3周年記念MEMORIAL LIVE〜3回目のひな誕祭〜-DAY1&DAY2-(完全生産限定盤)

DISC 1 DAY 1

DISC 2 DAY 2

完全生産限定盤のみ
DISC 3 Behind the scenes of 3回目のひな誕祭 in Tokyo Dome

リリースデータ

2022年7月20日 音楽Blu-ray初登場1位(総合1位)
音楽DVD初登場1位(総合2位)
売上3.8万枚
売上0.9万枚
Total Produce:秋元康 ソニー

メンバー

1期生 潮紗理菜、影山優佳、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依
2期生 金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂
3期生 上村ひなの、橋未来虹、森本茉莉、山口陽世

日向坂46、1stライブ映像作品。Blu-ray、DVDでの発売。2022年3月30,31日に行われた東京ドームでのライブの模様をフル収録。2019年12月のライブ『ひなくり2019』にて1年後の2020年12月6、7日に東京ドームライブを行う事を発表していた。しかし新コロ騒動により1年延期して2021年12月に開催するとしていたが、これも会場を幕張メッセに変更した通常の『ひなくり2021』としての開催になり、ドーム公演は再延期。小坂が21年6月より休業中だったため復帰後に全員で立ちたいという意向もあったようだが、渡邉美穂の卒業が内定(ライブ時未発表)していた事情もあり、3度目の開催発表、今度こそ開催された。開催時期が変わったためクリスマスライブ『ひなくり』ではなくデビュー記念日に合わせた『ひな誕祭』の3回目として行われた。このライブに合わせて小坂の復帰も発表された。直前に濱岸ひよりが体調不良からの陽性判定で出演不可となり、濱岸ひよりのみ両日不参加となった。公演直後の4月3日に渡邉美穂が卒業を発表した。

完全生産限定盤DAY1,2のセット+メイキング映像「Behind the scenes of 3回目のひな誕祭 in Tokyo Dome」を収録したBlu-ray3枚組、DVDは各ライブ2枚分割収録なので全5枚組仕様、ライブ写真ポストカード全46種6枚ずつの8セットのうちランダム1セット封入。
DAY1、DAY2単独でも発売。単独盤にはメイキング映像は収録されない。

日向坂46にとっては特典映像以外での単独映像作品は初。46系列のライブの映像化にはライブから1年以上先になる事も珍しくないが、今作はわずか4ヶ月未満での発売となり、欅坂46のドーム公演の映像化(9月公演、翌年1月映像化)と並ぶスピードとなった。また乃木坂46、欅坂46共に初の東京ドーム公演は2daysだったものの2日間内容がほぼ同じだったため映像化の際はいいところ取りの編集で1本にまとめていたが、今作は2日間のセットリストが大幅に異なるため2日分そのまま映像化された。

濱岸ひよりが不参加、復帰したとはいえ小坂菜緒の参加はほぼ最初と最後だけ(1日目は中盤辺りでも参加曲がある)、慢性的な体調不良を抱えている事を明かしている宮田愛萌も小坂より1曲多い程度…と完全な形でメンバーが揃わなかったものの延期に延期を重ねてようやくたどり着いた東京ドーム。渡邉美穂の卒業が決まっていて、多少不完全だろうと今しか無かったという事情もあったと思われるが、厳しい状況の中でよく作り上げたなと思う。先輩2組と違って2日間でセットリストをガラッと変更してしまうのもそうだが、新3期生の出番がほとんどない一方で1期生は参加曲が多くてほぼ出ずっぱりという体力的にも相当しんどかった内容だと思うんだけどそれをほとんど感じさせない。

参加状況は年功序列の要素が大きいのだろうか。新3期生は1日目の1曲目の「ひらがなけやき」やラストの「JOYFUL LOVE」以外は加入後の参加曲にしか参加していないのでとにかく出番がない。単に参加前の曲はまだ覚えてないとか、卒業生がほとんど出ていないので当時の編成のままにしているとかでも説明できるが、どうもそうでもなさそうで…。というのも影山優佳は『走り出す瞬間』を最後に『ひなたざか』での復帰まで長期休業していたのでひらがな末期の「ハッピーオーラ」「君に話しておきたいこと」「抱きしめてやる」、「キュン」〜「ソンナコトナイヨ」までいなかったんだけど影山は全面参加していて休業時の曲でも普通にいる影山の復帰は新3期生の参加と同じなので、影山が参加できるなら新3期生も参加できておかしくないのだが休業前の活動経験でダンスの基礎ができていた影山は振り覚えが早いというのもあるのか。上村ひなのは加入当初はやはり加入前の曲への参加はほぼ無かったが現在までに参加曲を増やしてきてこのライブではほぼ2期生と同じ扱い(加入前の全員曲には追加で入っている)になっていて時間をかけて参加曲を増やしてきたので新3期生もいずれは「キュン」〜「ソンナコトナイヨ」にも参加するようにはなると思うんだけど、やはり最低でも日向坂46以降のシングル表題曲くらいまでは全員参加するようになってほしいところ。

Behind the scenes of 3回目のひな誕祭 in Tokyo Dome
リハーサルの様子から収録されているため、このメイキング映像序盤部分のみ濱岸ひよりの存在も確認できる。しかしリハどころか本番直前まで終始マスク姿のためメンバーの表情は確認できない。メイキング40数分のうち半分以上メンバーの表情が分からないというのはさすがにげんなりするものがある。2日目に卒業生も見に来たという事でテロップで長濱ねる、柿崎芽実、井口眞緒の名前も出してそれらしき女性達の姿も映し出されるのだがこれもマスクで顔が分からない。柿崎芽実は引退しているのでかなり貴重な現在の姿だったのに目元しか見えないとは何とも…。

この時点で発表数日前だが渡邉美穂の卒業は既にメンバーも周知であるため、22人で最後にドーム公演をやる事へのこだわり、濱岸が出演不可になった時の崩れ落ちての大号泣、終演後のコメントなど全て卒業前提となっていて、門外不出の情報だが伏せずにメイキング撮影は行っていたらしく、世間には発表前でも当時の偽らざる本音が記録されているのは貴重だ。

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印象度★★★★☆

2022.8.27更新

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