C'mon You Know

No タイトル Written by 備考
1 More Power Andrew Wyatt&Liam Gallagher  
2 Diamond In The Dark Andrew Wyatt,Liam Gallagher,Michael Tighe 4th先行配信
配信限定EP『Diamond In The Dark EP』(カット)
3 Don't Go Halfway Andrew Wyatt,Liam Gallagher,
Dan McDougall,Mike Moore
 
4 C'mon You Know Liam Gallagher 2nd先行配信
5 Too Good For Giving Up Liam Gallagher,Simon Aldred  
6 It Was Not Meant To Be Andrew Wyatt&Liam Gallagher  
7 Everything's Electric Greg Kurstin,Friedrich Kunath,
Dave Grohl,Liam Gallagher
1st先行配信
8 World's In Need Liam Gallagher  
9 Moscow Rules Ezra Koenig,Andrew Wyatt&Liam Gallagher  
10 I'm Free Andrew Wyatt,Liam Gallagher,Michael Tighe  
11 Better Days Liam Gallagher,Andrew Wyatt,Tove Lo,
Gustav Weber Vernet,Michael Tighe
3rd先行配信
12 Oh Sweet Children Andrew Wyatt&Liam Gallagher  
Deluxe Editionボーナストラック
13 The Joker Liam Gallagher,Andrew Wyatt,
Anthony Rossomando
 
14 Wave Andrew Wyatt&Liam Gallagher  
日本盤ボーナストラック
15 Too Good For Giving Up(Alternate Version) Liam Gallagher,Simon Aldred 別バージョン 未配信

Strings Arrangement by Stephen Hussey(1,5)
String Arrangement by Andrew Wyatt(8,11,15)、Bobby Krlic(9)

リリースデータ

2022年5月27日 初登場18位 売上0.6万枚 Produced by Andrew Wyatt&Emile Haynie(1,2)、Andrew Wyatt(3,4,6,8,12,13,14,15)、
Simon Aldred&Adam Noble(5)、Greg Kurstin(7)、Ariel Rechtshaid,Andrew Wyatt&Ezra Koenig(9)、
Andrew Wyatt&Danny L Harle(10)、Andrew Wyatt&Greg Kurstin(11)
ワーナー

Liam Gallagher3rdアルバム。2年8ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。ライブ盤『Down By The River Thames』と同時発売。前作以降2020年末にアナログ&配信でリリースしたシングル「All You're Dreaming Of」は未収録、2021年は新曲発表は無かったが今作の制作中であると明かされており、2022年2月に「Everything's Electric」、4月に「C'mon You Know」「Better Days」が先行配信され、前日26日に「Diamond In The Dark」が先行配信された(「Diamond In The Dark」のみ今作と同じジャケ写)。『Down By The River Thames』同様の紙ジャケット仕様。

公式及び配信においてはStandardは12曲、Deluxe Editionは2曲追加の14曲となっている。例によって日本盤CDは1種発売のみなので「Too Good For Giving Up(Alternate Version)」が日本盤ボーナストラックである事以外は表記されていないが、日本盤CDはDeluxe Editionにボーナストラック「Too Good For Giving Up(Alternate Version)」を加えた15曲となっている。配信においてはオリジナル(無表記)12曲とDeluxe Edition14曲の2種での配信のみで「Too Good For Giving Up(Alternate Version)」が追加された形態での配信は無く、単曲での配信も無いため、日本盤CDでしか聞けない音源となっている。

8月12日には『Diamond In The Dark EP』として改めて「Diamond In The Dark」を配信限定EPとしてシングルカット。オリジナルバージョン、新規リミックス(DJ Premier Remix)、6月に行ったネブワース公演でのライブ音源(Live At Knebworth)、ジョン・レノンの新録音カバー「Bless You」を収録した4曲仕様。先行配信同様に日本のワーナーの公式サイトではアルバム発売以外は告知されず、各配信サイトでは発売日にしれっと配信開始となった。

かつてノエルが3rdで大きく方向性を変えてきたようにリアムもまた3rdで方向性を変えてきた。先行配信で聞いている感じではそこまで変わった気はしなかったがアルバム全体として聞くと前2作のようなOASIS的な分厚いギターを前面に出した王道ロックチューンよりも抑えた感じの曲が増えてだいぶ変わったなと。王道を繰り返すばかりでも飽きてしまうとはいえ、今作はだいぶ掴みどころがなくなってしまった感じもあり、終わってみるともう少しガツンとした曲が聞きたかったなとは思ってしまうし、同時発売のライブ盤『Down By The River Thames』がそうそうまさに聞きたかったのこんな感じというのを体現してしまっているので難しいところ。新たな方向性としては断然ありだとは思うし、これはこれでいいアルバムではあるんだけど、いずれにせよちょっと聞く心構えとしては切り替えが必要ではあるかな…。

B09VGTSVW8 

印象度★★★★☆

2022.7.2更新

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