SHINE

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Time Has Come LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
2 STORM LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA 9thシングル 最高1位 売上72.0万枚
3 NO PAIN LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
4 SHINE LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA 10thシングル 最高1位 売上41.6万枚
5 I for You LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA 11thシングル 最高2位 売上48.1万枚
6 Unlikelihood LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
7 ANOTHER LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
8 MILLENNIUM LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
9 BROKEN LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
10 VELVET LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
11 Love Me LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
12 BREATHE LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  
13 UP TO YOU LUNA SEA LUNA SEA LUNA SEA  

リリースデータ

1998年7月23日
2007年1月24日(再発)
2007年12月5日(DVD付リマスター)
2019年5月29日(アナログ盤)
初登場1位
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初登場236位
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売上90.2万枚
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売上0.09万枚
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PRODUCED BY LUNA SEA MCAビクター
ユニバーサル
ユニバーサル
ユニバーサル

メンバー

Vocal RYUICHI
Guitar,Violin SUGIZO
Guitar INORAN
Bass J
Drums,Percussion 真矢

LUNA SEA6thアルバム。97年の活動休止を経て、2年3ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。96年12月に『SINGLES』を発売してライブを行い活動を再開していたが新作は98年4月のシングル「STORM」を皮切りに、6月に「SHINE」、7月に「I for you」、そこから20日程度で今作と立て続けにリリースされた。「STORM」はシングル最大のヒットを記録。今作もオリジナルアルバムでは最大のヒット(ベスト含むと『SINGLES』に続く2番目)を記録した。

07年1月には今作〜『LUNACY』までのメジャーでの6枚のオリジナルアルバムが再発された。この際は単なる再発で再結成も発表されていなかったが、8月には一夜限りの復活ライブが発表され、ライブ開催前の12月になって前作『LUNA SEA』も含めてオリジナルアルバム7作がTed JensenによるリマスターでDVD付で再発された。各DVDには該当時期のPVが収録され、今作にはシングル3曲のPVが収録されている。2019年には結成30周年を記念してメジャーデビュー以降のオリジナルアルバム全8作品がアナログレコード化されて一斉発売された。

鮮烈すぎた河村隆一ソロの大成功でリスナー層が拡大。「STORM」は河村隆一の4枚のソロシングルとほぼ同等の売上を記録し、LUNA SEAは一時的に当時既にミリオンヒットを連発していたGLAY、L'Arc〜en〜Cielと並ぶ三大ロックバンドとして扱われるようにもなった。…が、セールス的にはミリオンを複数達成した2組には見劣りする状況で、シングルでもオリジナルアルバムでもミリオンは達成できずに、しかも河村隆一を引きずったようなポップな印象の3シングルで既存のリスナーの間でも賛否両論を巻き起こしていたようだ。しかも今作を最後に新曲のリリースは00年3月のシングル「gravity」までかなり空いてしまったのでブーム的な勢いはすぐに去ってしまった。

個人的には河村隆一からLUNA SEAを知り、『SINGLES』でA面曲はカッコいい!最高!と魅了され、「STORM」「SHINE」「I for you」の3シングルも気に入っていたので、当時はごく自然に今作を聞いていた。確かに河村隆一がロックバンドやってるというイメージではあった。改めて聞いてみると再結成以降はうまく使い分けて進化した感じのあるRYUICHIのボーカルスタイルと違って、今作は特に"河村隆一"であり、「SHINE」ではLUNA SEAでは感じたことのないさわやかさすら漂うし、「I for you」で97年に大ヒットで根付いた河村隆一のパブリックイメージになっていたバラードがどうしても思い浮かんでしまう。それ以上に主にRYUICHIが担当していたと思われる歌詞が河村隆一仕様の前向きなものが多い。この辺りのなんか違うような感じが再開後すぐに行き詰ってしまった理由にはなってくるのかなとは思う。

「Time Has Come」はなかなかマニアックな始まり方ながら、サビはけっこうキラキラしていてこの曲とシングルが集中する前半は非常に聞きやすい。しかし、後半は延々と重いアルバム曲が続く構成と70分に及ぶ長尺でダレてしまったのが正直なところ。間口はかなり広くて入りやすいんだけど、終わってみるとけっこうずっしり感じるアルバムだ。

B00005GS3C  B000KJTKUC07年1月再発盤   B000X8X2BS07年12月DVD付リマスタ盤

印象度★★★★☆

サイト開設当初の文章を2017.6.30修正

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