DUNE 10th Anniversary Edition
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Shutting from the sky | hyde | L'Arc〜en〜Ciel | L'Arc〜en〜Ciel | |
2 | Voice | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | |
3 | Taste of love | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | |
4 | Entichers | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel | |
5 | Floods of tears | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel | インディーズシングル リアレンジ |
6 | Dune | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel | |
7 | Be destined | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | |
8 | 追憶の情景 | hyde | L'Arc〜en〜Ciel | L'Arc〜en〜Ciel | |
9 | As if in a dream | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | |
通常盤追加収録 | |||||
10 | 失われた眺め | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | |
10th Anniversary Edition追加収録 | |||||
11 | Floods of tears(single version) | hyde | tetsu | L'Arc〜en〜Ciel | インディーズシングル チャート対象外 |
12 | 夜想花 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | インディーズシングル両A面曲 |
13 | 予感 | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | 雑誌『SHOXX』付録CD収録曲 |
リリースデータ
1993年4月10日(初回盤) 1993年4月27日(通常盤) 2000年4月5日(再発) 2004年4月21日(10th Anniversary Edition) 2023年5月30日(Remastered 2023) |
通販限定 100位圏外 - 初登場5位 |
- - - 売上6.6万枚 |
PRODUCER:JACK DANGER | Danger Crue Records |
メンバー
Vocal | hyde |
Guitar | ken |
Bass | tetsu |
Drums | sakura |
L'Arc〜en〜Ciel1stアルバム。初の全国流通盤でインディーズ唯一のアルバム。92年11月にリリースした1000枚限定シングル「Floods of tears/夜想花」がリリースされていたが前ドラマーpero在籍時の楽曲で、今作に収録された「Floods of tears」はsakura加入後に再録音されアレンジも変更されている。93年4月に通販限定で全9曲仕様で発売。4月27日には「失われた眺め」が追加収録されて全10曲入り仕様で発売された。O社インディーズチャートでは1位を獲得したとされているが、通常チャートにおいては100位圏外で売上記録は残っていない。その後00年に1度品番変更で再発されている。04年にはメジャーデビュー10周年を記念(今作は93年なので発売10周年ではない)して10th Anniversary Editionとして新装発売された。ジャケットやブックレットが新装され、幻となっていたインディーズシングルの「Floods of tears」「夜想花」、当時の雑誌の付録CDに収録していた「予感」の3曲が追加収録され、リマスタリングも施されている。この際に初チャートインを果たした。特に記載はないが「Floods of tears/夜想花」はpero在籍時の音源のためドラマーはsakuraではなくperoとなっている。
発売30周年を迎えた2023年にはRemastered 2023として再発。FC会員限定のスペシャ ジャケット限定盤(10000枚限定)は初回盤9曲入り仕様を再現した内容、通常盤は10th Anniversary Editionの再現、初のLP盤(3000枚限定)の3種で発売。
93年通常盤を1度聞いてから04年リマスター盤を聞いたが、リマスターの具合がいいというのもあるが元々の完成度が1枚目にしてはかなり高いんじゃないかと思う。退廃的かつ耽美というかどこか美しさを感じさせる独自の世界観は既に完成されている印象。ポップさとかキャッチーさとか一連のヒットシングルへ繋がる部分がほとんど無いので後追いだととっつきにくいところはあるし、特に「READY STEADY GO」やアルバム『SMILE』以降がリアルタイムな世代ほどイメージが違っててキツいんじゃないかと思う。個人的なラルクのイメージは90年代ヒット当時からシングル以外は(時々シングル曲でも)けっこう世界観が濃くマニアックなイメージがあったので、その濃さがより強く出ているとは思ったけど、それ以上に完成度の高さやアレンジの凝りっぷりにはカッコ良さを感じられた。またラルクはV系とカテゴライズされるのを嫌っているという有名な話を念頭においても、特に今作に関してはやっぱり見た目も音楽もV系だよなという気はする。
通常盤 00年再発盤 DUNE 10th Anniversary Edition
印象度★★★☆☆
2016.6.30更新