SMILINGV〜THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | CLOSE TO YOU(ENGLISH VERSION) | 英訳:Jeff Patterson | 槇原敬之 | 1stアルバム『君が笑うとき君の胸が痛まないように』収録曲 初公開英語バージョン |
2 | DARLING | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 5thアルバム『PHARMACY』収録曲 |
3 | くもりガラスの夏('98 NEW VERSION) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 3rdアルバム『君は僕の宝物』収録曲 オケ再録音 |
4 | SECRET HEAVEN(SINGLE VERSION) | Andy Goldmark | 槇原敬之 | 13thシングル 最高6位 売上16.7万枚 |
5 | 80km/hの気持ち('98 NEW VERSION) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 1stアルバム『君が笑うとき君の胸が痛まないように』収録曲 オケ再録音 |
6 | 雷が鳴る前に | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 3rdアルバム『君は僕の宝物』収録曲 |
7 | COWBOY(SINGLE VERSION) | Chriss Farren | 槇原敬之 | 14thシングル 最高20位 売上4.2万枚 |
8 | 恋はめんどくさい('98 NEW VERSION) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 5thアルバム『PHARMACY』収録 オケ再録音 |
9 | LIMIT'S OF LOVE | Bruce Gaitsch | 槇原敬之 | 6thアルバム『THE DIGITAL COWBOY』収録曲 |
10 | 困っちゃうんだよなぁ。('98 NEW VERSION) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 4thアルバム『SELF PORTRAIT』収録 オケ再録音 |
11 | DANCING IN THE RAIN(ENGLISH VERSION) | 英訳:Jeff Patterson | 槇原敬之 | 1stアルバム『君が笑うとき君の胸が痛まないように』収録曲 『RAIN DANCE MUSIC』初公開英語バージョン |
12 | HOME WORK | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 5thアルバム『PHARMACY』収録 |
13 | I'M NOT GONNA FALL IN LOVE | Antonina Armato | 槇原敬之 | 6thアルバム『THE DIGITAL COWBOY』収録曲 |
14 | まだ生きてるよ('98 NEW VERSION) | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 16thシングル 最高10位 売上14.8万枚 オケ再録音 |
15 | PENGUIN | 槇原敬之 | 槇原敬之 | 7thアルバム『UNDERWEAR』収録曲 |
リリースデータ
1998年5月10日 | 初登場6位 | 売上17.7万枚 | ワーナー |
槇原敬之3rdベストアルバム。前2作に入らなかったワーナー時代残りのシングル「まだ生きてるよ」、「SECRET HEAVEN」、「COWBOY」が収録された。基本的にはアップテンポな曲を中心に選曲されているが、未発表の英語バージョン(1,11)や外人バンドを起用して演奏を生演奏に差し替えたりリミックスした'98 NEW VERSIONど3作目にして新たに手直しされた楽曲が7曲収録されている。エクストラベスト的な立ち位置だった事もあり、売上は振るわなかった。98年にはシリーズ3作をセットにした限定BOX『SMILING BOX』としても発売された。
前作のUはバラードベストという雰囲気だったが今回は基本的にダンサブルだったり、わりかしノリのいいアップテンポな曲で構成されている。さすがにベストが1曲も被らずに3枚目となるともはやベストな感じはしなくなってくるがそれでもまだまだいい曲が残っていたようでかなり聞けるものになっている。ここまでのベスト盤2枚を聞いてさらに聞きたい初心者にはうってつけで、王道以外の槇原の魅力を感じることができるはずだ。人によっては今作の方が面白いという人もいるかも。またバージョン違いが7作あるのでオリジナルアルバムを集めてきた人は違いを楽しむのもいいかもしれない。基本的にはこの時点でソニーに在籍していたので、’98 NEW VERSIONは当時SMAPにも参加していたオマー・ハキム、ウィル・リーらによるNY外人バンド起用をした「くもりガラスの夏」「まだ生きてるよ」とロンドンでリミックス&リアレンジを行った「80km/hの気持ち」「恋はめんどくさい」「困っちゃうんだよなぁ。」の2種類に分けられる。NY外人バンド起用の2曲はキーボードやギターは原曲通りの表記になっており、リズム隊とホーンだけ生演奏に差し替えた形。これは原曲が生演奏で豪華になったような感じなんだけど、残り3曲の方は打ち込み中心ながらリアレンジに近い状態で全面的なオケ差し替えになっている。ENGLISH VERSIONの2曲は従来の日本の制作陣が担当しているが、ミックスを沢田知久が担当している。沢田がエンジニアとして部分的に初参加した『THE DIGITAL COWBOY』頃に一緒に制作した未発表音源なのか、今作用にわざわざ制作したのか(沢田がエンジニアとして全面参加するのはソニー移籍以降)は不明。
印象度★★★★☆