BEST OF La PomPon

DISC 01
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 BUMP!! 藤末樹 藤末樹 大島こうすけ 1stシングル 最高57位 売上0.1万枚
2 HOT GIRLS 下地悠 DerMu DerMu 2ndシングル 最高56位 売上0.3万枚
3 小松未歩 小松未歩 小澤正澄 3rdシングル 最高8位 売上1.0万枚 小松未歩のカバー
4 ヤダ!嫌だ!ヤダ!〜Sweet Teens ver.〜 大黒摩季 大黒摩季 大島こうすけ 3rdシングル両A面曲
5 運命のルーレット廻して 坂井泉水 栗林誠一郎 池田大介 4thシングル 最高12位 売上1.0万枚 ZARDのカバー
6 サヨナラは始まりの言葉 鈴木健太朗 鈴木健太朗 大河内航太 4thシングル両A面曲
7 想い出の九十九里浜 長戸大幸 織田哲郎 鶴澤夢人 5thシングル 最高6位 売上1.0万枚 Mi-Keのカバー
8 恋のB・G・M〜イマハ、カタオモイ〜 本田光史郎 本田光史郎 水島康貴 5thシングル両A面曲
9 Feel fine! 倉木麻衣 徳永暁人 古井弘人 6thシングル 最高19位 売上0.6万枚 倉木麻衣のカバー
10 Mr.Lonely Boy 岩田秀聡 岩田秀聡 永野大輔/岩田秀聡 6thシングル両A面曲

 

DISC 02
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Give Me 原田アツシ(Dream Monster) 新曲
2 恋はずーく☆ダンス Maquita Grande Negro SHIBU SHIBU 2nシングル初回盤A,BのみC/W
3 恋のABC 藤末樹 藤末樹 Mitsu.J 1stシングルC/W
4 come ON NOW KIRI 福田和哉 芳賀政哉 2nd配信シングル 初CD化
5 ふれんず GEN 野井洋児 野井洋児 1st配信シングル、6thシングル通常盤のみC/W
6 ろっぽんぎのうた♪ T.ぽんたろうc 藤末樹 奥山アキラ/藤末樹 1stシングルC/W
7 Sunset Dream KIRI 福田和哉 芳賀政哉 6thシングル初回盤のみC/W
8 Step by Step〜ろっぽんぎで頑張るワタシタチ〜 YUKINO/T.ぽんたろうc JYONGRI/
Shinya Kitamura
Shinya Kitamura/
Makoto Nishijima
2ndシングル通常盤のみC/W
9 Winter Magic The-ID The-ID The-ID 新曲

リリースデータ

2018年1月24日 初登場35位 売上0.2万枚 Being

メンバー

MISAKI
YUKINO
RIMA
HINA
KIRI
KAREN

La PomPon1stアルバム。公式に1stアルバムと銘打たれていたがタイトルのようにベストアルバムでもあり、2015年1月のデビューからここまでリリースした6枚のシングルA面と配信シングルから全曲C/Wからは抜粋、新曲2曲を収録した2枚組。TVサイズやリミックス曲を除くと3rd通常盤のみC/W「ロッポンギ音頭」、4th初回盤のみC/W「ろっぽんぎ体操〜愛コトバはジャンパラポン!〜」、5th通常盤のみC/W「La PomPon Music〜ロッポンギマーチ〜」が未収録となった。発売1ヶ月後の2月24日に公式サイトにて解散を告知、さらに1ヶ月後の3月24日に六本木morph-tokyoで解散ライブが行われ活動を終えた。初登場35位を記録したが1週のみのランクインとなり、2週目には300位圏外へと吹き飛んだ。

初回盤Aは2017年7月2日に行われた初のワンマンライブの模様を収録したDVD付。
初回盤BはA4サイズ写真集付属。
通常盤はCDのみで、収録曲は3曲共通。

今作には何故か一切メンバー名の表記が無い。よって誰がどの名前なのかどころか、今作だけでは全員の名前が分からない。一応初にして結果的に唯一のアルバムなのにそれでいいのか。あまりメンバー個々に売り出すつもりがなくあくまで集団として売り出していたのだろうか…。ビーイングが手掛けるアイドルという事で、AKB48ブームもピークを越えた頃になって何故戦国時代と呼ばれていてもう勝ち目のないアイドル業界に乗り込んでいったのかは良く分からないが、楽曲自体はストレートに爽やかで明るいアイドルポップ。清涼感たっぷりで、ダンスサウンドでカッコつけるわけでもなく、ギミック連発なわけでもなく、アイドルアイドルしすぎるわけでもなく、本当に爽やかアイドルポップ。シンセで埋め尽くすわけでもなく、かといって軽すぎないアレンジも絶妙でとても聞きやすくて好印象。3枚目からはビーイングの先輩カバーとオリジナル曲の両A面での活動となり、『コナン』から始まったので最初はコナン主題歌カバー2連投だったが、ビーイングの女性グループの元祖ともいえるMi-Keに走ったと思ったら、今度は倉木麻衣…と段々節操が無くなってきて解散の英断…と迷走した感じは否めないが、カバーはどれも現代のアイドルポップとして各楽曲がよみがえった印象で、過度な期待をしないで聞けば普通に好印象。というか正直この後のDAIGOの『Deing』とかSARD UNDERGROUNDのカバーアレンジよりは格段にこっちの方が現代にちゃんと蘇っている感があって遥かに出来がいいような…。順番が逆だったらこっちのカバーの方がいいと評判になってこのグループの株ももう少し上がっていたかも…。つーかこれはもう長戸氏が自らアレンジに介入するとやたらスッカスかなアレンジに導いて残念なことになるという事ではないかまたビーイングを遥か昔に離脱していた挙句に当時体調不良で長期休業中だった大黒摩季はカバーではなく新曲提供で参加、この後にビーイングからの復帰を果たすなど、復帰への足掛かりとなった。

DISC-2はC/W中心だがこちらもA面同様の方向性なので、特に変わった事をやろうとか気取った事をやろうというグループではなかったようだ。良くも悪くも無個性すぎるところはあるけど楽曲自体は総じて聞きやすく、なんていうか好きかというとなかなかそこまで踏み込んで聞きに行こうというところにもならなかったりはする引っかかりの無さではあるが苦手に思うような要素が全く無いような爽やかな佇まい。

やたら六本木にこだわっていて、DiSC-2に2曲六本木ネタの曲が入っているが、未収録になったC/W曲も全て六本木ネタの楽曲になっているなど一応会社のある六本木を拠点としていて、六本木発のアイドルというのを売りにしていたようだ。この辺は秋葉原拠点のAKB48のような地域拠点戦略をトレースしたっぽい。ていうか衣装の感じがとんでもなくAKB48っぽい…。六本木ってTV局としてはテレビ朝日で、90年代のビーイングはテレビ朝日で5分番組持ってて新作紹介の場にしていたり、スラムダンクぬ〜べ〜遊戯王などアニメタイアップも昔はあったし、ドラマタイアップもテレ朝でけっこう取れていたが、現在はそういった縁は皆無といっていい状況だし、頼みの綱のコナンタイアップは日本テレビ系列だし、La PomPonとしてレギュラーで獲得してきたラジオ局はFM-FUJI(山梨)だし…となんか六本木が全く生かせてなくて色々噛み合ってなかった感じも。

BEST of La PomPon (初回限定盤A) (DVD付)初回盤A(DVD付)  BEST of La PomPon (初回限定盤B) (A4サイズ写真集付)初回盤B(写真集付)  BEST of La PomPon (通常盤)通常盤  

印象度★★★★☆

2020.2.10更新

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