PHARMACY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | INVITATION(INSTRUMENTAL) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | ||
2 | HOME WORK | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
3 | DARLING | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
4 | 2つの願い(VERSIONU) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 11thシングル 最高3位 売上34.4万枚 別アレンジ |
5 | LONESOME COWBOY | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
6 | TWO MOONS | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 11thシングルC/W |
7 | SPY | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 12thシングル 最高1位 売上86.6万枚 |
8 | 花水木 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
9 | OCTAVERS | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
10 | 今年の冬 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
11 | 恋はめんどくさい? | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 | |
12 | 東京DAYS | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 槇原敬之 |
リリースデータ
1994年10月25日 1998年11月26日(限定紙ジャケ) 2012年11月14日(リマスター) |
初登場1位 | 初動45.7万枚、売上91.6万枚 | Produced by KENJI KISAKI | ワーナー |
槇原敬之5thアルバム。「SPY」は通常よりも大きなヒット(ミリオン2作に続く3番ヒット)を記録したものの、今作は3作連続でのミリオン突破には届かなかった。「2つの願い」は別アレンジで収録。歌詞カードやジャケットの裏には全英語でアルバムの制作話が書いてある。どうもプロデューサーの木崎氏が入院したり、ギタリスト(小倉?)とのスケージュールが合わなかったりとトラブルが絶えなかったらしい。槇原自身も喉に疲労がたまってきており、このアルバムを引っさげての半年近いライブツアーの後に不調を訴えポリープ除去手術のため入院。そのまま長期の休暇に入り翌95年はリリースが1枚もなかった。初回盤はジャケットの口元の絆創膏がエンボス仕様でリアルな手触りになっている。98年に紙ジャケで限定再発され、2012年11月にはリマスター再発されている。その前の12年9月には7作目までがBOXで先に発売されている。
これまでの集大成というか初期キャリアの到着点のようなアルバム。基本的な作風は今までと変わってないんだけど、打ち込み中心ながら前作まで以上に温かみが増している。ここまでが好きなら今作も好きになれる。シングル2作があえてちょっと今までのシングルになかった曲調を持ってきているが、アルバム曲ではむしろ王道的なポップソング「HOME WORK」「DARLING」、鉄板の王道バラード「花水木」「今年の冬」「東京DAYS」などが取り揃えられていてファンの期待にきっちり応える。その一方で「恋はめんどくさい?」のようなお遊びも見せていて、高い満足度と安定感のあるアルバムだ。
印象度★★★★☆