WALK TOWARDS THE FUTURE JUN SKY WALKER(S) BEST
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | MY GENERATION | KAZYA,JUNTA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 2ndアルバム(メジャー1st)『全部このままで』収録曲 |
2 | すてきな夜空 | KAZYA,JUNTA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 1stシングル(アルバム同発)、3rdアルバム『ひとつ抱きしめて』収録曲 |
3 | 全部このままで | KAZYA,JUNTA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 2ndアルバム(メジャー1st)『全部このままで』収録曲 |
4 | 明日が来なくても | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 3rdアルバム『ひとつ抱きしめて』収録曲 |
5 | 風見鶏 | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 4thアルバム『歩いていこう』収録曲 |
6 | START | JUNTA,KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 4thシングル 最高4位 売上21.9万枚 |
7 | Let's Go ヒバリヒルズ | KAZYA,JUNTA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 5thアルバム『Let's Go Hibari-hills』収録曲 |
8 | SUICIDE DAY | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 1stアルバム(インディーズ)『J(S)W』収録曲 |
9 | 言葉につまる | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 1stアルバム(インディーズ)『J(S)W』収録曲 |
10 | JACK&BETTY | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 2ndアルバム(メジャー1st)『全部このままで』収録曲 |
11 | 声がなくなるまで | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 3rdアルバム『ひとつ抱きしめて』収録曲 |
12 | だけど一人じゃいられない | KAZYA,JUNTA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 2ndアルバム(メジャー1st)『全部このままで』収録曲 |
13 | いつもここにいるよ | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 2ndアルバム(メジャー1st)『全部このままで』収録曲 |
14 | 白いクリスマス | KAZYA | JUNTA | JUN SKY WALKER(S) | 3rdシングル 最高1位 売上29.6万枚 再発盤 最高14位 売上7.6万枚 |
リリースデータ
2003年5月21日 | 初登場22位 | 売上2.4万枚(300位集計) | Produced by Mitsunori Kadoike,Koichi Inaba | トイズファクトリー |
メンバー
Vocal | 宮田和弥 |
Guitar | 森純太 |
Bass | 寺岡呼人(8,9以外) 伊藤の後任で加入。今作の収録範囲外だが、93年脱退。再結成以降メンバー復帰。 |
Bass | 伊藤毅(8,9) メジャーデビュー前に脱退。今作の収録範囲外だが、寺岡脱退後93年〜97年解散までメンバー復帰。再結成以降は不参加。 |
Drums | 小林雅之 |
JUN SKY WALKER(S)3rdベスト盤。バラードベスト含めて4作目。このタイミングでバンドが復活したわけではなく、トリビュート盤『WALK TOWARDS THE FUTURE〜JUN SKY WALKER(S) TRIBUTE〜』と同時発売された企画ベスト盤となっている。この2作の収録曲と曲順は共通している。94年にエピックに移籍しているがエピック時代どころかそれ以前の活動前半に当たる91年までの選曲となっている。バンドはこの後07〜08年に再結成。2012年に本格的に復活を果たしている。
THE BLUE HEARTSとほぼ同時期にヒットしていた青春ロックバンドという認識はあったが、曲自体はほとんど知らなかった。後に語り継がれている感じもブルーハーツに比べるとかなり薄い(ブルーハーツをコピーする同級生は中高生時代に文化祭のたびによく見かけたものの、ジュンスカをコピーする同級生はいなかった)。この発売された03年当時は175Rやロードオブメジャーを筆頭に青春パンクがブームとなっていた。まさにこのバンドは彼らの偉大な先輩といえるようなバンドであり、バンドの初期衝動を凝縮したような熱いサウンドが展開している。03年というタイミングで再評価の機会を狙って今作をリリースしたのは適切だったように思う。ただジュンスカの活動を網羅したとは全く言えない選曲で、91年までしか無い。売れていたのもこの時期だけで解散前はかなり売上が悪化していたので、当時聞いていたファンからしても多くがこの時期しか求めてなくてこれでもいいのかもしれない。実際14曲通して50分ちょっとしか無いのだがとにかく勢いに溢れていてすさまじい。ブルーハーツのように後の世代の10代にももう少し語り継がれてもよかったような気もするが…。現状存在する作品の中で、2012年のベストは再録音なので、元の音源で最も音が良いのは今作である(そもそも解散時に出たベスト盤には後期の曲もあってもやはり初期寄りの選曲になっているようだし、再録音ベストでも初期の選曲が多いようだ)。今作なら2012年の再録ベストともけっこう被っていて聞き比べもできるのでジュンスカをちょっと聞いてみるにはいいベスト盤なのではないかと思う。ただやはり当時リアルタイムで10代だった世代じゃないと深い思い入れを抱くのは難しいと思われる。10代であれば世代を問わずに何かしら感じるものはあると思う。
印象度★★★★☆