源 |
11 | 猿みたいにキスをする | GREEN MIND 2011/2011.5.4 宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート | 3rdアルバム『Documentary』収録曲 5周年初回限定DVD BOX『BEST MUSIC CLIPS 2006-2011+ DOCUMENTARY TOUR FINAL+GREEN MIND 2011』収録音源 |
12 | 水無月 | A Night With Strings〜Featuring 服部隆之〜/2012.2.25 日本武道館 | 12thシングル ライブDVD/BD『「山崎まさよし スキマスイッチ 秦 基博 A Night With Strings〜Featuring 服部隆之〜」 at 日本武道館』収録音源 |
13 | 初恋 | "Signed POP"TOUR 2013/2013.6.7 岩手県民会館 | 15thシングル 後にライブDVD/BD『Signed POP TOUR』にて映像化 |
14 | 言ノ葉 | "Signed POP"TOUR 2013/2013.6.7 岩手県民会館 | 16thシングル 後にライブDVD/BD『Signed POP TOUR』にて映像化 |
All Songs Written by 秦基博
リリースデータ
2013年10月16日 2018年1月3日 |
初登場4位 | 売上4.2万枚(300位集計) | Produced by 秦基博 | Mastered by Stephen Marcussen、柴晃浩(DISC-2) | Ariola Japan Augusta Records(ユニバーサル) |
秦基博、初のセルフセレクションアルバム。実質的な初のベスト盤だがベスト盤とは形容されずにセルフセレクションと称された。シングルA面以外のC/W、アルバム曲から本人がセレクト。ほぼ新しい曲から古い曲へとさかのぼっていく構成になっている。FM802 春のACCESSキャンペーンソングとして提供(歌唱には本人も参加)オンエアされていた「スプリングハズカム」のセルフカバー、「鱗」の弾き語りバージョンが新録音されている。リマスターはStephen Marcussenが担当。初回盤にはライブベストアルバム『Live Selection 2007-2013』が付属。CD化はされていないが、DVD/Blu-rayで映像化されているライブ音源の中からのセレクションとなっており、ラスト2曲のみリリース時点では初公開音源だったが後に映像化されている。こちらは柴晃浩がマスタリングを担当。同時発売で「Girl」がアナログ盤としてリリースされ、冨田ラボによるリミックス、ライブ音源も収録されているほか、B面は今作にも収録されている「アイ」と「鱗」の弾き語りVersionとなっている。
2016年末に事務所オフィスオーガスタがユニバーサルとの提携(全株式をユニバーサルに譲る形)を発表。オーガスタは山崎まさよしはユニバーサルに所属していたがそれ以外は基本的にソニーレーベルにオーガスタのプライベートレーベルを作る形でレコード会社に所属していたが、これに伴いソニーでのオーガスタレーベルは閉鎖、2017年から基本的に全員がユニバーサルに新たに作られたAugusta Recordsへ移籍。そして2018年には旧作通常盤が一斉にAugusta Recordsから再発され現行盤へと移行した。
このタイミングでC/Wとアルバムからのセレクションというのはベスト盤ブームの中では異色。ヨコハマタイヤのCMソングとして注目を集めた今作のリード曲的存在である「Girl」もそもそもは1月に発売されたばかりのアルバム収録曲だったので、普通にシングルカットして新録音2曲を収録するだけで良かったんじゃないかとも思うが…。シングル曲がラストに弾き語りバージョンで2曲入っているだけとなると、ライトリスナーも入りにくいし、ファンにとっては持ってる音源ばかりだし…。古い音源へ遡っていく構成上、終盤にシンプルな味付けの曲が増えるのが少々しんどく感じるし、この曲数だと全曲がシングルと同等のインパクトがある、とまではさすがに思えないけどそれでも楽曲は多彩でけっこう楽しめる。シングル含めてもほとんど曲を知らなくて、「Girl」で"ひとみみぼれ"したというリスナーにとっては案外いい入口かもしれない。今やどのアーティストもそこそこの人気を掴んで、トップ10レベルのヒットを放ち続けていても広く知られる代表的なヒット曲が皆無なので、シングルだけ集めたベスト盤を出したところでライトリスナーにとっては知らない曲ばかりという印象でそんなに変わらないだろう。「Girl」がピンと来たならその感覚を信じて今作を手に取れば間違いはないと思う。
『Live Selection 2007-2013』
ライブアルバムは単独や特典などの形で『BEST
OF GREEN MIND』として2作ほど出ているものの『BEST
OF GREEN MIND』としてCD化されている音源からの選曲はゼロ。調べてみたらなんと全部映像化された事のある音源(ラスト2曲は後に映像化)だったが、CD化としては全曲初。古い曲から新しい曲の順番で並んでいるが、音源の収録日はバラバラで、繋ぎの編集も特にされていない。こちらの方がシングル中心でいわゆるベスト盤的な選曲になっている。ベスト盤を出そうと言う話が出たなら普通ならこんな感じの選曲でオリジナル音源で出すところなのに初回特典でのライブ音源ベストとはなかなかひねくれたことするよなぁ…というのが率直な感想。ライブ音源自体はどれもいいけど、さすがに本編からライブベストまで聞くとちょっとお腹いっぱいになってしまう。
印象度★★★★☆