rhapsody
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | love link life | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
2 | Digital Rhapsody | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
3 | promise[conversion] | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | 11thシングル 最高4位 売上54.2万枚 |
4 | 地図を広げよう | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
5 | ピアニシモ[Mix on Basis] | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | 12thシングル(今作同発) 最高22位 売上6.6万枚 |
6 | 僕がそばに… | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
7 | くちづけ | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
8 | So Far So Good | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
9 | 迷えるBOY ミラクルGIRL | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
10 | 夏だモン[ヤッパ…冬だモンVer.] | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | 10thシングル 最高34位 売上2.7万枚 夏仕様だった歌詞を冬仕様に変更 |
11 | YOYO | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
12 | 恋なんかしたくない(ウソ) | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 | |
13 | LOVE LINK LIFE | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 本間昭光・広瀬香美 |
リリースデータ
1998年1月15日 | 初登場2位 | 売上37.8万枚 | Producer:広瀬香美、田村充義 Co-Producer:本間昭光 |
ビクター |
広瀬香美7thアルバム。カバーアルバムを経たが、オリジナルとしても前作から11ヶ月での発売となった。夏リリースで当時としては大コケした「夏だモン」は随所の歌詞を冬仕様に変更したリメイクで収録。このシーズンのアルペンCMソングには「promise」(年内)、「ピアニシモ」(年明け)が起用されたが、「ピアニシモ」はバージョンを変えているものの今作と同時発売となったため売上は伸びなかった。「promise」がロングヒットを記録して自身2番目のヒット作となった事もあり、オリジナルアルバムとしては3rdに続く2番目の売上を記録(ベスト含めて3番目)。また自身が全面的にアレンジに参加していたのは今作が最後となった。
前オリジナル「welcome-muzik」に続き、本間昭光を招いてのアルバムだが作風はガラリと変貌。今回は初めて海外録音のクレジットが無いどころか、これまで多用していた管弦系の楽器すら一切入れておらず、ほとんどがキーボード中心の打ち込みで構成されている(ドラム導入は2曲だがバンド全開ではない)。「promise」はここに来ての2番ヒットを記録したが、今までの明るさが無く、どちらかというと切なさと力強さが混在したような今までになく大人な広瀬香美を打ち出した楽曲だった。今作も全体的にスタイリッシュな雰囲気で、最大の特徴だった元気さはあまりなく、グッと大人になった広瀬香美が展開している。かといってバラード連発ではなく、アッパーな曲も少ないものの、ミディアム中心にさらっと聞ける曲が並んでいる。まあもう少しアルバム曲で勢いのある曲があった方がいいとは思うけど、ある程度のヒット性を保ったまま大人なサウンドを見せられたというのは非常に見事だったと思う。ヒット性という意味では結果的には今作が最後だった。せっかく今作での大人な広瀬香美が成功したのだからもう少しこの路線を突き進めてみても良かったと思う。次回作以降の迷走が惜しい。
印象度★★★★☆