7th さよならじゃない

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7th さよならじゃない

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99年4月9日
企画成功後、ミニアルバム『502』で企画成功までをまとめた後に新たにリリースした新作シングル…だったが、日テレとの関係は継続しており、曲自体も最終候補3作のうちまだ出ていなかったもう1曲という延長的なものだった。

既に熱狂は冷めつつあり、初動8万でも出せばZARD『MIND GAMES』を押さえて1位というくらいかなりの低レベル週だったが初動3万程度に落ち着き、団子状態で並んでいた数万枚の旧譜達に取り囲まれた初登場7位。3週トップ10にランクインしたものの、4週目以降は突如として急落して100位以内に7週ランクイン。一応累計は15万枚を突破しての2番ヒットとなった。

さよならじゃない

作詞作曲:Something ELse、編曲:森俊之
日テレ「’99 劇空間プロ野球」テーマソング。日テレつながりのねじ込みタイアップっぽく、サヨナラつながりで無理やり起用させたっぽいが、サヨナラが盛り上がる野球のタイアップでサヨナラを否定するようなこのタイトルは正直無かったんじゃないかと思う。「雷波少年」でも引き続き取り上げていて番組では長嶋監督の前でこの曲を歌う模様も放映していたが、反応があまりに平凡で社交辞令的ないい曲ですね対応というしょっぱい感じだったのが印象に残っている。監督も目の前で演奏されても困るって…。

最初聞いた時は、明らかに「ラストチャンス」には劣るし、『502』で聞いた過去のシングルと比べても微妙じゃないかと思い、購入どころかレンタルすらスルーしていた。が、しばらくして急にピンと来てレンタル落ちながら購入したので思いっきり1発屋に貢献してしまった。ちょっと申し訳ない。以後もシングルだけ買ってアルバムは買わずにレンタルで済ませてしまい本当に申し訳なかったと思っている。

候補3曲のうち2曲が最後に賭けたいという強い思いを歌っているのに対してこの曲はここで終わりじゃないという視点から同じ思いを歌っている。これはシーズン的に卒業ソングとしても有効だったが4月9日発売では遅かった。新生活スタートのタイミングではちょっとその時期は過ぎたという曲だったかも。サビで裏声を使うというのもあまりやってないし、意外と攻めた作りだったのかもしれない。ただメロディー的には3曲の中では1番ビミョーかなという気もする。
★★★☆☆
2ndアルバム『ギターマン
1stベスト『TICKET
2ndベスト『ゴールデン☆ベスト Something ELse

C/W どこまでも遠くへ

作詞作曲:今井千尋、編曲:白井良明、Something ELse
さらっと流れるようなアコギとシンプルなリズムによる穏やかな曲。春らしい爽やかさもあり、そのままどこかへ出かけたくなる。今作以降は作詞作曲の名義は以前と同じく個人名義に戻ったが、今作は合宿生活での未発表曲なのかその後で制作したのかストックなのかは不明。

しかし日テレでタイアップぶち込むならこの曲で『ぶらり途中下車の旅』とかの方が良かったんじゃないかとは思う。
★★★★☆
アルバム未収録

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