a boy
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Lay it down | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦 | 佐藤希久生 | |
2 | 太陽の女神 | 家入レオ | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | 5thシングル 最高7位 売上2.8万枚 |
3 | a boy | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦 | 三輪コウダイ | |
4 | Too many | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦 | 佐藤希久生 | |
5 | Message | 家入レオ | 西尾芳彦・家入レオ | 鈴木Daichi秀行・三輪コウダイ | 4thシングル 最高9位 売上2.8万枚 |
6 | Time after Time | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦 | 鈴木Daichi秀行 | |
7 | チョコレート(Album ver.) | 家入レオ | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | 6thシングル 最高9位 売上2.3万枚 |
8 | Free | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | |
9 | イジワルな神様 | 家入レオ | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | 3rdシングル『Bless You』C/W |
10 | Kiss Me | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | |
11 | カーニバル | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | |
12 | 奇跡の地球 | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦・家入レオ | 佐藤希久生 | |
13 | Papa & Mama | 家入レオ・西尾芳彦 | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | |
14 | 君に届け | 家入レオ | 西尾芳彦・家入レオ | 三輪コウダイ | 配信限定シングル、5thシングルC/W |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2014年2月19日 | 初登場4位 | 売上4.4万枚 | Produced by 西尾芳彦 | ビクター |
家入レオ2ndアルバム。前作以降のシングルA面3曲を収録。「チョコレート」のみアルバムバージョンになっている。これは元々デビュー前に制作された曲でシングルは16歳当時のボーカルテイクを採用していたが、今作では現在のボーカルテイクを採用しているという違いがある。C/Wからは配信限定シングルとして先に出ていた「君に届け」と何故か3rdシングルC/Wだった「イジワルな神様」が収録されている(「Bless You」自体は前作収録済み)。CMや月9ドラマタイアップなどで認知度を上げたかに思われたがシングル売上に変化はなく、アルバムでは前作からほぼ半減してしまった。前作では作詞は全て本人単独だったが今作では西尾との共同作詞が大幅に増加。また作曲は全て共作だったが今作では西尾の単独作曲がある。前作に続いて各アレンジャーがGuitar,Bass&Other Instrumentsのクレジットで全演奏を手がけており、家入のボーカルとアレンジャー以外は演奏に参加していない。また録音は各アレンジャー+もう1人、ミックスは各アレンジャー名義となっており、楽曲制作に関与したメンバーは極めて少数に絞られている。初回盤は「君に届け」「a boy」のPVとライブ映像を収録したDVD付。
躍進しているのかと思ったら完全に伸び悩んでしまったわけだけど、確かに今作はなんとも中途半端。前作のような10代の主張や強さを強調したようなイメージは早くもほとんど無くなった。実際大人になる事を決意したらしいんだけど、その流れから西尾芳彦の介入を前作よりも許した事で子供でも大人でも無い何とも微妙な立ち位置になってしまったのかもしれない。本人単独作詞の曲は前作から一転して明るく前向きなものばかりで、強い主張やイメージを変えていくような作品はほぼ例外なく共同作詞というのも地味に謎。本人の主張が強そうな曲では必ず西尾芳彦が手を入れているというのは一体どういう事なのか。前作も踏まえて考えると単独作詞と共同作詞のクレジットは逆なんじゃないかとすら思えてくる。また伸び悩み(=予算が増えない)を象徴するように、今回は全面的にアレンジャー1人のオケ制作&録音とミックスまでほぼ1人でやる…という予算削りまくりっぷりは健在。アレンジャーが1人増えたものの、前作ではかろうじて1曲あったバンド起用曲が無くなってしまった。アレンジャーが増えたせいか、作風はもう少し多彩になった気もするが…そんなに格段に良くなったような感じはしない。最近は生音にするとストリングスまで派手に入れまくる傾向があるので、そういうのに比べれば圧倒的にライトで聞きやすいのは確かだけど…これではライトすぎて何とも引っかかりが無いというか…。個人的には「太陽の女神」は今までで1番好きな曲だったし、前作よりもさらにライトで聞きやすく万人がそこそこいいねと思える作品だとは思う。しかし進化よりもそういった大人でも子供でも無い方向性の中途半端さや1人オケ制作の軽さなどから結局はそこそこいいね止まりの印象が前作より強い作品になってしまった。
印象度★★★☆☆