止まらない風ぐるま
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | on the BLEACHers | 太志 | 太志 | 長谷川大介 | |
2 | ユニコーンのツノ | 太志 | 太志 | モチヅキヤスノリ,太志 | 1st配信シングル 初CD化 |
3 | 色彩の行方 | 太志 | 太志 | 長谷川大介 | 2nd配信シングル 初CD化 |
4 | 群雨 | 太志 | 太志 | 瀬名航 | |
5 | ウィスキー | 太志 | 太志 | 朗読 | |
6 | 寂恋 | 太志 | 太志 | モチヅキヤスノリ | |
7 | シークレットトラック「決意の朝に」 Aqua Timezのセルフカバー CDのみ収録 |
リリースデータ
2021年1月27日 | 初登場25位 | 売上0.3万枚 | ビクター |
Little Parade1stミニアルバム。2018年に解散したAqua Timezのボーカル太志の新ユニット。公式サイトの説明では音楽担当の太志、アート担当のMakoto Tonoの2人組ユニットとされている。2019年秋に結成が発表され、ライブを行ったり、FCサイト会員向けにデモ新曲を配信したりしていたが、2020年5月に「ユニコーンのツノ」を一般配信してデビュー、7月に「色彩の行方」を配信し、今作でメジャーデビュー、CDデビューとなった。元Aqua Timezメンバーのうち、ギターの長谷川大介(Aqua Timez時代は大介名義)が2曲にアレンジャーとして、ベースのOKP-STARが「on the BLEACHers」のベースとして参加している。全く表記はないがCDでは7曲目が存在し、Aqua Timez「決意の朝に」をピアノ伴奏のみでセルフカバーした音源がフルサイズで収録されている。配信版はカットされており全6曲仕様。初回盤は絵本ブックレット付属。CD収録内容は通常盤と同じ上位互換仕様だが、初回盤・通常盤を両方購入しないと特典のプレミアムライブ映像視聴コードが使用できない。差異無しの2枚買い推奨商法となっている。
公式サイトプロフィールにはメンバーとして太志、Makoto Tonoとしているが、今作ではメンバー表記が無い。作詞作曲編曲表記に太志の名前があるのと、他のスタッフ同様の扱いでArt枠でMakoto Tonoがクレジットされているのみとなっているため、今作だけではLittle Paradeとは誰がメンバーなのかどころかボーカル表記も無いためそもそも誰が歌っているのかも分からない(明記されていない)。演奏クレジットも何故かギターの演奏クレジットだけ全曲表記されておらず、ベース、ピアノ、ストリングス、ドラムしか表記されていない。またドラムも「寂恋」のみで、「ユニコーンのツノ」はDrum Trackという打ち込み担当らしき表記、それ以外は何も表記されていない。
前述のようにギタークレジットが無いという謎はあるがこれはアレンジャーによる演奏(Guitar,Other Instruments的な)表記は省略しているということだろうか。いずれにせよバンドっぽいがドラムはほぼ打ち込みで処理されているようだ。1曲目なんかベースもOKP-STARで攻めたロック調なので今作でも特にAqua Timezっぽさが強いが、ギターもベースもAqua Timezほどガツンと前に出てこない、ドラムは特に控えめ…といった感じで、全体には思った以上にAqua Timezから変わらない方向性なんだけど、バンドとのバランスがやはりAqua Timez太志のソロといった装い。優しく寄り添うような歌詞やメロディーも変わらず、ひとまずはまたその先の新曲が聞けて嬉しいところではあるんだけど、太志そのものといった楽曲に大きな変化はないだけにおとなしくなってしまったバックのサウンドに物足りなさを感じてしまう。特に後期のAqua Timezはヒット期ほどの圧倒的に1発で残ってくるようなメロディーが出にくくなってきた一方で、トータルのバンド感で過去に負けない充実っぷりを見せていただけになかなか難しいところ。率直にAqua Timezのヒット期しか知らないリスナーが戻ってくるとか全く知らない新たなリスナーを獲得するには弱く、既に太志の太志にしか出せない繊細さや優しさを魅力としてこの点は変わっていないのでそんな良さを良く理解している残ったAqua Timezからの延長のファンしか聞かなそうな感じではある。
ユニットではあるが音楽担当はあくまで太志なので音楽作品としては実質ソロプロジェクトという事になるはずだがユニットの構想自体が曖昧で良く分からない。少なくとも通常盤においてはジャケットと曲目の横の大きな絵、裏表紙の裏側の小さな絵以外にアートワークが無いので、初回盤の絵本こそがアート担当のMakoto Tonoの見せ場であり、Little Paradeとしては初回盤こそが音楽とアートが融合したユニットとしての完成形という事になるはずだが…正直絵本に差額1000円(税抜き)はデカすぎるので普通に通常盤を選択した。また完成形である初回盤購入者に視聴コードがつくなら分かるが、ただの重複購入にしかならない通常盤を買わせて初めて視聴コードが起動するというのはさすがに…。2枚買わせようとするならまだ通常盤は1曲多いとか明確な差異があった方がマシなレベル。初回盤購入者が配信ライブを見るために通常盤2500円が実質チケット代みたいなものか…。
印象度★★★☆☆
2021.3.27更新