3rd 七色の風

七色の風
02年5月9日
前作がちょうど100位圏外になる直前(86位)に発売され、初登場14位を記録。初動売上・順位共に前作の出足は上回ったもののロングヒットせずに落ちていってしまい5万枚に届かない売上となった。それでも2番ヒット…と早くも1発屋感の漂うチャートアクションとなってしまった。

5人乗りの自転車が無かったのか4人乗り自転車+1人自転車に乗っているというジャケット写真になっているが、プロモーション盤ではこれを長い自転車の横に5人が並んでいるものに微改変してイラスト化して大瀧詠一の名盤『A LONG VACATION』風のパロディデザインにしているほか、配布されたステッカーはこのイラストを大滝詠一、佐野元春、杉真理によるアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』風のパロディデザインにしている。当然「七色の風」自体もナイアガラサウンド…と往年の大瀧詠一リスナーを引き付けるようなプロモーションが展開した。




七色の風

作詞作曲:伊藤俊吾、編曲:キンモクセイ&佐橋佳幸
いわゆるナイアガラサウンドと呼ばれるような大瀧詠一オマージュしたようなカラフルかつ独特の深いエコー感のある爽やかポップス。サビ始まりかと思いきや基本的に2ブロック(と大サビ1回)を繰り返すだけでどちらもサビ、もしくはAメロとBメロ(とCメロ)しかないような構成。シンプルな割にアイデアが詰まっていて長くなったのか5分近くに及び意外と長かったりもする。

GW前後の初夏を彩るさわやかでポップないい曲だなと思ったものの、もう1つ伸び悩んで早くも1発屋モードになってしまった。単に季節に合わせたサウンドを展開した&元々のバンドの実力の高さが普通に発揮されただけだったようにも今にしてみると思うが、「二人のアカボシ」とはイメージが違いすぎたのと当時のヒットシーンではナイアガラサウンドオマージュが懐かしいというよりなんか普通なポップな曲だったという感じで流されてしまったのだろうか…。正直個人的にも当時ナイアガラサウンドとか言われても良く分からなかったので普通に明るいポップな曲として聞いていた。

MVではボーカル伊藤が演技をしたいとの意向でテニスをしながらのちょっとしたラブロマンスが繰り広げられ相手役に乙葉が出演。当時おっとり系とか癒し系としてブレイク途上の時期だった。展開するラブロマンス模様のセンスは昭和だったが、この当時の乙葉は確かにかわいらしく、マドンナって感じ。
★★★★☆
1stアルバム『音楽は素晴らしいものだ
ベスト『ベスト・コンディション~Kinmokusei single collection~
再発限定べスト『ベスト・コンディション+レアトラックス

七色の風
キンモクセイ
2002/05/09 ¥255

C/W 追い風マークⅡ

作詞作曲:白井雄介、編曲:キンモクセイ
前作の「二人にしやがれ」に続いて今回は吉田拓郎の「マークⅡ」を彷彿とさせるタイトル作。明確なサビらしい部分が無いが全編勢いがあってけっこう耳に残る良曲。コーラスのシンガロングっぷりも目立っているが、メンバーの中でコーラス表記があるのはギター佐々木のみで佐々木は2番冒頭の単独ボーカルも担当しているが、他のメンバーにはコーラス表記が無い。山口育孝&田辺音楽集団スーパーコーラスユニットと表記されていてシンガロングしているのはどうやら彼ららしい。といっても田辺音楽集団って誰なのか良く分からないが…。山口育孝はA&RのBMGスタッフで、後のMV集のコメンタリーにも進行役で一緒に参加していた。
★★★☆☆
1stアルバム『音楽は素晴らしいものだ

追い風マークII
キンモクセイ
2002/05/09 ¥255

C/W 波

作詞作曲:伊藤俊吾、編曲:キンモクセイ
01年に自主制作でリリースしたミニアルバム『キンモクセイの約18分』収録曲のリメイク。泣きたい心情の主人公があえて1人旅に出て気が済むまで泣いてから帰ろう、という1人で発散する内容がなんだか繊細そうな伊藤俊吾のイメージと妙に合致する。悲しさは無くてなんとなく優しく寄り添ってくれるような雰囲気で派手さは無いけどけっこうじんわり来る1曲。
★★★☆☆
ベスト『ベスト・コンディション~Kinmokusei single collection~』初回盤Bonus Disc
再発限定べスト『ベスト・コンディション+レアトラックス』(自主制作盤ミニアルバム『キンモクセイの約18分』収録Ver.)


キンモクセイ
2002/05/09 ¥255

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