4周年記念MEMORIAL LIVE〜4回目のひな誕祭〜in 横浜スタジアム-DAY1&DAY2-【完全生産限定盤】
DISC 1 DAY 1
DISC 2 DAY 2
完全生産限定盤のみ
DISC 3 Behind the scenes of 4回目のひな誕祭 in Yokohama
Stadium
リリースデータ
2023年9月13日 | 音楽Blu-ray初登場1位(総合1位) 音楽DVD初登場2位(総合2位) |
売上1.8万枚 売上0.35万枚 |
Total Produce:秋元康 | ソニー |
メンバー
1期生 | 潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲、高瀬愛奈、高本彩花、東村芽依 |
2期生 | 金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより、松田好花 |
3期生 | 上村ひなの、橋未来虹、森本茉莉、山口陽世 |
4期生 | 石塚瑶季、岸帆夏、小西夏菜実、清水理央、正源司陽子、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、渡辺莉奈 |
欠席 | 影山優佳、山下葉留花 |
日向坂46、2ndライブ映像作品。Blu-ray、DVDでの発売。2023年4月1,2日に横浜スタジアムで行われたライブの模様をフル収録。2月17日に次のシングル(『One Choice』)で卒業を発表していた影山優佳は聴覚過敏によりライブ出演が困難となったのが理由だったが、同様の理由で3月28日に直前で欠席を発表した。山下葉留花は駅構内で人にぶつかった際に膝を負傷して全治1ヶ月の診断が出たために参加を断念し3月29日に欠席を発表した。これにより開催直前になって2人の不参加が相次いで判明したものの、2人とも会場入りはしており、山下は序盤のMCで挨拶に登場、影山は最終参加シングルとなる「One Choice」のライブ初披露の際に参加し、両名とも最終曲「JOYFUL LOVE」には参加した。
完全生産限定盤はDAY1,2のセット+メイキング映像「Behind
the scenes of 4回目のひな誕祭 in Yokohama Stadium」を収録したBlu-ray3枚組、DVDは各ライブ2枚分割収録なので全5枚組仕様、ライブ写真ポストカード全46種6枚ずつの8セットのうちランダム1セット封入。
DAY1、DAY2単独でも発売。単独盤にはメイキング映像は収録されない。前作を踏襲した形態となったが売上は前作から一挙半減する事態となった。
広い野球場なので前作やこれまで映像で公開されてきたライブとは一味違う雰囲気。乃木坂46が真夏のツアーで最終地としている神宮とは別の横浜スタジアムで花道も十字ではなく、X型にしたり、空の旅のコンセプトを入れたりする辺りには演出の違いも見られる。また日向坂46としてデビューしてから"以前"の世界で活動できたのは最初の1年のみで、『ひな誕祭』としては1回目の2020年でいきなり無観客、2回目2021年は観客数制限スッカスカ(それでもおひさまが戻ってきてくれて嬉しい)、3回目2022年は前回のドームでとりあえず客数制限は解除も声出し禁止(満員で嬉しい)、そして今回声出しもOK(ただしKPH(Kao Pantsu Humanは必須)となったので、無観客から回を追うごとに制限が解除されていってついに声援が戻ったというところに感慨がある…といった流れになっている。4期生どころか新3期生(橋未来虹、森本茉莉、山口陽世)も観客の声援を聞くのは初めてとかもうさ…。マイナスなところから始まったため1つでも以前を取り戻せるだけで喜びとしているものの、裏を返せば4回目でもまだ全てを取り戻せなかったというこの状況は、まだ満足にアイドル活動をやりきっていない感覚を強くしていて体調不良でのやむを得ない卒業以外でのやりきっての卒業がほとんど出てこない理由としても大きいのではないか…。
1年前との違いは4期生加入により、さすがに参加曲がほとんど無かった新3期生(橋未来虹、森本茉莉、山口陽世)は押し上がって加入以前の全体曲に合流、そして復帰直後で参加曲を大幅に絞っていた小坂が完全復帰に至った、前年参加できなかった濱岸含めて今回は陽性理由の欠席はなし、直前欠席発表の2人も部分的には参加して最終曲は全員参加で締められたところなどは良かったところだと思う。5回目はさすがに全てを取り戻せると思われるが、そこを区切りに考えている1,2期生は多いだろうし、5回目は1つの節目になりそうだ。ただピークでくすぶっている間にグループの勢いがピークアウト傾向になってきている感は否めず、4期生の取り扱い(4期生を売り出そうとするほど1期生のロートル感が必要以上に増してしまう悪循環)を巡っての本体合流先延ばしからの停滞感は強まってきた。5期生募集を早期に見据えてまずは4期生を5人前後まで抑えておけば合流も容易かっただろうに…。
あとこのライブ時点では丹生センターの「One Choice」発売前で初披露という時期だったんだけど、1曲目の「HEY!OHISAMA!」での丹生が観客を煽ったのに続いたのがひなの、2日間通して唯一のソロ歌唱曲がひなのソロの「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」で入れ替え枠ではなく2日間固定、最後の代表挨拶でもその1人にひなの(これは各期から1人となると3期生では順当にひなのになるんだろうけど)、発売は加入後だったがCMタイアップで楽曲が発表されたのはその半年前で加入発表前のため不参加だった「JOYFUL LOVE」でセンターの小坂と並んでWセンターのような扱いになっている…などこのライブでのひなのの扱いが次のシングルセンター抜擢にも繋がっているのかなとは何となく思った。
印象度★★★★☆
2023.10.15更新