4th フレンズ/ガールズ ブラボー!

85年10月21日
当時のシングルジャケットでは2曲併記された両A面表記になっているが、「フレンズ」の知名度があまりに先行しすぎたせいか両A面だった事はほぼ忘れられている。『REBECCA SINGLES』『GOLDEN☆BEST REBECCA』発売時は完全に「フレンズ」単独A面扱いされており「ガールズ ブラボー!」は『REBECCA SINGLES』には収録されず『COUPLING SONGS COLLECTION』に収録された。またベスト盤のブックレットに掲載されているディスコグラフィーでも「フレンズ」は単独A面、「ガールズ ブラボー!」は思いっきりC/Wと表記されている。

自身最大のヒットシングル。最大ヒットといっても85年はレコード売上がかなり低迷していた時期なので枚数はさほど高くなく30万枚程度。年間チャートでは翌86年に累計より5万枚ほど少ない25万枚で30位に入っている。

バンド自体が90年代の到来と共に解散しているので、あくまで80年代のヒット曲の1つくらいの認知度だったと思われるが、99年のremixed editionによるリバイバルヒットによって知名度の裾野が下の世代に大きく広がった。




フレンズ

代表曲にしてやはり名曲。ずば抜けた存在感があるけど、NOKKOの明るく元気なイメージを強調するのではなく、切なさが溢れる曲調、しかし暗すぎないという絶妙な切なさがこの曲の魅力だと思う。10代というか学生時代一通り終えれば友情の始まりも終わりも一定数以上経験すると思うんだけど、永遠の友情だとかそういう熱いものではなく、壊れた・離れた友情を表現しているのは誰かしらどこかしら刺さるところがあるんじゃないかと思う。シングル初となるNOKKOの単独作詞となったが、そこで一気に大ヒットというのもなかなかドンピシャなタイミングだった。例えばLINDBERGなんかも初期は作詞家が担当していたので最大ヒットの「今すぐ Kiss Me」は渡瀬マキの作詞ではなかったりする。

疾走感のあるサウンドもギターとキーボードの共存が早くもバッチリ決まった感じ。どちらも主張しすぎていないバランスの良さが絶妙だ。まずもって強く印象的なのは80年代らしいキーボードサウンドではあるが、この曲はギターもけっこう良い。ていうか前作でギターが存在感無さすぎたのは何だったのかというくらい今作はバンドとしてもバランスが取れている。

現役時代には『REMIX REBECCA』でリミックスされたがこれは海外エンジニアによるミックス変更。表記が英字で『FRIENDS』となっているものの、そこまで大きく変わったわけではないが、全体に音の広がりが変わって違う空間で聞いているような感じになっている。

99年のremixed edition、15年のreviveに関してはそれぞれのところでまた取り上げるが、1番違いが分かるのはremixed edition(ギターが先行して鳴るのでイントロが違う)で1番ガッツリ音をいじっていると思う。15年のreviveはリミックスではあるが、オリジナルのミックスを現代技術で再現するという試みでミックスしているので新解釈は一切行っておらず、まさにオリジナルの現代版・完成版がreviveかなという感じがする。

当時は紅白に出なかったが、2015年再結成時にこの曲で紅白に初出演。何故かこの曲は4人の友情を歌った曲だという珍妙な紹介と共に披露された。この曲リリース時のメンバーは5人でまだギタリストが別にい

REBECCAだけでも複数のバージョンが存在するがNOKKOソロでも何度かセルフカバーされており、99年シングル、10年カバーアルバム『KISS』でのセルフカバー、2015年REBECCAのEDMセルフカバーアルバム『NOKKO sings REBECCA tunes 2015』の「フレンズ feat.Charisma.com」などが存在する。

99年のもEDMのもちょっとイメージ変えすぎていてイマジンブレイカーレベルではあるが、『KISS』でのセルフカバーは正統派のロックカバーになっていて、重心の低いギターロックな「フレンズ」を聞く事ができる。これはカッコいい(下記視聴リンクの1番下のやつがそれ)。
★★★★★
4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow
リミックスベスト『REMIX REBECCA』(リミックス)
1stベスト『The Best of Dreams
2ndライブアルバム『LIVE SELECTION 2』(日本武道館 1990年1月19日)
3rdベスト『REBECCA SINGLES
5thベスト『STAR BOX REBECCA
1st remixed editionベスト『Complete Edition』(remixed edition)
3rd remixed editionベスト『LEGEND OF REBECCA』(remixed edition)
6thベスト『GOLDEN☆BEST REBECCA
6thベスト『GOLDEN☆BEST REBECCA』(remixed edition)
3rdライブアルバム『REBECCA LIVE’85~Maybe Tomorrow Tour~』(1985年11月28日 神奈川県立青少年センター)(2回演奏)

フレンズ
NOKKO
2010/01/06 ¥250

ガールズ ブラボー!

後年ほぼC/W扱いに格下げされてしまった一応両A面曲。この辺りからしばらくはA面もB面もアルバム曲も関係なく勢いのあるナンバーが連発されるので、この曲も普通以上の勢いは軽くある。歌詞は前作B面の「恋するおもちゃ」に近いような女の子のワクワク感が詰まっていて、表面的には似てはいるんだけど輝きを求めている点がNOKKOらしいところ、これがREBECCAらしさなのかなと思う。改めて「恋するおもちゃ」に戻って聞いてみるとコレジャナイ感が漂う

ただそれでも『REBECCA IV Maybe Tomorrow』の中においてはこの曲よりも凄いのがまだゴロゴロしているというのが恐ろしいところで、これだけキャッチーな曲なのにベスト盤になったら『The Best of Dreams another side』にしか選曲されなかった…っていうのも仕方なしと思えてしまう。remixed editionでは聞いてみたかったとも思うが…。アルバム曲でも「76th Star」「ボトムライン」「London Boy」「プライベイト・ヒロイン」等々…あまりの層の厚さに驚くばかり。いずれ過去曲回顧のアップグレードの際にはアルバム曲も取り上げたい。
★★★☆☆
4thアルバム『REBECCA IV Maybe Tomorrow
2ndベスト『The Best of Dreams another side
4thベスト『COUPLING SONGS COLLECTION
6thベスト『GOLDEN☆BEST REBECCA
3rdライブアルバム『REBECCA LIVE’85~Maybe Tomorrow Tour~』(1985年11月28日 神奈川県立青少年センター)

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