5年モノ Single Collection
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | FREEDOM | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 服部隆之 |
新曲 |
2 | THE EDGE OF CHAOS〜愛の一撃〜 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 井上鑑 |
新曲 |
3 | 虹 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | 18thシングル 最高1位 売上95.9万枚 new mix 『虹〜もうひとつの夏〜』 最高4位 売上11.6万枚 |
4 | ひまわり | 福山雅治 | 福山雅治 | 井上鑑 | 18thシングル3曲A面 2曲目 new mix |
5 | それがすべてさ | 福山雅治 | 福山雅治 | 井上鑑 | 18thシングル3曲A面 3曲目 new mix |
6 | 泣いたりしないで | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 服部隆之 |
19thシングル 最高1位 売上19.7万枚 new mix |
7 | RED×BLUE | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | 19thシングル両A面曲 new mix |
8 | 東京 | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 井上鑑 |
20thシングル 最高2位 売上17.2万枚 |
9 | milk tea | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 井上鑑 |
21stシングル 最高1位 売上35.9万枚 |
10 | 美しき花 | 福山雅治 | 福山雅治 | 井上鑑 | 21stシングル両A面曲 new mix |
11 | LOVE TRAIN | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治・ 井上鑑 |
21stシングルC/W |
12 | あの夏も 海も 空も | 福山雅治 | 福山雅治 | 井上鑑 | 21stシングルC/W new mix |
13 | BEAUTIFUL DAY | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | キシリッシュ「歌ガム」キャンペーン着うた配信 初CD化 new mix |
14 | わたしは風になる(LIVE VERSION) | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | 20thシングルC/W ライブバージョン |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Sandy | 福山雅治 | 福山雅治 | 福山雅治 | 新曲 |
リリースデータ
2006年12月6日 | 初登場1位 | 売上43.8万枚 | Produced by 福山雅治、グーフィ森 | ユニバーサル |
福山雅治9thアルバム。ライブ、カバー、バラードベスト、リミックスアルバムを経て5年半ぶりのオリジナルアルバム。前作以降の4シングルから10曲を収録。「BEAUTIFUL DAY」はCMキャンペーンで着うた配信されていた曲のCD化、C/Wの「わたしは風になる」はライブバージョンで収録。これにより新曲は冒頭2曲のみとなったが、「FREEDOM」は前年のツアーのテーマ曲としてライブで披露済み、「THE EDGE OF CHAOS〜愛の一撃〜」もCMタイアップで既にOAされていた。サブタイトルにはSingle Collectionとも表記され、ベスト盤のようなプロモーション展開となったが現在はオリジナルアルバムとしてカウントされている。本人はアルバム用に書きためていた曲がタイアップによりどんどん先に出て行ってしまったためにこうなったとインタビューで答えていた。
初回盤は赤いジャケットでBOXケース仕様、新曲「Sandy」を収録したボーナスディスクが付属、40Pスペシャルフォトブックレット、グーフィ森による全曲解説を掲載したライナーノーツ付属。
通常盤は白いジャケット。ステッカーと応募キャンペーンは初回盤、通常盤(初回プレス)の共通封入。
今作ではシングル曲の大半がnew mixとされているが、曲目や歌詞、クレジットにも今回は記載が無く、初回盤のライナーノーツにのみnew mix表記と変更内容への言及がされている。初回盤のライナーにしか表記が無いため、通常盤ではどの曲がnew mixなのか一切の情報が得られない。
前作『f』リリース後、企画作を経て03年のシングル『虹/ひまわり/それがすべてさ』で新曲リリースが再開されたが、これ以降自身で編曲を行うようになり、招かれるアレンジャーも井上鑑で固定され、以降の制作体制が確立した。これに伴い福山雅治のギター演奏はサポートとの共同も多いが、ほぼ全面的に行われるようになり、一部楽曲ではやはりサポートとの共同ながらベースやドラム、キーボード演奏でもクレジットされるようになった。
この範囲内のシングル曲は「わたしは風になる」がライブバージョンになったもののバージョン違いやリミックスを除くと全て収録。曲順もそのままだが、ミックス変更を施した事で新鮮さを出すと同時に何とかオリジナルアルバムとして体裁を保とうとしたような特殊な1作。編曲を自ら手掛けるようになったこともあって、作風もギターアンサンブルを生かしたアコースティック系とガツンと振り切ったロック系の二軸を基本とするようになった。シンプルなアレンジでの深みが特に磨かれた印象で、ミュージシャンとして進化して新たな王道を確立するまでが今作にまとめられている。ほぼシングルなので抜群に聞きやすいがやはりシングルコレクション+α程度なので以降ベスト盤が出てしまうとなかなか手が伸びない1作にはなってしまったか…。今作のNew Mixは今作限定であるなど価値は残ってはいるけど、わざわざ今作を引っ張り出す事は『THE BEST BANG!』以降はめっきり減ったかなぁ…。
印象度★★★★☆
2021.4.26修正