5th Simply Wonderful

Simply Wonderful
00年9月27日
作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
邦楽初のダブル・エディット・シングルと銘打たれたシングル。これは「Simply Wonderful」がClub EditRadio Editの2バージョンで収録されているというものだった。1曲目がClub Edit、2曲目がRadio Edit、3曲目以降はC/Wという扱い。無表記のオリジナルバージョンは存在しないが、2曲目のRadio Editがメイン扱いで実質オリジナルバージョンとなっている。2ndアルバムには何故か収録を外されたが、1st、2ndベスト盤には2連続でRadio Editで収録された。1曲目のClub Editはアルバム未収録。狙っているのかというくらい3作連続で浜崎あゆみ(「SURREAL」(収録アルバム同発))と直接対決になり、初動26万出したものの、32万出されて初登場2位。売上は早くも40万割れとなり、1stアルバムの大ヒットを経て一気に勢いが落ち着いた。

Club Editは文字通りクラブテイストのリミックスバージョンといった装い。あえてこれを1曲目に置いたのは邦楽初のダブル・エディット・シングルという特殊な感じを出したかったからだろうか。これ逆だと単にオリジナル曲とC/Wのリミックスという当時よくあったシングルの基本フォーマットにしか思えなかっただろうしな…。Radio Editはそのままオリジナルアレンジのような仕上がり。ただ何故Radio Edit扱いなのか。ラジオでフルでかける際に長すぎると流してもらえないので短くしたものをRadio Editと名付けるのが割と定番なので(globeの初期のシングルにいくつかシングルがRadio Edit、アルバム収録時にフルバージョンというのがある。またGLAY「時の雫」なんかはまさにそのままで長すぎるのでイントロとアウトロをショートカットしたRadio EditがC/Wに入っている)、Radio Editはいわばショートバージョンであり、フルバージョンが後にアルバムなどで音源化されるのかと思ったがそんな事も無く…。ていうか2ndアルバムにスルーされ

前作に続いてスピード感あってクールな曲だが今回はどこかラテンっぽい風味も入っていて1stアルバムで固めたイメージのさらに先を行くような仕上がり。またサビの途中でちょっと力んだように“ベイビアィワンダワァイ”と歌うのでここがやたら印象に残っててしばらく“ベイビアィワンダワァイ”の曲として認識していた。

メロウな倉木麻衣は十分に印象付けたので、もう少しクラブ寄り、アーティスト寄りな一面を強く打ち出していきたかったのだろうか。改めて聞けばこれもまたカッコいい曲ではあるが、親しみやすさは正直あまり無いし、邦楽初のダブル・エディット・シングルというプロモーションもなんていうか洋楽寄り目線みたいな感じがあった。しかもダブル・エディット・シングルなんて呼び方は全く浸透しなかったな。
★★★☆☆
Club Editアルバム未収録
1stベスト『Wish You The Best』(Radio Edit)
2ndベスト『ALL MY BEST』(Radio Edit)

Simply Wonderful ~Radio Edit~
倉木麻衣
2009/09/09 ¥250

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