Naked
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Winter | 家入レオ・Kanata Okajima | 久保田真悟(Jazzin'park)・家入レオ | 久保田真悟(Jazzin'park) | |
2 | 悩みたいだけ | 家入レオ | 久保田真悟(Jazzin'park)・家入レオ | 久保田真悟(Jazzin'park) | |
3 | レモンソーダ | 家入レオ | 須藤優・家入レオ | 須藤優 | 5th配信シングル |
4 | I don't like you | 家入レオ・Kanata Okajima | 久保田真悟(Jazzin'park)・ 栗原暁(Jazzin'park) |
久保田真悟(Jazzin'park) | |
5 | 奇跡が足りない | 家入レオ・Kanata Okajima | 久保田真悟(Jazzin'park)・ 家入レオ・Kanata Okajima |
久保田真悟(Jazzin'park) | |
6 | 嘘つき | 家入レオ・石崎光 | 石崎光 | 石崎光 | |
7 | Pain | 家入レオ | 新井弘毅 | 新井弘毅 | 6th配信シングル |
8 | Hikari | 家入レオ・Maika Loubte | Maika Loubte | Maika Loubte | |
9 | 愛は鎖じゃない | 家入レオ | 新井弘毅 | 新井弘毅 | |
10 | 君に未練はないけど、恋に未練がある | 家入レオ・栗原暁(Jazzin'park) | 久保田真悟(Jazzin'park)・家入レオ | 久保田真悟(Jazzin'park) | |
11 | かわいい人 | 下村亮介・家入レオ | 下村亮介 | 下村亮介 | 7th配信シングル |
12 | Boyfriend | 家入レオ | 家入レオ | 宗本康兵 |
リリースデータ
2023年2月15日 | 初登場7位 | 売上0.9万枚 | ビクター |
家入レオ7thアルバム。ベスト盤から1年ぶり、オリジナルアルバムとしては3年8ヶ月ぶり。前作以降にリリースされベスト盤に収録された「未完成」「Answer」「空と青」は収録されずオリジナルアルバム未収録となり、ベスト盤以降にリリースされていた配信3曲を全て収録。この間にシングルCDは発売されておらず、初めてシングルCDが収録されていないアルバムとなった。
初回盤Aは「“Billboard
Live 〜10th Anniversary〜”」を完全収録したライブDVD付。
初回盤Bは「レモンソーダ」「Pain」(Another
Version含めて2種)、「かわいい人」「嘘つき」「Winter」MVと「嘘つき」「Winter」のメイキングを収録したMV&メイキング集DVD付。
通常盤はCDのみ。
ビクターオンラインストア限定盤は10インチ紙ジャケット仕様、オリジナルカレンダーポスター(720mm×480mmサイズ)付属。
ベースドラムまで人員を割いた生バンド編成は3,7,9,11,12の5曲。このうち「かわいい人」でピアノとブラス隊も生編成になっている以外はシンプルなバンド編成のみとなっている。1,6では生のストリングスを招いているもののドラム打ち込みとなっているため、生バンド+生ストリングス編成の曲は無い。
共作が多いものの今作では半数の楽曲で作曲に参加し、作詞に関しては全曲参加。これまでも作詞作曲に関わる事はあったものの今回はかなり積極的に関与している。打ち込みを生かす曲は生かし、バンドでやるべきところはちゃんとバンドでやるという取捨選択を比較的ちゃんとしている印象で、生でやればいいのに…と思ってしまうような省エネ編成も全く無いわけではないが気になるほどではない。前作ではあまり曲作りには関与していなかったのもあって今作では割と踏み込んで自身の考えを示したような曲もあり、そういう意味でも『Naked』な家入レオの内面が垣間見え、一皮むけたのかなと思う。初期の強めな方向性っていうのは強めにブーストかけて戦略的にプロデューサーが仕掛けていた部分もあり、一時はパンケーキ食べに行くだけで驚かれる事に本人が驚いて『We』で明るい部分もあるところを見せようともしていたものの、そんなに明るい人というわけでもなかったというのが実際のところだろう。今作には鋭い曲やロックな曲もあれば、一応明るめの曲もあり、特定の一面だけをことさらに強調しない作りからは人間家入レオを最もさらけ出してきた内容とも言えるのかも。"恋愛がすべてじゃないでしょ なんなら新曲書いていたい"と堂々歌う「I don't like you」は痛快だが、一方で普通に恋愛を歌った曲もある。全てが全て本人というわけではなく、フィクションとノンフィクションを織り交ぜてはいるんだろうけど、今回は自身のイメージを意識して作りこみに行こうとはあまりしていない感じはする。
今のペースだと28歳でリリースされた今作が20代最後のアルバムになりそうだが、30代以降もまだ期待できそうだ。とか言っておいてあっさり結婚フェードアウトとかはないよな…。
印象度★★★★☆
2023.3.18更新