Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Precious Junk | 平井堅 | 平井堅 | ジョー・リノイエ | 1stシングル 最高50位 売上4.4万枚 |
2 | 片方ずつのイヤフォン | 平井堅 | 平井堅/山下俊 | 松浦晃久/羽田一郎 | 2ndシングル 100位圏外 |
3 | 横顔 | 平井堅 | 平井堅 | 松浦晃久 | 3rdシングル 100位圏外 |
4 | ドシャブリ | 平井堅 | 平井堅 | 松浦晃久 | 4thシングル 100位圏外 |
5 | Stay With Me | 平井堅 | ジョー・リノイエ | ジョー・リノイエ/鈴川真樹 | 5thシングル 100位圏外 |
6 | HEAT UP | 平井堅 | 平井堅 | 羽田一郎 | 6thシングル 100位圏外 |
7 | Love Love Love | 平井堅 | 平井堅 | 中西康晴/鈴木大 | 7thシングル 100位圏外 |
8 | 楽園 | 阿閉真琴 | 中野雅仁 | 中野雅仁 | 8thシングル 最高7位 売上53.8万枚 |
9 | why | 平井堅 | 松原憲 | Maestro-T | 9thシングル 最高8位 売上21.1万枚 |
10 | LOVE OR LUST | 平井堅 | 平井堅/松原憲 | 中野雅仁 | 10thシングル 最高6位 売上26.4万枚 |
11 | even if | 平井堅 | 平井堅 | 松原憲 | 11thシングル(期間限定発売) 最高3位 売上33.4万枚 |
Chorus Arrange=久保田利伸(6)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Miracles | 平井堅 | 平井堅 | Maestro-T | 12thシングル 最高4位 売上24.0万枚 |
2 | KISS OF LIFE | 平井堅 | 平井堅/中野雅仁 | 中野雅仁 | 13thシングル 最高2位 売上55.5万枚 |
3 | Missin' you〜It will break my heart〜 | 平井堅 | Babyface | 14thシングル 最高4位 売上11.5万枚 | |
4 | Strawberry Sex | 多田琢/平井堅 | 平井堅/中野雅仁 | 中野雅仁 | 15thシングル 最高13位 売上4.9万枚 |
5 | 大きな古時計 | Henly Clay Work 保富康午 |
Henly Clay Work | 亀田誠治 | 16thシングル 最高1位 売上77.2万枚 |
6 | Ring | 平井堅 | 平井堅 | 冨田恵一 | 17thシングル 最高1位 売上32.2万枚 |
7 | LIFE is...〜another story〜 | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | 18thシングル(カット) 最高3位 売上19.1万枚 |
8 | style | 平井堅 | 南康弘 | OCTOPUSSY | 19thシングル 最高12位 売上4.4万枚 |
9 | 瞳をとじて | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | 20thシングル 最高1位 売上89.3万枚 |
10 | キミはともだち | 平井堅 | 平井堅 | 松浦晃久 | 21stシングル 最高5位 売上16.1万枚 |
11 | 思いがかさなるその前に… | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | 22ndシングル 最高1位 売上27.2万枚 |
12 | POP STAR | 平井堅 | 平井堅 | 亀田誠治 | 23rdシングル 最高1位 売上24.4万枚 |
リリースデータ
2005年11月23日 2009年9月2日(Blu-spec CD) |
初登場1位 300位圏外 |
売上210.7万枚 | DefSTAR RECORDS |
平井堅1stベストアルバム。実質的なシングルコレクションでこの時点での最新作「POP STAR」までの全シングル23曲をリリース順に収録。「POP STAR」は10月26日に発売されたばかりで、当初は曲目に入っておらず全22曲と発表されていた。しかし収録を求める声に応える形で追加収録される事が発売直前に決定し、全23曲となった。これに伴い『'95-'04』となっていたアルバムタイトルが『'95-'05』に変更された(という体裁だったが実際は最初から収録するつもりで準備していたと思われる)。「HEAT UP」「LIFE is...〜another story〜」「POP STAR」がアルバム初収録となったが、「POP STAR」は次のオリジナルアルバムにも収録された。爆発的な大ヒットを記録し、自身初にして唯一の200万枚を突破、最高売上を記録した。初回盤は全MVを収録したDVD付。09年には高音質とされるBlu-spec CDのカタログの1つとして他アーティストのベスト盤と一緒に発売されている。
2010年の『裏 歌バカ』は15周年記念作品でもあり、リミックスを除くC/W曲をリリース順に網羅した今作と対になる作品となっている(当然5年後のリリースなので収録範囲は今作より5年分長い)。初回盤のパッケージは今作の初回盤と同じようなデザインとなる。
2017年の続編『歌バカ2』は今作の続編だが初回盤Aだけは今作の収録範囲である23曲も含めて収録している今作の上位互換仕様となる。初回盤BはMVを収録したBlu-rayが付属するが、これは今作の初回盤のそのままの続編となる。今作初回盤と『歌バカ2』初回盤Bを合わせることで音源とMVが網羅でき、『歌バカ2』初回盤Aか、『歌バカ』『歌バカ2』通常盤同士の組み合わせでシングル42作全てが揃う事になる。ただし『歌バカ2』の初回盤Aにだけは本人のセルフライナーが付属しないので、セルフライナー付で網羅したい場合は今作と『歌バカ2』の初回盤Bか通常盤を組み合わせる必要がある。
「楽園」でブレイクしたため平井堅にはR&Bのイメージが根強く、今作で売れなかった初期を聞いてこんなさわやかなポップスをやっていたのかと驚いた。ライターによる解説や1曲ごとの本人解説も掲載されているが、この解説では売れなかった事など普通あまり言わないような事も普通に語っているのでなかなか面白い。
初期の楽曲はさわやかでいいんだけど、もう1つ何か足りない感じの曲が続く印象もある。「Love Love Love」は過渡期的な楽曲となったがこの曲の持つ力は初期7作に限らずかなり強いと思う。「楽園」以降はR&B路線へ一気に切り替わる。ここからは全部知っているリスナーも一部だけ聞き覚えのあるリスナーも馴染みやすいヒット曲集としても楽しめる。個人的には終盤で再びポップス路線へ回帰してから聞くようになったので、これまでよりこれからに期待できる1作にもなった。それだけに今作をきっかけにしてシングル主体の活動へ移行してしまい、オリジナルアルバムが数年以上開くのが当たり前になってしまったのは残念だったなと思う。
印象度★★★★☆
当時の感想を2017.8.7修正