Clicked Singles Best 13

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Blurry Eyes hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel 1stシングル(カット) 最高12位 売上6.8万枚
2 flower hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel&小西貴雄 5thシングル 最高5位 売上33.6万枚
3 Lies and Truth hyde ken L'Arc〜en〜Ciel&西平彰 6thシングル 最高6位 売上30.0万枚
4 hyde ken L'Arc〜en〜Ciel&Chokkaku 7thシングル 最高3位 売上72.3万枚
5 winter fall hyde ken L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 8thシングル 最高1位 売上85.0万枚
6 DIVE TO BLUE hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 9thシングル 最高1位 売上85.9万枚
7 HONEY hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 10thシングル 最高1位 売上123.8万枚
8 HEAVEN'S DRIVE hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 15thシングル 最高1位 売上112.4万枚
9 Pieces hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 16thシングル 最高1位 売上73.5万枚
10 Driver's High hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 17thシングル(カット) 最高2位 売上34.0万枚
11 NEO UNIVERSE hyde ken L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 19thシングル 最高1位 売上110.4万枚
12 STAY AWAY hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 20thシングル 最高2位 売上73.4万枚
13 Anemone hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ 新曲

strings arrangement:西平彰(3)、Chokkaku(4)、外山和彦,岡野ハジメ,tetsu(9)、Jeremy Lubbock(13)
strings & horn arrangement:ken,村山達哉(5)
brass arrangement:岡野ハジメ(8)
co-arranged by 吉澤瑛師(10)

リリースデータ

2001年3月14日
2009年9月2日(Blu-spec CD)
初登場1位
初登場72位
売上124.2万枚
売上0.2万枚
Produced by L'Arc〜en〜Ciel(1)、L'Arc〜en〜Ciel&小西貴雄(2)、
L'Arc〜en〜Ciel&西平彰(3)、L'Arc〜en〜Ciel&Chokkaku(4)、
L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ(5〜13)
Ki/oon Records

メンバー

vocal hyde
guitar ken
bass tetsu
drum yukihiro

L'Arc〜en〜Ciel初のベストアルバム。01年1月1日〜31日にYahooの期間限定サイトでアジア15億人を対象にこの時点での20枚のシングルから両A面「finale」も対象に含まれた全シングル21作の人気投票を行い上位12曲+新曲「Anemone」が収録された。Howie Weinbergによるリマスター。初回盤はデジパック仕様。00年8月の『REAL』を最後に新作が発表されていない状況で、急速にブーム的な人気が去りつつあり、初のベストアルバムという事でミリオンは達成、『REAL』の売上も上回ったものの、4〜7thの売上全盛期には及ばず自身5番目のヒット作となり、現在最後のミリオンヒットとなる。以降乱発されたベスト盤の中では100万枚以上のダントツの大差で今作が最大ヒット作となっている。現メンバーしかクレジットされていないが1〜3は前ドラマーのsakuraがドラムを担当したオリジナル音源。

日本以外のアジア各国でも発売され投票結果を反映して台湾盤では「Lies and Truth」の代わりに「snow drop」、香港盤には「finale」が収録された。韓国では当時日本のCDが解禁されていなかったので販売されていなかったが、04年の解禁の際には「夏の憂鬱 [time to say good-bye]」と「snow drop」を追加収録して販売された。日本では09年9月2日には限定でBlu-spec CD仕様で再発されている。リマスターされたわけではなかったが、当時出始めだったBlu-spec CDは"通常プレイヤーで高音質を実感できる"と現在よりも高音質を誰でも実感できるかのような宣伝を行っており、期待の高さからかトップ100入りを果たしている。

シングルの連続リリースで駆け抜けた90年代後半、ファン投票によりシングル9曲が外される事に。ブレイク前はともかくヒット曲も平気で未収録になり、大してファンじゃない人でもので「あの曲がない、この曲がない、その曲もない」となってしまうベストアルバム。ただ他のベストアルバムは『The Best of L'Arc-en-Ciel』も『TWENITY』も3作の連作形式だし、『QUADRINITY』はメンバー自選のファン向けベストアルバムなので、1作でお手軽にヒット曲をかいつまんで聞けるベストアルバムは今作のみ。アルバム発売経緯を説明したライナー、巻末にはメジャー以降のアルバム7作のディスコグラフィーが曲目まできちんと掲載されているので新規リスナーにも優しく、あくまで入口とするのであれば20世紀のラルクのヒット曲を全てではないがざっと聞けるのでお試し感覚では聞きやすい作品だと思う。

連続リリースで全部追う事はできていなかったので手っ取り早い今作を歓迎しつつ抜けが多すぎて発売当時は物足りなく不満だったが、その結果「花葬」「浸食〜lose control〜」「snow drop」「forbidden lover」「LOVE FLIES」のシングル盤を探してきたりとベスト盤聞いて満足、はいおしまい、とはならなかった。そう考えるとこれはこれでありだったと今は思う。

唯一の新曲「Anemone」はこの後にhydeがソロ活動で展開した作風を思わせるスローバラード。今作以降9月のシングル「Spirit dreams inside -another dream-」を最後に02〜03年は活動休止状態になったため、かなり末期状態に感じてしまうところがある。この時点でもうやり尽してしまったところはあったのかもしれない。

B00005HV3K       B002EEKUG4限定Blu-spec CD

印象度★★★★☆

サイト開設初期の文章を全面破棄し、2016.9.30更新

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