The Best of L'Arc-en-Ciel C/W
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Brilliant Years | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel | 2ndシングル『Vivid Colors』C/W |
2 | あなたのために | hyde | ken | L'Arc-en-Ciel&西平彰 | 3rdシングル『夏の憂鬱[time to say good-bye]』C/W |
3 | I'm so happy | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel&佐久間正英 | 4thシングル『風にきえないで』C/W |
4 | さようなら | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel&小西貴雄 | 5thシングル『flower』C/W |
5 | 賽は投げられた | hyde | ken | L'Arc-en-Ciel&秦野猛行 | 6thシングル『Lies and Truth』C/W |
6 | THE GHOST IN MY ROOM | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel&秦野猛行 | 7thシングル『虹』C/W |
7 | metroplis | hyde | ken | L'Arc-en-Ciel&岡野ハジメ | 8thシングル『winter fall』C/W |
8 | Peeping Tom | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel&岡野ハジメ | 9thシングル『DIVE TO BLUE』C/W |
9 | a swell in the sun | hyde | yukihiro | yukihiro | 13thシングル『snow drop』C/W |
10 | 花葬-1014 mix- | hyde | yukihiro | re-mixed by yukihiro | 14thシングル『forbidden lover』C/W |
11 | hole | yukihiro | yukihiro | 19thシングル『NEO UNIVERSE/finale』C/W インスト | |
12 | get out from the shell | hyde | yukihiro | L'Arc-en-Ciel | 20thシングル『STAY AWAY』C/W |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | flower[VIDEO CLIP] | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel&小西貴雄 | 5thシングル |
2 | Vivid Colors[VIDEO CLIP] | hyde | ken | L'Arc-en-Ciel&西平彰 | 2ndシングル |
3 | and She Said[VIDEO CLIP] | hyde | hyde | L'Arc-en-Ciel | 2ndビデオシングル、2ndアルバム『heavenly』収録曲 |
リリースデータ
2003年3月19日 | 初登場8位 | 売上14.1万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
vocal | hyde |
guitar | ken |
bass | tetsu |
drum | yukihiro |
L'Arc〜en〜Ciel4thベストアルバム。3枚同時発売。今作にはC/W曲をリリース順に収録。全曲アルバム初収録となり、オリジナル楽曲は全て網羅された。これ以外にC/Wではリミックス曲が10曲あったが「花葬-1014 mix-」のみ収録され残り9曲は未収録。『Clicked Singles Best 13』から2年ぶりのアルバムだったが、これで2連続のベストアルバムとなってしまい、当時活動休止中で本人稼働もなく、メンバーもリリースには関与しておらず、今作発売時点では今後の動向も不明のままだった(同年に活動が再開されライブが行われたがこの時点では何も発表されていなかった)。このため3作とも売上不振に陥った。ブックレットにはメジャー以降のシングル・アルバム・映像作品のディスコグラフィーが掲載されているがこれ以外に画像が一切使用されず、作詞作曲編曲表記以外は細かいサポートミュージシャン表記が無く、現メンバー表記のみ(1〜5まではドラムがsakuraだが表記無し)。スタッフクレジットは今作のジャケットデザイン担当者の表記のみ。またバンド名の表記も「〜」ではなく「-」で統一されている。
初回盤はDVD作品に使用されるトールケース仕様で94〜96年のMVを3曲ずつ収録したDVD付。「虹」以降のMVは『A PIECE OF REINCARNATION』、99年の『CHRONICLE』、01年の『CHRONICLE2』で商品化され今作時点でDVD化も完了していたが、sakura在籍時のMVはビデオシングルでリリースされた「眠りによせて」「and She Said」以外は商品化すらされておらず、全曲が初DVD化。07年には『CHRONICLE』シリーズに統合する形で『CHRONICLE 0 -ZERO-』がリリースされこの時期のMVは単独商品としてまとめられた。通常盤は普通のCDケース。
オリジナル曲のC/Wが網羅された今作だが、98年後半からC/Wはyukihiro担当&リミックスになってしまい、C/Wで新曲をほぼ作らなくなってしまったので98年前半までで8曲+yukihiro楽曲4曲という構成に。前半ほどバンドの勢いが良く出た楽曲が並ぶが、ポップでキャッチ―な楽曲を多く書いているtetsuの曲が1曲もなく、hydeとkenの曲だけになっているのでロック色が強い。さらに進むにつれてどんどん混沌としていくというか難解な雰囲気になっていく。パッと聞きだと出足はかなり好印象だがどんどんとっつきにくくなっていく一方という失速気味な印象のアルバムだった。慣れてくると後半にも聞きごたえが感じられるようになる。
また当時のyukihiroは1人だけヒットシングルを書こうというのではなく違う次元での楽曲制作を行っている印象で、実際にラスト4曲は実験性が極めて強い。C/W=実験、C/W=捨て曲というC/Wへの典型的イメージは個人的には90年代のリミックスばかりの小室系、A面とはかけ離れた楽曲が多かったGLAY、ミスチル、そしてラルクで固まったという側面が大きい。
04年の復活以降はC/WはパートチェンジバンドP'UNK〜EN〜CIELによる既存曲のセルフカバーとなったため新作は制作されず、『BUTTERFLY』初回盤に付属した『P'UNK IS NOT DEAD』が実質的に今作の続きの2ndC/W集となる。
印象度★★★☆☆
サイト初期の文章を2016.10.8全面修正