TWENITY 1991-1996
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Voice | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | 1stアルバム『DUNE』収録曲 |
2 | Floods of tears | hyde | tetsuya | L'Arc〜en〜Ciel | インディーズシングル 1stアルバム『DUNE』収録Ver. |
3 | As if in a dream | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | 1stアルバム『DUNE』収録曲 |
4 | Blurry Eyes | hyde | tetsuya | L'Arc〜en〜Ciel | 2ndアルバム『Tierra』収録曲 1stシングル(カット) 最高12位 売上6.8万枚 |
5 | In the Air | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel | 2ndアルバム『Tierra』収録曲 |
6 | White Feathers | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel | 2ndアルバム『Tierra』収録曲 |
7 | Vivid Colors | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel and 西平彰 | 2ndシングル 最高16位 売上13.3万枚 |
8 | 夏の憂鬱[time to say good-bye] | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel and 西平彰 | 3rdシングル(リメイクカット) 最高15位 売上8.3万枚 3rdアルバム『heavenly』収録曲『夏の憂鬱』のリメイク |
9 | I'm so happy | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel and 佐久間正英 | 4thシングル『風にきえないで』C/W |
10 | flower | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel and 小西貴雄 | 5thシングル 最高5位 売上33.6万枚 |
11 | さようなら | hyde | hyde | L'Arc〜en〜Ciel and 小西貴雄 | 5thシングルC/W |
12 | Lies and Truth(“True Mix”) | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel and 西平彰 | 6thシングル 最高6位 売上30.0万枚 4thアルバム『True』収録Ver. |
13 | 賽は投げられた | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel and 秦野猛行 | 6thシングルC/W |
14 | Caress of Venus | hyde | ken | L'Arc〜en〜Ciel and 岡野ハジメ | 4thアルバム『True』収録曲 |
15 | “good-morning Hide” | sakura | hyde | L'Arc〜en〜Ciel and 岡野ハジメ | 4thアルバム『True』収録曲 |
リリースデータ
2011年2月16日 2011年3月9日(BOX) |
初登場12位 初登場8位 |
売上1.7万枚 売上4.6万枚 |
Ki/oon Records |
メンバー
Vocal | hyde |
Guitar | ken |
Bass | tetsuya |
Drum | yukihiro(今作に参加曲は無い) |
L'Arc〜en〜Ciel結成20周年ベスト。通算7作目、3枚同時発売で今作は前期にあたる。結成が91年でそこから20周年という扱いなのでタイトルは「1991-」となっているが、CD(インディーズ)デビューは93年なので93年以降の選曲。前任ドラマーsakuraが在籍していた時期まで、1st〜4rhアルバムからの選曲となっている。この時期のシングルでは「風にきえないで」と「the Fourth Avenue Cafe」(シングルカットが当時中止になり、シングル発売は06年)が未収録。yukihiro加入前の音源だがメンバークレジットはyukihiroで固定されており、sakuraは以前のベスト同様に全く表記されていない(作詞クレジットのみ)。また09年12月にtetsuがtestuyaに改名したのに伴いクレジットが全てtetsuyaに変更されている。
3月9日には3作をセットにして過去のライブヒストリー&CM映像集を収録したDVD付、4曲のうち1曲のオルゴールを付属したBOX『TWENITY BOX』もリリースされた。また今作のリマスターは宮本茂男が担当している。
メンバーも選曲に関わっているらしいが、03年の『The Best of L'Arc-en-Ciel』3作、および1年前に出たばかりの『QUADRINITY〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』ともかなり被った内容となっている。『The Best of L'Arc-en-Ciel』がシングルを網羅した上でアルバム曲を選曲していくやり方だったのに対して今回はアルバム単位での選曲になっており、シングルが網羅されていない。時系列に各アルバムごとに数曲ずつ並んでいる。そのためラルクの歴史をオリジナルアルバムのダイジェスト的に振り返っていくには悪くない内容である。
ただ結局アルバム曲でも2度目3度目のベスト盤収録になっている曲がいくつかあり、いかんともしがたい。今作も93年以降しか入ってないんだから93年を起点にして発売を2013年まで待った方が良かったのでは?この時期のシングルを確実に抑えたい人は『The Best of L'Arc-en-Ciel 1994-1998』を選んだ方がいいと思う。あちらでもアルバム曲は押さえられるし(基本的に今作に収録されているアルバム曲がさらに厳選されて入っているイメージ)。
とはいえこのベスト盤が久々にラルクを聞くきっかけになり、昔よりもかなり良く聞こえた。改めて聞いてみるとデビュー当初からギターでひたすらガンガンいくという曲はあまり無くアレンジがけっこう凝っていたり、まだ若いもののhydeのボーカルによるところも大きい優雅な雰囲気も漂うような確立した世界観は圧倒的だ。逆にC/W3曲は比較的ギターロック色が強い。初期のC/Wの路線は後のC/Wがリミックスやパートチェンジに染まっていくことを考えると最もストレートだったように思う。今更ながらアレンジ含めた全体のバンドの世界観の凄さを実感した。そういう意味では個人的には意味のあったベスト盤だった。
印象度★★★★☆