アリアル
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 優しくしたい人がいる | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
2 | ユキシズク | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | 17thシングル『決戦前夜』C/W |
3 | 月明かりに踊る君を僕はただ見ていた | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
4 | いつか知らない誰かを愛しても | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
5 | 葉桜ファイター | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
6 | 空中線 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
7 | 存在? | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
8 | 空白 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
9 | 木曜日 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
10 | うぇいうぇいうぇい | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 | |
11 | 陽のあたる道 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
リリースデータ
2016年9月7日 | 初登場41位 | 売上0.14万枚 | Produced by LUNKHEAD | 直球レコード |
メンバー
Vocal,Guitar | 小高芳太朗 |
Guitar | 山下壮 |
Bass | 合田悟 |
Drums | 桜井雄一 |
LUNKHEAD11thアルバム。1年5ヵ月ぶりのアルバム。5月に久々にメジャー(徳間JAPAN)で一般流通シングルとしてリリースされた「決戦前夜」は未収録。C/Wの「ユキシズク」が収録された。「決戦前夜」はアニメタイアップにより作曲がアニメサイドの提供だった。前作で徳間JAPANに移籍してメジャー復帰していたが、今作ではメンバー、直球スタッフと話し合った結果再び自主レーベルである直球レコードで出すことにしたとされている。収録内容に違いはないが初回盤はブルーケース仕様、ライブ会場限定盤はピンクケース仕様、通常盤は通常の透明プラケースとなっている。
前半に前向きで頼もしさを感じる勢いのある楽曲が並び、後半は自己否定を繰り返すダークな楽曲が並ぶコントラストのハッキリしたアルバム。前半は"僕"が前向きな気持ちで"君"を前へと導こうとしているいわゆる応援歌だったりラブソングのような歌詞が続くんだけど、「空中線」以降は一人称が"私"で女言葉で後ろ向きな感情を歌う楽曲が続く。「空白」は一人称が出てこないものの、前向きな"僕"と絶望的な"私"の2人のアルバムなのかな…という印象も抱いた。最後は再び「僕」が君を救いあげようと差し伸べた手を取ってハッピーエンド…みたいな。
アルバム全体は今回も圧巻の一言で、ほとんど衰え知らず。全盛期のような勢いを延々継続しているように感じられるところは凄い。ただ問答無用で強い1曲が無いのでキラーチューン不在に感じられるところが唯一もったいないというかもう1つ足りないといったところか。リードする曲があるだけで随分変わってくると思う。「決戦前夜」の未収録に関しては、LUNKHEADのようで確実にLUNKHEADではないような曲だったし、明らかにC/Wの「ユキシズク」の方がインパクトもあっただけに入っても悪い意味で浮くだけだしボーナスで入れるもんでもないだろうし、入れなくて良かったと思う。
印象度★★★★☆
2016.11.13更新