Signed POP
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | Sound Produce | 備考 |
1 | Hello to you | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | |
2 | グッバイ・アイザック | 秦基博 | 秦基博 | 島田昌典 | 14thシングル両A面曲 |
3 | Girl | 秦基博 | 秦基博 | 皆川真人 | アナログ盤(カット)、22ndシングル(カット) 最高15位 売上0.7万枚 |
4 | 初恋 | 秦基博 | 秦基博 | 亀田誠治 | 14thシングル 最高14位 売上0.8万枚 |
5 | 現実は小説より奇なり | 秦基博 | 秦基博 | 鈴木正人 | |
6 | ひとなつの経験 | 秦基博 | 秦基博 | 河野圭 | |
7 | May | 秦基博 | 秦基博 | 河野圭 | |
8 | FaFaFa | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | |
9 | エンドロール | 秦基博 | 秦基博 | 島田昌典 | 1stEP『エンドロールEP』表題曲 最高5位 売上1.5万枚 チャートではシングル扱い |
10 | 自画像 | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | |
11 | 水無月 | 秦基博 | 秦基博 | 久保田光太郎 | 12thシングル 最高14位 売上1.6万枚 |
12 | Dear Mr.Tomorrow | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 | 13thシングル 最高18位 売上0.9万枚 |
13 | 綴る | 秦基博 | 秦基博 | 秦基博 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | リリース名義 | 備考 |
1 | パラレル feat.秦基博 | 松本隆 | 冨田恵一 | 冨田恵一 | 冨田ラボ | 冨田ラボ シングル 最高11位 売上0.5万枚 |
2 | モンスター feat.秦基博 | micca | 大橋好規 | 大橋好規 | 大橋トリオ | 大橋トリオ アルバム『White』収録曲 |
3 | やわらかい気配 | 土岐麻子 | 秦基博 | 鈴木正人 | 土岐麻子&秦基博 | 土岐麻子 ベストアルバム『BEST! 2004-2011』収録曲 |
4 | アルタイル | 秦基博 | 菅野よう子 | 菅野よう子 | 秦基博 meets 坂道のアポロン | 企画シングル 最高17位 売上0.9万枚 |
※冨田ラボのみ200位以内データ
リリースデータ
2013年1月30日 2018年1月3日 |
初登場3位 | 売上4.2万枚 | Produced by 秦基博 | Ariola Japan Augusta Records(ユニバーサル) |
秦基博4thアルバム。オリジナルアルバムは10年6月以来。今作では初の自身によるサウンドプロデュースも行っている。またEP「エンドロールEP」やアニメとのコラボによる企画シングル「アルタイル」など、正規シングルとは別の作品もリリース。初回盤Aはアルバムの制作ドキュメントを収録したDVD付。初回盤Bはコラボ作品4作を収録したボーナスCD付。3種2パターン複数商法。「アルタイル」はシングルのカウントから外されていて初回盤Bのみの収録となっているほか、後のベスト盤にも収録されなかったためアルバム収録はこの時のみとなっている。
2016年末に事務所オフィスオーガスタがユニバーサルとの提携(全株式をユニバーサルに譲る形)を発表。オーガスタは山崎まさよしはユニバーサルに所属していたがそれ以外は基本的にソニーレーベルにオーガスタのプライベートレーベルを作る形でレコード会社に所属していたが、これに伴いソニーでのオーガスタレーベルは閉鎖、2017年から基本的に全員がユニバーサルに新たに作られたAugusta Recordsへ移籍。そして2018年には旧作通常盤が一斉にAugusta Recordsから再発され現行盤へと移行した。
久保田光太郎が大半を手がけていた前作から一転して、1st、2ndのように様々なアレンジャーが参加するごちゃ混ぜスタイルに戻っている。今回バンドサウンドという点は共通しているが、アレンジャーを固定して統一感を出すよりも色々なカラーを打ち出していくこのスタイルの方が向いているのかなと改めて感じた。さらに今回は自らサウンドプロデュースも担当しているが、「Hello to you」は完全に弾き語り、シングルにもなった「Dear Mr.Tomorrow」は全演奏を手がけたとされていたが、弾き語りに簡易な打ち込みを加えただけのデモのようなアレンジ。自身のサウンドプロデュースというのは要するに余計な装飾をしないシンプルな方向性なのかと思ったが、ラストを飾る「綴る」ではバンドサウンドで盛大に盛り上がる。これだけのアレンジが出来るならデモみたいなバージョンでも引き込まれるだけの良さがある「Dear Mr.Tomorrow」をちゃんとしたバンドアレンジで聴いてみたい。「エンドロール」はEPとして発売し、間には地味の極みであるアニメコラボシングル「アルタイル」、前述のデモのような「Dear Mr.Tomorrow」と今作に至る前の間にあえてハズした感じのシングルが続いていたので少し不安だったんだけど、アルバム曲は適度にアレンジされたポップな曲たちが並んでいたので良かった。
初回盤BのボーナスCDでは秦基博の企画シングルとして発売された「アルタイル」以外の3曲は、コラボ相手の名義で発売されていた曲。ただ冨田ラボと大橋トリオはクリエイターであり、ボーカルは担当していないので、秦基博が全編ボーカル。実質的に提供曲を歌っているような感じである。「アルタイル」も菅野よう子が提供しただけで秦の単独ボーカルなので、ボーカル同士のコラボが聞けるのは「やわらかい気配」のみ。この曲は直前のシングル「初恋/グッバイ・アイザック」C/Wで秦基博の単独セルフカバーバージョンも発表されているが、コラボバージョンの方が良い。いちいちこれらの曲のためだけにそれぞれ集めるのは面倒だったので一気に回収できるのはありがたい。ただ前作では未発表音源も含めて11曲色々な音源を集めていたので、少し物足りない。
初回盤DVD付A 初回盤ボーナスCD付B 通常盤 2018年再発盤
印象度★★★★☆