影と煙草と僕と青
No | タイトル | 作詞 | 作曲 |
1 | 東京にて | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
2 | この剣折れる | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
3 | 物思いに耽る庭 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
4 | 帰り途 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
5 | 最後の種 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
6 | 僕と樹 | 小高芳太朗 | 小高芳太朗 |
リリースデータ
2003年5月21日 | 300位圏外 | Produced by LUNKHEAD | BLOW WIND RECORDS |
メンバー
Vocal&Guitar、Art Direction&Design | 小高芳太朗 |
Guitar&Chorus | 山下壮 |
Bass&Chorus | 合田悟 |
Drums&Chorus | 石川龍 |
LUNKHEADデビューミニアルバム。インディーズでのリリース。メンバー写真は使用されず、歌詞カードは4つ折り仕様で、表面が巨大な1枚の絵になっている。クレジットではこのデザインをボーカル小高が担当したとされている。またこのインディーズメーカーに対してはメンバーはあまりいい感情を抱いていなかった事が後に語られている。
世界観は全体的に暗め。絶望的とまでは行かないけどかなり自らの影と見つめ合ったような内省的な歌詞が並んでいる。メロディー面では1曲目の「東京にて」が1つ抜けてある程度のキャッチーさも感じられるけど、やはり最初期だけに後々に比べると垢抜けない部分もあるように思う。歌詞の世界含めてじゃないと、メロディーとアレンジに関してはまだそこまで強くはないというか。とはいえ当時はBUMPやアジカンなどギターロック系がブレイクしていっていた時期だけに彼らと並んで人気を獲得しても不思議ではないくらいの勢いはあると思う。一方でノイズのようなざらついた音が(パリパリとした音)が何箇所かで聞こえるんだけど、これはインディーズゆえの録音環境の粗だろうか。
印象度★★★☆☆