LACK OF REASON
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SOCIETY'S LOVE -ソサエティ・ラヴ- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
2 | REMEMBER -リメンバー- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | 5thシングル 最高42位 売上3.1万枚 |
3 | STAY AWHILE -ステイ- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
4 | CATCH THE TUBE -地下鉄で行こうよ- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
5 | IT'S ONLY A LOVE SONG -イッツ・オンリー・ラヴ・ソング- |
黒沢健一 | 黒沢秀樹, 黒沢健一 |
L⇔R,岡井大二&遠山裕 | 7thシングル『KNOCKIN' ON YOUR DOOR』C/W(カット) |
6 | EASY ANSWERS -イージー・アンサーズ- |
木下裕晴 | 木下裕晴 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
7 | THEME OF B.L.T. -B.L.T.のテーマ- |
L⇔R | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | 歌詞は無いがラララパートはある | |
8 | SEVENTEEN -17- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
9 | PARANOIAC STAR -パラノイアック・スター- |
黒沢健一 | 木下裕晴 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | |
10 | KEEP THE CIRCLE TURNING -サークル・ターニング- |
黒沢健一 | 黒沢秀樹, 黒沢健一 |
遠山裕 | |
11 | HELLO,IT'S ME(ALBUM MIX) -ハロー・イッツ・ミー- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | 6thシングル(同発) 最高10位 売上41.8万枚 |
EXTRA TRACK(2017年盤追加収録) | |||||
12 | HELLO,IT'S ME(SINGLE MIX) -ハロー・イッツ・ミー- |
黒沢健一 | 黒沢健一 | L⇔R,岡井大二&遠山裕 | 6thシングル(同発) シングル音源 |
初回盤(2枚組)
FACE-A
1.SOCIETY'S LOVE
2.CATCH THE TUBE
3.IT'S ONLY A LOVE SONG
4.EASY ANSWERS
5.HELLO,IT'S ME(ALBUM MIX)
FACE-B
1.REMEMBER
2.STAY AWHILE
3.PARANOIAC STAR
4.THEME OF B.L.T.
5.SEVENTEEN
6.KEEP THE CIRCLE TURNING
リリースデータ
1994年10月21日 2017年2月8日(リマスター/UHQCD) |
初登場14位 初登場130位 |
売上11.4万枚 売上0.04万枚 |
Produced by 岡井大二&L⇔R | ポニーキャニオン |
メンバー
l.vocals,guitars&harp | 黒沢健一 |
e&a guitars&vocals | 黒沢秀樹 |
bass guitars&vocals | 木下裕晴 |
L⇔R5thアルバム。ポニーキャニオンへの移籍第1弾アルバム。嶺川貴子は年明け早々に脱退し、デビュー時の3人体制へ戻った。同時発売の「HELLO,IT'S ME」はポッキーCMソング、さらにCMで展開していたストーリー「ポッキー四姉妹物語」が発展して映画化されそのまま主題歌になったこともあり、最終的に40万枚を越えるヒットを記録して一躍ブレイクした。今作もこれまでに比べると大幅に売上を上昇させたものの、「HELLO,IT'S ME」の曲先行ヒットの色が強い売上となった。「IT'S ONLY A LOVE SONG」は次のシングルのC/Wとしてシングルカットされた。初回盤はFACE-A、FACE-Bと2枚組仕様で曲目は共通だが曲順を変えて2枚に振り分けている。
95年にアナログ盤としても発売されている。2016年10月に黒沢健一が脳腫瘍を公表、2016年11月25日のデビュー25周年記念日に25周年プロジェクトとして2017年2月にオリジナルアルバム8作が初のリマスター&UHQCD仕様で一斉再発されることが発表された。その直後の12月になって黒沢健一が脳腫瘍により死去した。2017年盤ではEXTRA TRACKとして新たに「HELLO,IT'S ME」のSINGLE MIXが追加収録された。
1曲目「SOCIETY'S LOVE」から最高に気持ちいいポップス。それ以降も飽きない良質なポップスが次から次へと飛び出てきて最後まで一気に聞ける名盤。ポリスター時代に比べて、マニアックさがだいぶ薄くなってきていて聞きやすい曲が多くなっている。プロデューサーやアレンジャーを変えたわけではないので、移籍を機に心機一転して少し売れることを意識してみたというかJ-POP寄りに少しシフトしたような感じ。それでいて適度なマニアックさは残っているのでその辺りのバランスが抜群というか個人的にはツボに入る。初回限定盤ではFACE-Aのラストになっているようだが通常盤ではラストを飾る「HELLO,IT'S ME」はイントロがかかった瞬間からなんか泣けてくる名曲。素晴らしいラストだ。個人的には今作が最も好きなアルバム。
印象度★★★★★
2017.3.12リマスター盤仕様に修正