DUO

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Prime Numbers 松尾潔 家入レオ・久保田真悟 久保田真悟  
2 愛してないなら 杉山勝彦 KOUDAI IWATSUBO・
高慶“CO-K”卓史
KOUDAI IWATSUBO・
高慶“CO-K”卓史
 
3 Overflow 常田大希 常田大希 常田大希  
4 もし君を許せたら 杉山勝彦 久保田真悟・栗原暁 久保田真悟 14thシングル 最高16位 売上1.7万枚
5 Bicolor 家入レオ・木村友威 Masa Ash Masa Ash  
6 Whenever 木村友威 Masa Ash Masa Ash  
7 Neon Nights 永井聖一 永井聖一 永井聖一・山口元輝  
8 JIKU 小谷美紗子 小谷美紗子 小谷美紗子  
9 Spark 家入レオ 家入レオ 保本真吾 15thシングルC/W
10 Bouquet SoichiroK SoichiroK・Nozomu.S soulife  
11 この世界で 尾崎雄貴 尾崎雄貴 尾崎雄貴 15thシングル 最高20位 売上1.0万枚
12 サザンカ 家入レオ 家入レオ 小谷美紗子  

リリースデータ

2019年4月17日 初登場6位 売上2.3万枚 ビクター

家入レオ6thアルバム。前作から1年2ヵ月ぶり。前作以降の2シングル3曲を収録。前作以降最初にリリースされた新曲だった配信シングル「あおぞら」は14thシングルC/WでCD化はされていたが、今作には未収録となった。

初回盤AはライブDVD『“家入レオ FanClub Live 2018” at Shibuya WWW X 2018.10.04』付属。
初回盤Bは「Prime Number」MV&メイキング収録DVD付。

前作に続いて様々な作家とコラボ、本人の楽曲関与は減ってシンガーに徹した曲が多いが、シンガーソングライターというよりも自分にしか歌えない歌を求めて「レオ劇場」というテーマを今作に掲げたという事らしい。停滞した旧制作陣での1st〜3rdを経た4thはその反動で明るく突き抜け、前作で自然体に落ち着いてきた印象があったが、今作では一気に大人っぽくなった。同時に再び打ち込み楽曲が増えたが、1st〜3rdのようなあからさまな省エネ目的ではなく、正直省エネ目的もあるとは思うんだけど、単なる疑似バンドサウンド風打ち込みではなく、バンドサウンドではないようなアレンジが多いのでこれならまあ…。とはいえライブでやるのにバンド演奏にそのまま置き換えてそのままパワーが増しそうな曲も多いが…。

いずれにせよグッと大人びたので、全体に暗めの印象でシングル以外に印象的な曲もあまりなく、地味といえば地味、方針転換が急すぎてパッとしない印象が先に来てしまう。方針転換が急すぎるように感じるのは結局4thがそれ以前の反動として明るく突き抜けすぎてしまった事によるもので、家入レオのパブリックイメージは元からあまり明るくない、むしろ暗い、真面目というものだと思うので、今作は初期の進化形でもある。最初からもう少し自然体で進んでいたらもっと自然な変化で今作に到達していたはず

そんなわけで躍動感のある家入レオをもう少し聞いておきたかったというのがあって今作は物足りなさが残るものとなったが、それでもボーカルの魅力が非常に冴え渡っていて、この点において確かな進化を感じられる1作でもある。ボーカルはずっと進化し続けていて今もまだ進化していると思う。

あと配信とはいえ一応シングルで初めてアルバム未収録となってしまった「あおぞら」だが、曲調的に今作には入る余地が無いかな…。

DUO (初回限定盤A [CD+DVD])初回盤DVD付A  DUO (初回限定盤B[CD+DVD])初回盤DVD付B  DUO (通常盤[CD])通常盤 

印象度★★★☆☆

2019.7.13更新

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