HOTEL WOMAN Original Soundtrack
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 寂しさは秋の色/WANDS | 上杉昇 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | デビュー前 後の1stシングル ギターソロが異なる |
2 | Good-bye to you/栗林誠一郎 | 高樹沙耶 | 栗林誠一郎 | 栗林誠一郎・明石昌夫 | 2ndシングル 最高93位 売上0.6万枚 |
3 | きれいだと言ってくれた/宇徳敬子 | 川島だりあ | 川島だりあ | 池田大介 | 初オリジナルソロ曲(ソロデビュー前) 後に1stアルバム『砂時計』収録 別バージョン |
4 | 離したくはない/T-BOLAN | 森友嵐士 | 森友嵐士 | 西田魔阿思惟 | 同時発売1stアルバム『T-BOLAN』収録曲 2ndシングル(カット)バージョンではなく歌詞はアルバムバージョンだが1stアルバムとはギターソロが異なる |
5 | STAY/大黒摩紀 | 大黒摩紀 | 大黒摩紀 | 明石昌夫 | デビュー前 後に1stアルバム『STOP MOTION』収録 別バージョン デビュー時に大黒摩季へ表記変更 |
6 | Hard to Say Good-bye/生沢佑一 | 小田佳奈子 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | TWINZER結成前 |
7 | ALONE/B'z | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、明石昌夫 | 9thシングル 最高1位 売上112.7万枚 |
リリースデータ
1991年11月21日(BVCR→BMCR) 1993年11月21日(再発) |
初登場25位 | 売上11.4万枚 | BMGビクター→BMGルームス BMGルームス |
関西テレビ・フジテレビ系で1991年秋クールに放送されたドラマ『ホテルウーマン』サウンドトラックアルバム。サウンドトラックとされているがドラマ劇中インスト曲は収録されず、主題歌となっていたB'z「ALONE」と挿入歌として使用されていた6曲が全てフルサイズで収録されている。「ALONE」は10月30日、「Good-bye to you」は11月6日にシングル発売されたばかりであった。「離したくはない」は同時発売のアルバム収録曲(シングルカットされる前なのでアルバムバージョンの歌詞)でそれ以外の4曲はそもそもにビーイングでのデビュー前であった。発売間もなくしてBMGルームスが設立されたため当初はBVCR品番で発売されていたが、BMCR品番へと変更された。また93年には品番を改めて再発されている。91年盤には各アーティストのプロフィールやディスコグラフィー、デビュー予定などの情報も記載されていたが、93年再発盤ではそれらが全て削除され、大黒摩紀の表記も大黒摩季へ修正された。
当時のビーイングは『ROYAL STRAIGHT SOUL』というオムニバスカバーアルバムを出していてデビュー前の新人がデビューに先駆けて参加している事もあったようだが、この『ホテルウーマン』と続く『ウーマンドリーム』というドラマでは主題歌のバーター(?)で挿入歌を大量起用して新人に機会を与えてデビューに向けてのサンプラーみたいな感じで新曲を用意して売り出していたようだ。WANDSの「寂しさは秋の色」は12月4日のデビューに先駆けて収録されているがギターソロがシングルと違うというここでしか聞けないレア音源。宇徳敬子も当時はMi-Keとしてバリバリ活動していた時期で、前述の『ROYAL STRAIGHT SOUL』シリーズでカバーでのソロ曲はやっていたようだけど、オリジナルのソロ曲は初めてでまだソロデビューの予定も無かった時期のようだ(93年8月がソロデビュー)。後になかなかデビューさせてもらえなかったと語っている大黒摩季も大黒摩紀という漢字の異なる名義でデビュー予定の新人として参加している。
『ウーマンドリーム』での池森秀一のソウルシンガーとしてデビュー予定という記載なんかもそうだけど、今作に記載されている今後の予定は実際と異なるものもあり、かなり予定が変更された形跡も伺える。
WANDS→2月発売予定のデビューアルバムのタイトルが『WANDS
1』とナンバリングがされている。
大黒摩紀→91年12月に「Stay」がデビューシングル、91年2月にデビューアルバム予定(92年の誤植と思われる)と書かれているが、実際のデビューは92年5月まで半年も遅れており、"紀"も"季"に変更された、デビュー曲も「STOP
MOTION」に変更された。1stアルバムも92年6月となり、「STAY」は1stアルバムに収録された。大黒摩季は後年デビューさせてもらえないので「STOP
MOTION」をSILKに提供して渡米していたが、「STOP
MOTION」を聞いたプロデューサーに呼び戻されてデビューが本当に決定した(が、本人は実際に店頭にCDが並ぶまで疑っていた)と語っているので、ここで一旦予定が流れていた事が伺える。
生沢佑一→既にキャリアはあったが91年2月にデビューアルバム予定と誤植されている。プロフィール欄には92年2月にニューアルバム発売予定と書かれているが、ソロ名義で作品がリリースされることは無く、TWINZERとして92年8月にデビューした。「Hard
to Say Good-bye」は生沢佑一やTWINZER名義の作品に収録されることは無く、作者である栗林誠一郎の次のアルバムにセルフカバーで収録された。
「寂しさは秋の色」のギターソロが異なる別バージョンを聞きたくて入手したんだけど、91年盤だったので色々異なる予定の記載などもあって思いのほか面白かった。また入手時は知らなかったが「離したくはない」も歌詞が1stアルバムバージョンだが1stアルバムとはギターソロが違うという今作限定のバージョン。WANDS、T-BOLANリスナーでもギターソロ違いというここでしか聞けない音源があるため貴重な1作といえる。
印象度★★★☆☆
2020.1.23更新