smash
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | SMASH | 前田亘輝 | 前田亘輝 | M.Project |
2 | フォローマン | 前田亘輝 | 織田哲郎 | M.Project |
3 | DANCING IN MY ROOM | 前田亘輝 | 織田哲郎 | M.Project |
4 | DIRTY OL' CITY | 前田亘輝 | 織田哲郎 | M.Project |
5 | THE RAIN | 前田亘輝 | 中島正雄 | M.Project |
6 | 今 インフレ | 前田亘輝 | 宮原学 | M.Project |
7 | いいかげん | 前田亘輝 | 中島正雄 | M.Project |
8 | HEARTLESS GIRL | 前田亘輝 | 前田亘輝 | M.Project |
9 | OPEN YOUR EYES | 前田亘輝 | 宮原学 | M.Project |
10 | 一期一会 | 前田亘輝 | 前田亘輝 | M.Project |
リリースデータ
1989年12月1日(CD/CT) 2007年6月20日 |
初登場32位 | 売上1.8万枚 | Produced by 長戸大幸 | CBS/SONY Sony Music Associated Records |
前田亘輝3rdアルバム。前作から1年ぶり。タイトルは当時のCD帯や背文字、Sony Music Shopの現行ページでは大文字『SMASH』だが、ジャケット写真やブックレット内での表記は全て"smash NOBUTERU MAEDA"と名前は大文字だがタイトルは小文字表記になっている。通販サイトでは小文字も大文字もあり正式表記が安定していなかったが、配信に出した際は小文字『smash』となった。前作同様にシングルは無く、全曲新曲。TUBEの10thシングル『Stories』(21位)と同時発売。本体であるTUBEも低迷したが今作もトップ30落ちと低迷した。2007年5月に久々のシングル『恋ノウタ』、そして6月27日に『Single Collection+』を発売する1週間前にソロアルバム全作と春畑道哉のソロアルバムも同時に一斉再発され、Sony Music Associated RecordsのAICL品番で流通した。
今作ではサウンドプロデュースの表記が無くなったが、前作には無かった演奏メンバーがクレジットされた。ドラムは樋口宗孝(LOUDNESS)、ベースは鮫島秀樹(HOUND DOG)、寺沢功一(BLIZARD)、大堀薫(BLUEW)の3人、ギターは宮原学、春畑道哉(TUBE)、 松川敏也(BLIZARD)、織田哲郎、中島正雄の5人、キーボードは小島良喜(KUWATA BAND)、ハープは妹尾隆一郎、コーラスは稲葉浩志(B'z)となっているが、巻末に一括表記のため個別の参加曲は不明。
大きく制作陣が変わったわけではないが、今作ではだいぶロック寄りに重心を傾けてきた印象。サポート陣もロックバンドのメンバーが多めで、ちょっとしたオールスター状態。当時のTUBEに比べてもガツンとした激しめのサウンドでロックバンド感が強い。歌詞もはっちゃけ気味で毒づいていくようなTUBEではあまり見せていない方向性でかなり意識してTUBEとソロを区別しているように思うし、基本的にソロの方がやりたい放題。シングルヒットになりそうなメロディアスな曲は無いが、聞き応えはある。ラストの「一期一会」ではなんと歌詞全てが四文字熟語の羅列のみで貫き通しているがこれもソロゆえの自由さだろう。
ビジュアル面でも自由に遊んでいた(?)のか、前作がもみあげから繋がる髭面だったのから一転して今作では眼鏡スーツ姿という昭和のビジネスマンみたいなスタイルに…。
2007年盤 SMASH(1989年盤)
印象度★★★☆☆
2025.1.6更新