Sweet Noodle Pop
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Sweet Noodle Pop | tetsuhiko | tetsuhiko | daiki kasho | |
2 | Just Like Eating Cheese | tetsuhiko | tetsuhiko | daiki kasho | |
3 | CLOSER | tetsuhiko | tetsuhiko | daiki kasho | |
4 | 悲しみをやさしさに | tetsuhiko | tetsuhiko& Tomoji Sogawa |
tasuku | 1stシングル 最高6位 売上6.2万枚 |
5 | ケチャップ | tetsuhiko | tetsuhiko | Kansei Miyaji&daiki kasho | |
6 | 雨上がりの急な坂道 | tetsuhiko | tetsuhiko | Kansei Miyaji&tetsuhiko | 3rdシングル 最高39位 売上1.0万枚 |
7 | 僕はサテライト | tetsuhiko | tetsuhiko | Kansei Miyaji | |
8 | Ninja Kids | tetsuhiko | tetsuhiko | daiki kasho | 3rdシングルC/W |
9 | シンクロ | tetsuhiko | tetsuhiko | tasuku | 4thシングル 最高93位 売上0.1万枚 |
10 | dept | daiki kasho | daiki kasho | インスト | |
11 | LOVE&PEACE | tetsuhiko | tetsuhiko& Tomoji Sogawa |
tasuku | 2ndシングル 最高29位 売上0.5万枚 |
12 | home town | tetsuhiko | tetsuhiko | Yukari Hashimoto | 1stシングルC/W |
13 | ハミングバード | tetsuhiko | tetsuhiko | tasuku | 5thシングル 最高82位 売上0.2万枚 |
14 | アストロドッグ | tetsuhiko | tetsuhiko | Kansei Miyaji | 2ndシングルC/W |
15 | 開国ロック | tetsuhiko | tetsuhiko | daiki kasho |
リリースデータ
2005年7月20日 | 初登場85位 | 売上0.5万枚 | Produced by little by little,Hirohito Shinohara | ソニー |
メンバー
Vocals&Backing Vocals | hideco |
Words,Music&Backing Vocals | tetsuhiko |
little by little1stアルバム。03年12月にアニメ『NARUTO』オープニング曲の4でトップ10ヒット。その後はヒットには恵まれず1stアルバムの制作は1年前からほのめかしていたものの発売までには時間がかかった。tetsuhikoは楽曲制作に専念しており、アーティスト写真でも顔を出しておらずhideco1人のみ。そのhidecoもこの名前と顔以外は一切不明となっていてメンバー2人には謎が多い。その一方でライブドアの特設サイトではブログやネットラジオをやっていたりする。このブログの更新は続いているものの、今作リリース後は未発表曲のCMソング起用はあったものの発売はなく、07年12月のシングルまで実質活動停止状態になってしまった。さらに復活後もシングル2枚で08年を最後に完全にリリース停止状態だが解散にもならずブログ更新だけが続くといった飼い殺し状態が続いたが結局そのままフェードアウトした。ただ解散はしておらず2012年6月には事務所を移籍した事を発表。この事務所はtetsuhikoが社長を務めている会社のためか、リリースどころかこれといった活動も無くなっているものの、事務所のトップアーティストとして最初に記載されており、グループの存在自体は続いている。
帯には「光るエレクトロニカルポップロックの真髄」などと書いてあるが形容するなら確かにそんな感じ。基本バンドサウンドながらデジタルな雰囲気が漂う。元気ロック的な方向性やボーカルの声などLINDBERGを彷彿とさせるがその点においては大きく違う。シングル曲はどれも文句なしに良い。アルバム曲も序盤の3曲やラストの15などはそこそこシングルに近い勢いの曲だが中盤に配置された5,7といった曲はC/Wであったような実験的要素の強い曲。序盤はまだしも中盤のアルバム曲やC/W3曲はバランス的にはシングル曲の引き立て程度にしかなっていない感じがする。その点は少々がっかり。本来この程度では別にがっかりしないのだが1年前に『雨上がりの急な坂道』リリース時のインタビューで今、曲をたくさん作っていると語り1stアルバムの制作を匂わせて「全部シングルにできるじゃん!というものにしたい。」とコメント。さらに「音楽的に違った面をやるというのはC/Wでやっているし」と語っていたので。残念ながらその言葉通りにはさすがになっていない、届いていないと思う。しかし、それでも十分に満足できるアルバムである。
印象度★★★★☆