広末涼子ファーストライブ〜RH DEBUT TOUR 1999〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | WALK OUT! | 藤井丈司 | 藤井丈司 | 「MajiでKoiする5秒前」に繋がるインスト | |
2 | MajiでKoiする5秒前 | 竹内まりや | 竹内まりや | 藤井丈司 | 1stシングル |
3 | ヨリミチ | 高浪敬太郎 | 高浪敬太郎 | 高浪敬太郎 | 1stアルバム『ARIGATO!』収録曲 |
4 | 風のプリズム | 原由子 | 原由子 | 藤井丈司 | 3rdシングル |
5 | 青い空に浮かぶ月のように | 平岩英子 | 平岩英子 | 島田昌典 | ミニアルバム+ビデオ『Winter Gift'98』収録曲 |
6 | プライベイト | シーナ・リンゴ | シーナ・リンゴ | 斎藤勇太 | 5thシングルC/W |
7 | ジーンズ | 相田毅 | 朝本浩文 | 朝本浩文 | 5thシングル |
8 | 大スキ! | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 藤井丈司 | 2ndシングル |
9 | 明日へ | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 有賀啓雄 | 6thシングル |
10 | あのつくことば。 | 広末涼子 | かの香織 | 藤井丈司 | 6thシングルC/W |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | WALK OUT! | 藤井丈司 | 藤井丈司 | 「MajiでKoiする5秒前」に繋がるインスト | |
2 | MajiでKoiする5秒前 | 竹内まりや | 竹内まりや | 藤井丈司 | 1stシングル |
3 | 風のプリズム | 原由子 | 原由子 | 藤井丈司 | 3rdシングル |
4 | プライベイト | シーナ・リンゴ | シーナ・リンゴ | 斎藤勇太 | 5thシングルC/W |
5 | suumer sunset | 広瀬香美 | 広瀬香美 | 藤井丈司 | 4thシングル |
6 | ジーンズ | 相田毅 | 朝本浩文 | 朝本浩文 | 5thシングル |
7 | なんてたって 今日はクリスマス! | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 藤井丈司 | 1stアルバム『ARIGATO!』収録曲 |
8 | 大スキ! | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 藤井丈司 | 2ndシングル |
9 | 明日へ | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 有賀啓雄 | 6thシングル |
10 | あのつくことば。 | 広末涼子 | かの香織 | 藤井丈司 | 6thシングルC/W |
ライブアレンジ:藤井丈司、島田昌典
リリースデータ
1999年5月26日 | 初登場7位 | 売上7.5万枚 | Produced by 藤井丈司 | ワーナー |
広末涼子ライブCD&ビデオ。1999年2月6,7日に日本武道館、11日に名古屋レインボーホール、14日に大阪城ホールで行われた初のライブツアーのうち、2月7日の日本武道館公演の模様を収録。CDとビデオでは一部の選曲と曲順が異なっているが、当日のセットリスト全14曲のうち「It's my idol」と「アリガト!」はどちらにも未収録となった。ビデオの方にはメイキング映像が随所に収録されている。完全限定生産でパッケージ裏側には個別のシリアルナンバーが入っている。『Winter Gift'98』と同様にライブCD+特典VHSという形で発売したためチャートではアルバム扱いされた。なおDEBUT TOURとしているが、歌手デビューは97年であり、結果的にこれが最初で最後のライブだった。またツアー終了3日後の2月14日に2ndアルバム『private』をリリース後は歌手活動自体が停滞。年末にはベスト盤、翌00年にシングル1作リリースするのみでフェードアウトした。ライブビデオの方は2013年に『RH Singles &…〜edition de luxe〜』初回盤DVDにてPV集と一緒にDVD化された。
ライブアレンジは総合プロデューサーの藤井丈司と、前年に「青い空に浮かぶ月のように」を編曲した島田昌典が手がけているが、ライブに演奏者として参加したのは島田昌典だけで藤井丈司は演奏メンバーには入っていない。楽曲提供陣もいちいち豪華だったが、ライブに置いてもテープ流すのではなく、フルのバンド編成で丁寧に聞かせる。このため各楽曲はCDよりも柔らかめの印象になっている。もう少し危ういかと思われたボーカルも別にうまいわけではないが、特に聞き苦しいところもなくわりかし安定。ただ「summer sunset」は後半になるにつれてかなりボロボロに…。広瀬香美提供で本人よりキーは低いとはいえ高音が続くのできついんだろうなぁ…。全体的には武道館でいきなり初ライブとは思えないほど堂々としている。何せ最後のMCでは感謝の言葉を伝えている間に涙ぐんだりもするんだけど、観客放置で延々と友人が今日誕生日だの、〜ちゃんありがとうだの友人や家族の実名を出して極めて私的なメッセージを送りまくり。最後に「ここにいるみなさ〜ん!!」というための引きなのかと思ったら、肝心の観客への感謝はさらっと流してしまう始末。この辺りあんまりファンの事を見ていないのかなぁという気はした。また初のツアーがいきなり日本武道館、名古屋レインボーホール、大阪城ホールの3ヵ所(しかも武道館2days)、結果的にライブを行ったのがこの3ヵ所だけという歌手はなかなか他にいないんじゃないかと思う。この辺りいかに当時の広末人気が過熱していたかが分かるし、そこに物怖じしないハートを持っていたからここまで一気に行けたんだろうなと思う。
しかし2ndアルバム発売後ではなく、何故発売直前にライブツアーを行ったのかが謎だ。結果ライブで披露されたのは2ndアルバム直前のシングル「明日へ」までなので、2ndアルバムに収録された新曲達はライブ未披露のままとなった。2ndアルバム発売後に3月にでもツアーやった方が曲の選択肢も増えてやりやすかったのでは?DEBUT TOURとか言っておいてこれ以降歌手活動自体に急速にやる気を失ってしまったというのも大人の事情だったのか、本人の意向だったのか。客入りがどうだったのかは分からないけど、いくらCDがポンポン売れていた時代とはいえ、会場規模が無謀すぎた気は確かにする。
2013年にはライブビデオの方が『RH Singles &…〜edition de luxe〜』初回盤特典という形ながらDVD化されている。CDと収録日が同じようなので被ってない数曲にしか価値が残っていない。たまに中古屋の片隅の定型外コーナーで投げ売りされて転がってたりするけどライブCDとして聞いてみたいという奇特な人がいたら拾ってやってください。
印象度★★★★☆