LINDBERG]V

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 frosty love 渡瀬マキ 小柳昌法 LINDBERG/神長弘一 32ndシングル 最高87位 売上0.3万枚
2 Happy-Go-round 渡瀬マキ 平川達也 LINDBERG/神長弘一  
3 The first kiss in this century 渡瀬マキ 小柳昌法 LINDBERG/神長弘一  
4 渡瀬マキ 平川達也 LINDBERG/神長弘一  
5 Love is with you 渡瀬マキ 平川達也 LINDBERG/神長弘一  
6 Soup 渡瀬マキ 川添智久 LINDBERG/神長弘一  
7 悲しい胸さわぎ 渡瀬マキ 平川達也 LINDBERG/神長弘一  
8 54☆54(Instrumental)   平川達也 LINDBERG/神長弘一 Instrumental
9 カワイイココロ 渡瀬マキ 川添智久 LINDBERG/神長弘一  
10 ジャングルブギー 渡瀬マキ 小柳昌法 LINDBERG/神長弘一  
11 あの夏の日 渡瀬マキ 小柳昌法 LINDBERG/神長弘一  
12 星の見える丘の上に 渡瀬マキ 小柳昌法 LINDBERG/神長弘一  
13 Have fun tonight? 渡瀬マキ 平川達也 LINDBERG/神長弘一  

リリースデータ

2001年3月28日 初登場67位 売上0.5万枚 Produced by LINDBERG ポリドール

メンバー

Vocal 渡瀬マキ
Guitar 平川達也
Bass 川添智久
Drums 小柳“CHERRY”昌法

LINDBERG13thアルバム。前作から1年3ヵ月ぶり。渡瀬マキの産休により、00年は初めて新曲リリースが無い1年となったが(ベスト盤『WORKS』のみ)、01年はポリドールに移籍し、先行シングルとして2月に「frosty love」、1ヶ月後に今作がリリースされた。前作に続いてセルフプロデュース。今作では『]』までの共同アレンジャーの1人だった神長弘一との共同アレンジで統一された。01年3月28日は宇多田と浜崎の対決に大きな注目が集まり日本で一番CDが売れたとされる日だったが、同日に極めてひっそりと発売され、トップ100ランクインを果たしたものの、現役時代の新作シングル、オリジナルアルバムでは共にこれが最後のベスト100ランクイン作品となった。ポリドールからのリリースはこのシングルアルバムのみとなり、ほぼ1ショット契約だった模様(既にポリドールもユニバーサルに吸収されて社名も消滅寸前の時期だった)。この関係で今作以降の作品は全てのベストアルバムの選曲対象外となっている。

今作以降は一切ベスト盤で一切聞くことができない上に、さっぱり売れてなくて、知名度も皆無で聞いたことありそうな曲はまず入ってないわ、ほとんど中古でも見かけないわ、レンタルからも既に破棄されているわなど入手難度が著しく上昇する。その割にはとっかかりになるヒット曲も皆無で後追いでも入手へのモチベーションが上がりきらないというリスナーが多くなりそうだが…先行シングルの「frosty love」は往年の疾走感を再現したようなウィンターソングで期待通りのLINDBERGらしい1曲。ただドラムの音がやや軽めだったり、カシャカシャとした機械音が終始鳴り続けるなどこれまでとはやや異なる質感の曲も多い。メロディーが地味で残りにくい曲が多い上にアレンジャーが統一されている割に1曲ごとにサウンドの質感がけっこうコロコロ変わるしで、かなりとっちらかっていて散漫な印象。バンドサウンドだけでなく打ち込みサウンドを導入して何とか新たな空気感を出そうとしたのかは分からないが結果的に迷走感漂ってしまったようにも…。

ベスト盤の収録範囲が前作までなので、ベスト盤を聞いたすぐ後に今作以降を聞く、みたいな聞き方は正直あまりお勧めしない。もちろん末期3作にも名曲はあるんだけど、末期3作はもう少しLINDBERGの他の作品を聞いてある程度LINDBERGが好きになってからじゃないとあまり良さを感じられないんじゃないかと思う。次の展開を模索していたけどやれる事はもうやりきっていてどん詰まり…という感じだったのか…。

B00005HW6F

印象度★★★☆☆

2020.11.18修正

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