名曲アルバム
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲 |
1 | Don't Go Away | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 山川恵津子 | 1stアルバム『bingo!』収録曲 |
2 | You're My Life | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 平野T.J.ヨーイチ | 1stアルバム『bingo!』収録曲 |
3 | 幸せのはじまり | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 鷺巣詩郎 | 2ndアルバム『GOOD LUCK!』収録曲 |
4 | How To Love | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 小西貴雄・広瀬香美 | 3rdアルバム『SUCCESS STORY』収録曲 |
5 | Dear | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 服部隆之 | 3rdアルバム『SUCCESS STORY』収録曲 8thシングル『Dear...again』の原曲 |
6 | Tomorrow | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 3rdアルバム『SUCCESS STORY』収録曲 |
7 | Harvest | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 4thアルバム『Harvest』収録曲 |
8 | HOME | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 5thアルバム『Love Together』収録曲 |
9 | ふつうのラブソング | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | 6thアルバム『welcome-muzik』収録曲 |
10 | 僕がそばに… | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | 7thアルバム『ryapsody』収録曲 |
11 | LOVE-MEETING | 広瀬香美 | 広瀬香美 | h-wonder | 新曲 |
ストリングスアレンジ:萩田光男(2)
コーラスアレンジ:広瀬香美(3,5)、ゴスペルコーラスアレンジ:平野T.J.ヨーイチ(5)
リリースデータ
2010年12月15日 | 初登場221位 | 売上0.07万枚(300位集計) | Producer:広瀬香美、田村充義 | ビクター |
広瀬香美セルフカバーアルバム。90年代のアルバム曲からファンのリクエストにも答えて選曲されている。「にも」となっていることからファン投票で選んだわけではなくあくまで本人選曲と思われる。なお90年代とされているものの対象は98年まで(最初のベスト盤『Love Winters』の前まで)となっており、99年リリースの8thアルバム『Music.D』からは選曲されていない。「当時の最高音質のオケをリミックス、コーラスを含めたヴォーカルは全て新録」とされている。要するにボーカル&コーラスのみ新録音で、演奏は当時のまま(ただしミックスはし直した)ということになる。ラストにこのシーズンのアルペンCMタイアップとなった新曲を収録。
04年に復帰した際に肉体改造を行ってボーカルが変化した。そのため今回、大雑把にはそんなに変わっていないが、当時のボーカルよりもドーンと存在感が増したような感じになっている。キー下げなしで今でもこれだけ出せるんだぞ!とアピールするかのごとく高音を駆使しまくっているが、実際このタイミングでこの企画というのはそれが目的なのではないかと思われる。その中でも特に高音が物凄い事になる「Tomorrow」を真っ向勝負で歌い切っているところは圧巻である。当時が20代で恐らく今作当時で40代になっていたと思われるが衰えは全く無い。ただその一方で確かにドーンとしているんだけど以前の方が表情豊かだったような気もして、「How To Love」辺りのウキウキ系の曲だとイマイチ明るさが足りない感じがしてしまい、今の歌声も凄い事は凄いがどこか一本調子になってしまったような気もした。また選曲に関しては元々が90年代は完全なシングルアーティストでアルバム曲は比較的地味な曲が多かったとはいえ、01年のバラードベストと3曲被るなど地味な選曲である(90年代のアルバム曲からベスト盤に選曲されるのはバラードベストに続いてこれが2回目)。また曲数の少なさもあって少々物足りなさは残る。ラストの新曲「LOVE-MEETING」が久々にヒット曲の風格溢れる明るい曲だけにもう少し明るい曲をチョイスした方が良かったのではないかと思う。90年代のアルバムを聞いた後に違いを楽しむために聞くのはあり、というかそれが前提。90年代のアルバムを1作も聞かずに今作を聞くのはあまりお勧めしない。
印象度★★★☆☆