1st 夢見る少女じゃいられない

1st 夢見る少女じゃいられない

B00005EDCL
95年11月8日
作詞作曲編曲:織田哲郎
キラキラ夢追いのヒット曲が蔓延していた当時のヒットシーンの中で周囲にこんなんじゃ売れないと散々言われたという衝撃のデビュー作。当初周囲の予言通りの初登場92位からの100位圏外で終わったかに思われたが、エイベックスもけっこうプロモーションを頑張って継続していたようで2ヵ月弱経過した年明け1月に50位に再浮上すると31位→26位→17位→12位→12位と浮上。この2週連続12位が最高位でトップ10入りまでは果たせなかったものの18週ランクインして37万枚のヒットを記録。

上昇型のヒットだったとはいえ実は大ロングセラーになったというほど上位に居座ったわけでもないが一応『CDTV』で毎週紹介されていたトップ50基準で言うと18週のうち15週がトップ50に居座っていたので3ヵ月くらいはトップ50にいた事になる。51~100位の期間がほとんどなく、急に上がって急に消えたのが若干不自然ではあるものの(エイベックス…お前まさか…)、数字以上のインパクトを残したのも確かで、相川七瀬といえばこの曲というくらいには浸透。ミリオンヒット「恋心」ではなく、筆頭で「夢見る少女じゃいられない」という扱いになっているくらい、衝撃のデビュー作だったという印象になっている。当時チャートを見始める前だったので実際の体感は無いが、確かにこの曲はあちこちでかかっていて知らないうちに知っていた1曲にはなっていた。なのでむしろ後で順位や枚数を見てミリオンどころか50万すら届いてなかったの?と驚いた。

タイトルからして挑戦的だが、ダークさを漂わせながらも歌詞の主張はさほど重くはなく、サウンドも同様。何よりドキャッチーな売れ線のメロディー、歌だけでなくひたすら曲を引っ張り続けるギターサウンドも印象的なメロディーを奏でる。イントロからサビまで鳴り続ける織田哲郎のギターサウンドのインパクトは初期の一連のヒット曲でほぼ毎回聞くことができるが、ソロはともかくビーイングでの提供では一切見せていなかった(デモ曲しか渡してないでアレンジお任せだったので)ギタリスト織田哲郎が全開で出ているのも聞きどころだと思う。初期の曲のインパクトが強いのはサビのメロディーの強さだけでなく、イントロや間奏で繰り返されるくギターリフのメロディーも強いからだと思う。曲によってはイントロの方が馴染み深いくらいの勢い。今作に関してもサビ頭の”もっと激しい夜に抱かれたい”よりもイントロのギター(ジャーッジャラージャッジャッジャラー♪)やキメのフレーズ”夢見る少女じゃいられない”の流れの方がインパクトが強い気がする。またわざとチープな音色にしながらもダサくならないギリギリのラインを狙ったような作り込んだチープなロックサウンドも絶妙だった。

『ID:2』初回盤ボーナストラックでのPOLYSICSによるリアレンジは…なかなか大胆(というか3曲ともかなり大胆)。09年のアルバム『REBORN』に収録された「yumemiru..」新曲とのマッシュアップ曲となっていて、今作のギターリフのサンプリングとそれまで全く違う曲を歌っていたのにサビの後半になると急に鏡の中今も~夢見る少女じゃいられない♪と「夢見る少女じゃいられない」になるというなかなか不可思議な仕上がりの1曲となっている。
★★★★☆
1stアルバム『Red
1stベスト『ID
2ndベスト『ID:2』(初回盤ボーナスCD、POLYSICSによるリアレンジ)
10thアルバム『REBORN』(マッシュアップ曲「yumemiru..」)
3rdベスト『ROCK or DIE

夢見る少女じゃいられない
相川七瀬
1995/01/01 ¥255

Yumemiru..
相川七瀬
2009/02/18 ¥255

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