KISS

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 SEVENTH HEAVEN hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel 30thシングル 最高1位 売上14.4万枚
2 Pretty girl ken ken L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ  
3 MY HEART DRAWS A DREAM hyde ken L'Arc〜en〜Ciel 31stシングル 最高1位 売上14.8万枚
4 砂時計 tetsu tetsu L'Arc〜en〜Ciel&西平彰  
5 spiral yukihiro yukihiro L'Arc〜en〜Ciel  
6 ALONE EN LA VIDA hyde ken L'Arc〜en〜Ciel  
7 DABREAK'S BELL hyde ken L'Arc〜en〜Ciel 32ndシングル 最高1位 売上18.1万枚
8 海辺 hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&岡野ハジメ  
9 THE BLACK ROSE hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel&西平彰  
10 Link-KISS Mix- hyde tetsu L'Arc〜en〜Ciel&西平彰 28thシングル 最高2位 売上23.6万枚
11 雪の足跡 hyde ken L'Arc〜en〜Ciel  
12 Hurry Xmas hyde hyde L'Arc〜en〜Ciel,
岡野ハジメ&久米大作
33rdシングル 最高2位 売上12.8万枚
08年盤 最高8位 売上2.8万枚
09年盤 最高5位 売上2.1万枚
10年盤 最高19位 売上1.1万枚

Additional Arrangement:西平彰(1)
Brass Arrangement:岡野ハジメ,ken(2)、hyde,村山達哉(9)
Strings Arrangement:ken,Jeremy Lubbock(6)、西平彰(10)
Strings & Brass Arrangement:久米大作(12)

リリースデータ

2007年11月21日 初登場1位 売上32.7万枚 Produced by L'Arc〜en〜Ciel Ki/oon Records

メンバー

Vocal hyde
Guitar ken
Bass tetsu
Drums yukihiro

L'Arc〜en〜Ciel11thアルバム。2年5ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。前作以降の5シングルを収録。前作から1ヶ月でリリースされた「Link」はミックスが変更され、フェードアウトせずに完奏する変更が施されている。以降のベスト盤でも今作のバージョンで収録されているためシングルバージョンはアルバム未収録のままとなっている。初回盤は23面ワイドブックレット仕様スペシャルパッケージ。歌詞カードが23面ワイドブックレットでパッケージと一体型になっている。

前作から1ヶ月で「Link」がリリースされるも以降は新曲リリースが無く、06年は結成15周年を記念してのライブや1st〜14thシングル+当時発売中止になった「the Fourth Avenue Cafe」(29thシングル扱い)を一斉発売したり、『ark』『ray』をDVD付の15th Anniversary Expanded Editionとして発売するなど、再発関連のリリースのみだった。07年は5月に「SEVENTH HEAVEN」、8月に「MY HEART DRAWS A DREAM」、10月に「DABREAK'S BELL」、11月に「Hurry Xmas」とシングルが立て続けにリリースされ、「Hurry Xmas」から1週間後に今作がリリースされるなど怒涛のリリースラッシュとなった。さらに2月には初期MVをまとめたMV集『CHRONICLE 0 -ZERO-』、9月には前年の15周年ライブを収録したライブ映像作品『15th L'Anniversary Live』、12月には3rdMV集『CHRONICLE 3』がリリースされるなど映像作品も大量にリリースされていた。

今作では『True』以来となる西平彰が参加したり、セルフアレンジがあったりと岡野ハジメの出番が減っており、アルバム全体のプロデュースも単独となっている。しかしアレンジが単独名義の「MY HEART DRAWS A DREAM」「ALONE EN LA VIDA」「DABREAK'S BELL」のプロデュースには岡野ハジメも参加している。

久々にセルフや西平彰と組んだりと固定アレンジャーになっていた岡野ハジメ以外と組んでいるが、長年の固定アレンジャー以外と組むという流れは同時期に大ブレイクしたGLAYにしても先を行くMr.Childrenにしても、後から出てきたポルノグラフティやaikoなどにしてもラルクより数年以上遅れて2010年以降になってそれをやっているのでラルクはかなり早かった事になる。まあそんなに劇的に変わった感じはなく、ラルクはラルクのままという感じではあるんだけど、それでも今作は前2作よりさらに聞きやすくてポップ色が強いのが特徴。独特の濃さはほとんど無くなってしまったので90年代の空気を求めていると違和感だらけになるのかもしれないけど、それを補って余りあるだけの勢いが十分に感じられるし、作家が4人もいるというのもキャリアを重ねるにつれてさらなる強みになってきた。04年の復活以降の集大成のようでもあり、曲単位でそこまで大好きだという曲はないもののどれも好感触。トータルでは『True』に続いて2番目に好きなアルバムになった。

B000VR1LS2

印象度★★★★☆

2016.10.27更新

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