Paint Like a Child
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Sound Produced by | 備考 |
1 | Paint Like a Child | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 3/8先行配信 |
2 | Trick me | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 4th配信シングル&ファンクラブ限定CDシングル |
3 | サイダー | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 6th配信シングル&ファンクラブ限定CDシングル |
4 | Life is Art! | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | |
5 | 残影 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 7th配信シングル |
6 | Dolce | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | |
7 | 2022 | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | |
8 | 太陽のロザリオ | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | |
9 | 泣き笑いのエピソード | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 2nd配信シングル&24thシングル 最高位 売上万枚 |
10 | イカロス | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博,トオミヨウ | 10th配信シングル |
リリースデータ
2023年3月22日 2023年4月29日(ツアー会場&通販限定LP) |
初登場9位 初登場65位 |
売上0.9万枚 売上0.07万枚 |
Produced by 秦基博 | オーガスタレコード(ユニバーサル) |
秦基博7thアルバム。前作から3年3ヵ月ぶり。前作以降リリースされていたシングル表題曲は「Trick me」のリミックス2バージョンと英語バージョンを除いて全て収録。24thシングルC/W「カサナル」はKAN「キセキ」との合体曲だったと発表され、KAN+秦基博「カサナルキセキ」として配信されていたがこれらの楽曲は未収録。「泣き笑いのエピソード」は『evergreen2』に弾き語りで収録されていたがシングルバージョンでアルバム初収録。一般発売されていたシングルCDは「泣き笑いのエピソード」だけで「Trick me」「サイダー」のシングルCDはファンクラブ盤限定だったため一般発売でのCD化は初となった。
ファンクラブHome
Ground限定盤はライブ映像「Office
Augusta 30th MUSIC BATON Vol.7 秦 基博 Billboard Live YOKOHAMA
2nd Anniversary Premium Live」全13曲、ドキュメント映像「Behind
the scenes 2020 to 2022」を収録したBlu-ray付orDVD付、ライトバングル、インタビューブック付属の本体スケッチブック仕様。Blu-ray付,DVD付の価格は同じで10450円。ファンクラブ会員にならないと購入不可。
初回盤はライブ映像「Office
Augusta 30th MUSIC BATON Vol.7 秦 基博 Billboard Live YOKOHAMA
2nd Anniversary Premium Live」全13曲収録のみのBlu-ray付、スリーブケース仕様。DVD付は無い。
通常盤はCDのみ。一応ファンクラブ盤・初回盤・通常盤で上位互換仕様となっている。
今作を引っ提げてのツアー初日よりツアー会場&事務所Augusta
Family Club通販限定でアナログ盤も発売された。
スキマスイッチもそうだったがオーガスタはシングルCDをファンクラブ会員限定にしたり、アルバムや映像作品の際は会員向けに追加収録した最上位仕様を用意したりとFCへの囲い込みが激化しているのは気になるところ。ますます先細るだけに思うが…。今作も一気に1万割れになっちゃったし、みんな配信に逃げるか聞かなくなるよなぁ…。
トオミヨウによる薄味アコースティック路線となり、今作ではドラムが「Paint Like a Child」「残影」「2022」「泣き笑いのエピソード」、ベースは「Trick me」「2022」「イカロス」「泣き笑いのエピソード」にしか入っていないので、ギターベースドラムが揃っているのは「2022」「泣き笑いのエピソード」の2曲だけとなった。
前作はただ薄味で物足りない感じだったが今作はインストも入れずに10曲ポッキリ、ひたすら1曲1曲聞かせる方向性となり、物足りなさはあるけど前作ほどではない。1曲1曲の強さも以前ほどの強さはないけど、各楽曲にある程度の新鮮さ、リード曲「Paint
Like a Child」がちゃんとリード曲らしいそこそこの存在感のある曲で引っ張ってくれている事もあり、総じて前作よりは満足度は高い。それでも全盛期は過ぎたなとはどうしても思ってしまうし、それに代わる魅力をトオミヨウで引き出せている…のかもしれないが個人的にはスタジオミュージシャン(特にリズム隊)のレコーディング仕事を次々奪っていくようなトオミヨウの薄味アレンジはいかんともしがたい。毎回思うんだけど"アルバムで数曲程度入っているようなあっさり系"みたいなリズムアレンジがほぼずっと続いていくのはどうなんだろう。もう少しバックの演奏で彩りを与えてほしいところでもずーっと淡泊。各所でトオミヨウが多用されている事から特盛J-POP大ストバラ時代が過去になり、その時代を生き抜いてきた15〜20年以上くらいキャリアを重ねた面々にとって薄味のトオミヨウがトレンドになってきているっぽいけど…。こぞってトオミヨウ起用しまくって足並み揃えなくてもなぁ…。1週間後のaikoもトオミヨウに心酔してベッタリモード突入だし…。
印象度★★★☆☆