PV+

No タイトル 備考
1 REMEMBER 5thシングル 『PV+』追加収録
2 HELLO IT'S ME 6thシングル(アルバム同発)
3 KNOCKIN' ON YOUR DOOR 7thシングル
4 DAY BY DAY 9thシングル 『PV+』追加収録
5 BYE 8thシングル
6 GAME 10thシングル(カット)
7 NICE TO MEET YOU 11thシングル
8 アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック 12thシングル 『PV+』追加収録

リリースデータ

2017年3月15日(『PV+』)
1996年7月19日(『PV』VHS)
2008年9月17日(『PV』DVD)
音楽DVDチャート初登場13位(総合26位)
不明
圏外
売上0.09万枚
売上不明
-
ポニーキャニオン

L⇔R、PV集DVD。現役時代にリリースされた唯一の映像作品。当時はVHSでの発売でポニーキャニオン移籍以降のPV5曲に加えて「GAME」の日本武道館でのライブ映像を収録していた。ポニーキャニオンによるキャニオン・ROCK映像商品復刻企画で08年に初DVD化された。2016年のデビュー25周年企画の際にオリジナルアルバムのリマスターとライブDVD『live at Budokan"Let Me Roll It! tour 1996"』発売が告知され、その後で黒沢健一のソロアルバム3作のリマスター再発と今作の再発が同時に発表された。

2017年再発盤では『PV+』とタイトルが代わり、ジャケットの色が変更され、未収録になっていた3曲のPVが追加収録された。また「GAME」の日本武道館でのライブ映像はカットされた。編集は異なっているがこの映像は先に発売されたライブDVD『live at Budokan"Let Me Roll It! tour 1996"』に収録されたためと思われる。

リマスター、ライブDVDと新たに手を入れた作品がリリースされた後だけに見劣り、聞き劣りしまくってしまうというのもあるがこのPV集に関しては正直コレクターアイテムかなと思う。今作に関しては映像及び音声の新規リマスター等は一切施されていないと思われ、画質はビデオレベルだし、音声も現代のDVDとしては異常なまでに音が小さい(00年初頭にリリースされていたDVD並)。そのまんま当時の素材を入れただけの34分のDVDで税抜き3800円は2017年現在では少々値段と釣り合っていないように思える。08年DVD化の時は廉価再発の企画の一環でもあったので税抜き2800円だっただけに余計に…。また最後に3曲追加するのではなく、随所に追加したのはリリース順になるように差し込んだためと思われるが、「BYE」と「DAY BY DAY」の順番が前後してしまっているので、入れる位置を間違えるくらい気が抜けていたのかとも思えてしまう始末(あえて逆にすることにこだわりがある可能性もあるが)。

PVそのものに関しても曲の世界観にも合っているとはあまり思えないようないかにも90年代半ば頃のPVっぽい暗い映像や特に意味のないなんとな〜くアートでカッコいい感じの映像が続くので面白みがない。唯一の映像作品という冠があった先日まではこれでも動くL⇔Rを見れる貴重な作品だったが、思いっきり躍動するライブDVD『live at Budokan"Let Me Roll It! tour 1996"』発売直後にこれではどうにも…。これなら各アルバムのリマスター盤に特典DVDとして分割収録された方が良かったし、その方が大々的に25th Anniversary Editionとして豪華パワーアップ再発感を醸し出せたのでは。

PV+ [DVD]PV+  PV [DVD]08年DVD  PV [VHS]  

印象度★★★☆☆

2017.3.24更新

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