Maximum Huavo

No タイトル Written by
1 Mujo Parade〜無情のパレード〜 INABA/SALAS
2 U INABA/SALAS
3 KYONETSU〜狂熱の子〜 INABA/SALAS
4 Violent Jungle INABA/SALAS
5 Boku No Yume Wa INABA/SALAS
6 Demolition Girl INABA/SALAS
7 IRODORI INABA/SALAS
8 You Got Me So Wrong INABA/SALAS
9 Bloodline INABA/SALAS
10 Take On Your Love INABA/SALAS
11 CELICA INABA/SALAS
12 CELEBRATION〜歓喜の使者〜 INABA/SALAS

Additional Vocal Arrangement:Luis Montalbert-Smith(2,12)
Additional Arrangement:Armand Sabal-Lecco(5)

リリースデータ

2020年4月15日 初登場1位 売上7.6万枚 Produced by INABA/SALAS VERMILLION RECORDS

メンバー

Vocal INABA
Guitar SALAS

INABA/SALAS2ndアルバム。B'zボーカリスト稲葉浩志アメリカのギタリストStevie Salasによるユニットの3年ぶりの新作。今回もシングルなしで全曲新曲で構成されている。マスタリングエンジニアはJustin Shturtz。初回生産限定盤はTシャツ付スペシャルBOX仕様。初回限定盤は前作リリース後に行ったツアー「INABA/SALAS “CHUBBY GROOVE TOUR 2017”」Zepp Tokyo公演の全18曲を収録したライブBlu-ray、DVD付の2種。なおネット上のZepp Tokyoでの3公演のセットリストは共通して17曲となっていて「DO YOUR OWN THANG」が含まれていないが「正面衝突」の間奏で「DO YOUR OWN THANG」を披露したようで、今作ではその「DO YOUR OWN THANG」も含めて18曲と記載している模様。コロナによる緊急事態宣言突入に伴い発売延期も見られる中で予定通り発売され前作で逃した1位を獲得した。今作を引っ提げてのツアーも予定されていたがこちらは延期となった。

前作に続いてB'zとも稲葉ソロとも異なるダンサブルなロックナンバーを中心としてより磨きをかけたような印象の1作。作詞作曲の名義が前作は2人が共作したのでそのまま連名になっていて今作はユニット名になったがこれは前作の時点ではINABA/SALASという名前に決めたのが最後で(アルバムタイトルがユニット名になっていたかもしれないとサラスがコメント)、今回は最初からINABA/SALASだったからだというような説明をしている。演奏陣含めてほぼ海外の制作陣によるもので、サブタイトル以外は日本語タイトルでもローマ字表記されているが、英語詞の曲は無く、全曲日本語で歌われているので洋楽っぽさはあまりない。またリズム隊も全曲で起用されているので基本4人組バンドサウンド+シンセという編成で、ギタープレイやシンセの使い方がB'zと違うのでギタリストとボーカルの2人組でも全く違う印象になるのかなと。サラスのギターがというより(サラスのギタープレイはそもそも作品数をほとんど聞いていないので聞いて分かるほどではない)、これは稲葉ソロデモ感じた事だったが、B'z松本特有のプレイスタイルとかメロディーラインというのが凄くあるんだなと余計感じた。

ダンサブルなノリの良さは心地よくするっと聞ける反面、前作のようにこれといったリード曲も無く、先行シングルも無く、自由に作った曲が自由に並んでいるので1曲1曲のインパクトはあまり無い。今回もダンサブルでノリが良い、という全体的な好印象では残っても曲単位ではなかなか残ってこないところではあり、難しいところ。とはいえ近年のB'zもメロディー面で残ってくる事が減ってきてサウンド自体にもいつものB'z以上の印象が無くなってきているのでダンサブルな今作は稲葉さんが歌っている楽曲として見れば十分に新鮮ではあった。

B085TNQBMLTシャツ付限定盤  B085TNFJJQ初回盤Blu-ray付  B085TN7V4M初回盤DVD付  B085TNDG3B通常盤 

印象度★★★☆☆

2020.7.5更新

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