Ver.1.OE LOVE LETTER FROM
THE DIGITAL COWBOY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Hey Yo! | Chris Farren | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | 『Cowboy』のイントロ的なインスト |
2 | Cowboy(Album Mix) | Chris Farren | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | 14thシングル 最高20位 売上4.2万枚 |
3 | The Lover In You | Brock Walsh | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
4 | Running Out Of Daydreams | Randy Goodrum | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
5 | Day And Night | Wendy Waldman | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
6 | 9×Forever | Brock Walsh | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
7 | My Eyes Adored You | Bob Crewe | Kenny Nolan | Noriyuki Makihara | カバー曲 |
8 | I Can Feel Your Heart | Linda Thompson | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
9 | Secret Heaven(Album Version) | Andy Goldmark | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | 13thシングル 最高6位 売上16.7万枚 |
10 | Limit's Of Love | Bruce Gaitsch | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
11 | I'm Not Gonna Fall In Love | Antonina Armato | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | |
12 | Bye Bye Cowboy | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara | ||
13 | If You Believe In Love | Steven Bishop | Noriyuki Makihara | Noriyuki Makihara |
リリースデータ
1996年7月25日 1998年11月26日(限定紙ジャケ) 2012年11月14日(リマスター) |
初登場5位 | 売上29.2万枚 | Produced by Kenji Kisaki(Bridge) | ワーナー |
槇原敬之6thアルバム。全英語詞アルバム。95年はリリースがなかったため1年9ヶ月ぶりのアルバムになった。「Secret Heaven」「Cowboy」は共にマキシシングル仕様で発売され、名義もMAKIHARAとなるなど今作に至るまでデザインが統一されている。海外進出があったわけでなく日本向けでいてカバーの1曲以外すべてオリジナルの洋楽アルバムである。ビジュアルはすべてCGキャラクターのMAKIHARAで統一されていて槇原敬之の姿は一切ない。またデジタルというのを意識したのか0と1があちこちに表示されていて本人(人間)不在のコンピューター世界のような雰囲気になっている。さすがに日本語による歌詞に魅力を感じていたファンが多かったのか売上は不振。ただでさえ前年リリースがなかったので人気が下降線をたどる大きなきっかけになってしまったのも事実だ。また今作は録音エンジニアの1人として古くからの槇原の友人でありアマチュア時代の録音やミックスなどを担当していた沢田知久(スペシャルサンクスでは毎回必ず名前が挙がっていた)がついにプロとして初参加している。98年に紙ジャケで限定再発され、2012年11月にはリマスター再発されている。その前の12年9月には7作目までがBOXで先に発売されている。
歌詞以外は制作陣もいつものメンツだし録音も日本なんだけど全部英語なので感じられる雰囲気はいつもとは異なる。「素敵な洋楽を自分で作りたかった」ということで完全に洋楽的な雰囲気になっている。全英語詞はいつもは歌詞から書くマッキーがメロディーを先に作って渡して詞をつけてもらったという。全体的にはオムニバスのアルバムのようにバラードからダンスナンバーまでポップの極みのような曲が並んでいる。歌詞は気にせずメロディーとサウンドだけでもけっこうハマる1作だ。
印象度★★★★☆