Letters to U
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | Believe in myself | LiSA | LiSA | Love is Same All |
2 | ミライカゼ | LiSA with あにー | あにー | あにー |
3 | 永遠 | LiSA | 岸田 | 岸田教団&THE明星ロケッツ |
4 | エスケープゲーム | LiSA | ハチ | ハチ |
5 | 覚醒屋 | LiSA | wowake | wowake |
6 | 妄想コントローラー | LiSA | 田淵智也 | 湧井啓一、千葉直樹 |
7 | 無色透明 | LiSA | カノン | 湧井啓一、千葉直樹 |
リリースデータ
2011年4月20日 | 初登場14位 | 売上1.0万枚 | Producer:山内真治(ANIPLEX)、長谷川洋輔(Sony Music Artists) | ANIPLEX |
LiSA1stデビューミニアルバム。インディーズでのバンド活動を経て、自らの名前から命名したロックバンドLove is Same Allのボーカルとして活動。ただこのバンドは情報が極端に少なく、かろうじて発売当時は存在していたmyspaceにもLiSA以外のメンバーが書かれておらず、現在は完全消滅している。2010年にアニメ「Angel Beats」内に登場したGirls Dead Monsterという劇中バンドの2代目ボーカルに抜擢され、シングル4枚、アルバム1枚をリリース。その流れで「Angel Beats!」を制作したアニメ会社のアニプレックスからのソロデビューとなった。アニプレックス自体がソニーの系列であることもあって、所属事務所はソニー。Love is Sama Allが現在どうなっているのか不明だが今作に1曲参加している。ただしあくまで今作はソロ作品であり、事務所に所属しているのもLiSAだけである。初回盤はスリーブケース仕様、フォトブックレットが付属する。
今作にアニメタイアップ曲は無いが、提供陣は同人音楽の界隈では有名らしい人たちだったり、アニメ会社からのリリースだったり、その関係で秋葉原のアニメショップで店舗特典がついたりしたらしく、基本的に事前情報やターゲットはアニメや同人ファン向けにセッティングされているような印象である。Girls Dead MonsterでのLiSAの元気な歌声に魅了された人には安心の1枚で、今作も期待通りの爽快ロック路線。打ち込みロックだったGirls Dead Monsterと違って、全曲が生のバンドサウンドになっており、ライブ感も強く、迫力は桁違いとなっている。30分程度と短いのでさらっと聞ける。特にこれというほどの曲は無く、個人的に最高というほどではないがどの曲もなかなかいい。Girls Dead Monsterから流れてきた人たちだけでなく、まあ現実的にはアニメ/同人系にカテゴライズされるとその枠内でしか聞かれないとは思うけど上木彩矢とか爽快なガールズロック路線を聞きたい人なら聞いて損は無い1作である。
印象度★★★☆☆