WARP
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Rainbow Devils Land | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | |
2 | WARP | Instrumental | |||
3 | Brand New Wave Upper Ground | YUKI | TAKUYA | TAKUYA | 18thシングル 最高4位 売上15.8万枚 |
4 | カメレオンルミィ | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | |
5 | PEACE | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | 22ndシングル(カット) 最高8位 売上7.3万枚 strings versionとしてシングルカット |
6 | LOLLIPOP | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | |
7 | あたしをみつけて | YUKI | 五十嵐公太 | TAKUYA | |
8 | motto | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | 20thシングル 最高8位 売上13.8万枚 |
9 | ラッキープール | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | 21stシングル 最高3位 売上18.3万枚 |
10 | Sugar cane train | YUKI | TAKUYA | TAKUYA | 19thシングルC/W |
11 | ガールフレンド | YUKI | TAKUYA | TAKUYA | 20thシングルC/W |
12 | ひとつだけ-ver.WARP- | Tack and Yukky | TAKUYA | TAKUYA | 19thシングル 最高9位 売上11.1万枚 |
リリースデータ
2001年2月7日 | 初登場1位 | 売上88.7万枚 | Produced by TAKUYA | Epic Records |
メンバー
Vocal,Backing Vocals | YUKI |
Guitar,Keyboards,Trumpet,Violin,Acoustic Piano,Toys,Vocal,Backing Vocals | TAKUYA |
Bass,Backing Vocals | 恩田快人 |
Drums,Backing Vocals | 五十嵐公太 |
JUDY AND MARY6thアルバム。2年8ヶ月ぶりのオリジナルアルバムにしてラストアルバム。00年に活動を再開して以降の4シングルを収録。ベストアルバム『FRESH』に「Brand New Wave Upper Ground」が先に収録されていたが今作にも収録された。01年1月9日に解散を発表。直後に先行シングルとして「ラッキープール」が発売され今作がリリースされた。今作発売日からラストツアーをスタートさせ、3月8日の東京ドームライブで解散。翌日に「PEACE」をリアレンジした「PEACE-strings version-」が発売され、ラストシングルとなった。1位は獲得したもののミリオンには届かなかった。また2ndアルバム以降プロデュースを手がけた佐久間正英が関わっておらずTAKUYAがアレンジとプロデュースを1人で担当している。
休止前にあれだけ解散はしない、次のアルバムのための準備期間などと言ってしまったので再開した以上はオリジナルアルバムはとにかく早いうちに作らないといけなかっただろうけど、そんな中でバンドはかつてのバランスを取り戻すことはできなかった。プロデュースどころかアレンジまでTAKUYA単独で手がけており、かろうじて「あたしをみつけて」を五十嵐公太が書き下ろしているのみ。作曲編曲だけでなく、YUKIの作詞にもかなり介入したようで共作Tack and Yukky名義が過去最多となった。
1曲目「Rainbow Devils Land」は打ち込み全開だし、最高のアルバムが出来たとメンバーは語ったが、TAKUYAの最高傑作なだけで、JUDY AND MARYとしてはもう解散やむなしのようなアルバム。とはいえ前作で終わっていたらまだやれたのに…と思ってしまっていたが今作ではJUDY AND MARYとしてやれる事はもうない、やる必要が無かったような曲までやっているのでJUDY AND MARYのラストアルバムとしてはこの上ない1作、解散するためのアルバムだとも思う。これまでのように実験的なんだけどポップでキャッチーというところから、実験要素が強く前面に出ていて聞きごたえはあるんだけど、これがいいかというと微妙で正直とっつきにくい部分が強めというのが個人的な印象。
印象度★★★★☆
06年執筆の感想を2017.4.4修正