LIGHTHOUSE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | 灯台(Live Session) | 星野源 | 星野源 | 星野源 |
2 | 解答者(Live Session) | 星野源 | 星野源 | 星野源 |
3 | 仲間はずれ(Live Session) | 星野源 | 星野源 | 星野源 |
4 | Orange(feat. MC. waka) | 星野源, 若林正恭 |
星野源 | 星野源 |
5 | しかたなく踊る(Live Session) | 星野源 | 星野源 | 星野源 |
6 | Mad Hope-Short(feat. Louis Cole, Sam Gendel) | 星野源 | 星野源 | 星野源 |
Chorus Arrangement:長岡亮介
リリースデータ
2023年9月8日 | 配信限定(DL/ST) | 初登場2位 | 売上0.7万DL | ビクター |
星野源2ndEP。配信限定。2019年の『Same Thing』以来3年11ヶ月ぶりのEP。アルバムが長らく出ていないのでシングル以外の作品がリリースされるのも『Same Thing』以来となる。2023年8月22日よりNetflixで配信されていた星野源とオードリー若林正恭による全6回のトーク番組『LIGHTHOUSE〜悩める2人、6ヶ月の対話〜』のメインテーマ曲「Mad Hope」をショートサイズで、各回エンディング用に書き下ろされた5曲を収録。「Orange(feat. MC. waka)」にはMC. wakaとして若林正恭がラップで参加している。
Live Sessionとなっているが、観客を入れてのライブ音源ではなく、1発録りでのセッション録音という事と思われる。「灯台」は星野源1人でのギター弾き語り、「Orange」は1人オケ制作でそれ以外が基本バンド編成によるバンド演奏。ポップスター星野源というモードではとっくになくなっているのは近年のシングルでも明らかで今作もその延長となっていて、やりたい事をやりたいようにやっているヒット性皆無アーティスト志向路線。特に今作は2人のトーク番組用の楽曲になっている上にNetflix会員じゃないと見る事ができない番組であるため対象が狭い。その上、概要だけではどんな番組なのか全く分からないのでトークを通じて出てきた1曲1曲として内容が反映されていたとしても全く分からない。全体に内省的すぎる感じはするので、内面を掘り下げる感じなのかなとは思うが…。地味で音数少ない感じが続くのかなと思ったら「仲間はずれ」はいつになくロック調だったり、続けて若林ラップが登場したり、アレンジは淡々としているが「しかたなく踊る」のサビのメロディーは割とポップだったりと一定の地味トーンだけで進行するのではなくそれなりにメリハリはある。それでも番組視聴者か、ポップスターとして売れる前から深く星野源を理解して聞き続けているファンか、ブレイク以降のファンではあるが星野源がリリースする曲なら何でも大好きだといういずれにしてもファン向けの1作だなとは思った。
「Mad Hope」はショートサイズとなっているが、35秒しかなく良く分からないままにEPごと終わってしまう。フルサイズだとどのくらいなのか…それすらNetflix会員じゃないと把握できない。
印象度★★★☆☆
2023.10.14更新
※Amazon Musicで視聴。作詞作曲編曲は公式参照。