complete of MANISH at the BEING stuido
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 恋人と呼べないDistance (130 Brand-New Mix) |
すみれ&小田佳奈子 | すみれ | 明石昌夫 | 1stシングル 100位圏外 1stアルバム『Manish』収録Ver. |
2 | 声にならないほどに愛しい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 2ndシングル 最高26位 売上19.5万枚 |
3 | 素顔のまま KISSしよう | 大黒摩季 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 3rdシングル 最高34位 売上9.0万枚 |
4 | 君が欲しい 全部欲しい | 大黒摩季 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 4thシングル 最高14位 売上8.6万枚 |
5 | 眠らない街に流されて | 大黒摩季 | 織田哲郎 | 明石昌夫 | 5thシングル 最高18位 売上11.9万枚 |
6 | だけど止められない | 高橋美鈴 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 6thシングル 最高17位 売上7.4万枚 |
7 | もう誰の目も気にしない | 小田佳奈子 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 7thシングル 最高5位 売上19.0万枚 |
8 | 明日のStory | 高橋美鈴&井上留美子 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 8thシングル 最高19位 売上8.1万枚 |
9 | 走り出せLonely Night | 高橋美鈴 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | 9thシングル 最高18位 売上7.3万枚 |
10 | 煌めく瞬間に捕われて | 高橋美鈴&川島だりあ | 川島だりあ | 明石昌夫 | 10thシングル 最高6位 売上43.2万枚 |
11 | この一瞬という永遠の中で | 牧穂エミ | 西本麻里 | 葉山たけし | 11thシングル 最高12位 売上7.9万枚 |
12 | 君の空になりたい | 小田佳奈子 | 栗林誠一郎 | 池田大介 | 12thシングル 最高23位 売上3.8万枚 |
13 | いつでも いまでも いつかは | 高原裕枝 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 6thシングル両A面曲 |
14 | ゆずれない瞬間 | 高橋美鈴 | 栗林誠一郎 | 明石昌夫 | 2ndアルバム『INDIVIDUAL』収録曲 |
15 | 眩しいくらいに… | 高橋美鈴 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 10thシングル両A面曲 |
16 | It's so Natural | 高橋美鈴 | 西本麻里 | 古井弘人 | 12thシングルC/W |
<Premium Tracks> | |||||
17 | 夢の飛行機 | 高原裕枝 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 未発表曲 |
18 | 明日に向かって | 井上留美子 | 西本麻里 | 明石昌夫 | 未発表曲 |
リリースデータ
2002年10月25日 2012年9月26日 |
初登場97位 | 売上0.3万枚 | Produced by DAIKOH NAGATO | B-Gram Records |
メンバー
Vocal | 高橋美鈴 |
Keyboards | 西本麻里 |
MANISH2ndベストアルバム。『at the BEING studio』シリーズ第4弾。92年12月デビュー、96年までにシングル12枚、アルバム3枚リリース。3rdアルバムを最後に凍結、98年に前ベスト『MANISH BEST Escalation』をリリースし活動再開をほのめかすもそのまま解散発表もないまま自然消滅。前ベスト以来の作品となった。シングル12作の全A面14曲とC/W。アルバムから2曲、Premium Tracksとして未発表曲2曲を収録。同シリーズの大黒摩季ではクレジットを表記しない形となっていたが、今作での大黒摩季の作詞クレジットに関しては普通に単体表記されている。2012年には1680円の廉価盤として期間限定再発された。
シングル1曲目を12曲リリース順に並べた後に、両A面の2曲「いつでも いまでも いつかは」「眩しいくらいに…」、アルバム曲「ゆずれない瞬間」、C/W「It's so Natural」の4曲をこれもリリース順に並べた構成。「恋人と呼べないDistance」はシングルバージョンではなく、1stアルバムでリメイクされた音源で収録されている。ストレートなシングルコレクション+αとなっていて全シングルが聞けるのは今作だけなのでとりあえず最初に聞くにもこれだけで済ますにも最適な1作。MANISHの決定盤。
明石昌夫によるハードなギターとキメまくるキーボード・シンセによるド派手なサウンドは一貫性があり、90年代前半に一世を風靡したビーイングの王道そのもの。さらにどの曲もひたすらキャッチーなサビメロで爽快な仕上がり。どの曲もいいんだけど、同じような曲が続きすぎる感じもあり、MANISHに関しては織田哲郎の提供が特段目立つわけでもなく、織田哲郎でも西本麻里でもあまり変わらない。サウンドプロデューサーだった明石昌夫のカラーが何よりも強いように思う。王道がハッキリと定まっているのでブレは無いんだけど1曲1曲の区別がつくのにはけっこう時間がかかった。一方で末期シングル(アルバムでは3rd)では明石昌夫を離れて他のアレンジャーを起用するようになり、ド派手なシンセが控えめになり、ストレートなギター中心のバンドサウンド風(曲によっては生バンド起用もあり)に変貌する。時代性を感じずに聞けるのは路線変更後。路線変更した途端に終わってしまったのは惜しく、この先を聞いてみたかった。
未発表2曲は2ndアルバム頃の制作とライナーに書かれているが、あれだけ量産していたのに明石昌夫サウンドによる楽曲がまだあったのか…。さらにまだまだ未発表曲がある事がライナーでほのめかされており、一体どれだけ勢いで作りまくっていたのだろうか。アレンジャー変更後の試行錯誤の過程での未発表曲もあるならいつか聞いてみたいところ。
印象度★★★★☆
2022.12.31修正