You Go!〜We are MARIA〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 夏えがお | あゆか | あゆか | 明石昌夫 | |
2 | MABUDACHI | TATTSU | TATTSU | 明石昌夫 | |
3 | 小さな詩 | 舞衣子 | TATTSU | イワイエイキチ | 1stシングル 最高10位 売上1.9万枚 |
4 | あなたに… | あゆか | あゆか | 明石昌夫 | |
5 | HEY*02♪ブン*02♪ | あゆか | あゆか | 明石昌夫 | |
6 | つぼみ | MARIA | TATTSU | 安原兵衛 | 2ndシングル 最高30位 売上1.0万枚 |
7 | h@ッちゃけ | 舞衣子 | あゆか | 明石昌夫 | |
8 | キラリ夏 | あゆか | 舞衣子 | 明石昌夫 | |
9 | JUMP | あゆか | SACCHIN | 安原兵衛 | 3rdシングルC/W |
10 | watch me | TATTSU | TATTSU | 明石昌夫 | |
11 | HEART☆BEAT | TATTSU | れいな | 安原兵衛 | 3rdシングル 最高33位 売上0.6万枚 |
12 | いちばん星 | MARIA | あゆか | 明石昌夫 |
リリースデータ
2007年6月20日 | 初登場39位 | 売上0.5万枚 | Sound Produced by 明石昌夫(1,2,4,5,7,8,10,12)、イワイエイキチ(3) | ソニー |
メンバー
Vocal/Bass | 舞衣子 |
Vocal/Bass | 愛華 |
Guitar/Chorus | あゆか |
Keyboard/Violin/Chorus | れいな |
Drums/Chorus | TATTSU |
Guitar/Chorus | SACCHIN |
MARIA1stアルバム。ZONE解散後にベース担当だったMAIKOは本名の舞子ではなく、舞衣子と改名。ZONEの事務所の後輩でライブなどではバックバンドやバックダンサーを務めていたRED WORKER'zのメンバーからリードギターを担当していたつぐみを除いて舞衣子を加えて再編成された。その際にベース担当だったSACCHINはギター担当に変わっている。06年3月にデビューしたが、1stから2ndが4ヶ月、2ndから3rdが7ヶ月、3rdから今作が4ヶ月とリリースペースがあまり早くなく、1stこそトップ10ヒットになったもののあっという間にZONE流れのファンは消失してしまい、新規獲得もままならず、今作の売上はシングル3作を下回る不振となった。作詞作曲はすべてメンバー自作となっており、シングル以外に新たに制作されたアルバム曲はすべて明石昌夫によるサウンドプロデュース&録音となっている。初回盤はヒストリー映像&ライブ映像を収録したDVD付。
全曲自作でZONEよりも本格的なバンド志向(解散しなければZONEもいずれはこうなっていたのかもしれないけど…)となっているが、弾き語りや鼻歌レベルのデモだったのかアレンジするほどの能力が無かったのか編曲はノータッチで、1stと2nd3rdでそれぞれ別のアレンジャーを起用していたと思ったら、アルバム制作の段階になって明石昌夫を招くといういう少々変わった制作体制。ボーカルベース2名、ギターも2名、キーボード、ドラムというバンドサウンドには厚みがあるものの、そこまで生かすつもりもないらしく、普通にメンバーより音数の少ないようなアコースティック調の曲もある。1曲1曲はあまり印象は強くなく、終わってみると意外と覚えていないが、アップテンポが多くて適度にロックながらポップでキャッチーで聞きやすく、アルバム曲も勢いがあって印象自体はそれなりに良かった。
ZONEファンとしてはやはり舞衣子の変貌ぶりというか、ZONEのMAIKOのアコースティックやバラード調が好きだし得意だったという良さをほぼ完全に封じてTOMOKAやTAKAYO辺りだったらはまっていそうなロック路線に行ってしまったというのはやはり違和感があってボーカル面で無理しているように感じてしまってそこまで強い魅力を感じられなかった。ZONEから流れたファンは今作を聞く前の段階で離れていってしまったようだが、仕方ないことのような気がする。ZONEのことは忘れて新しいガールズバンドグループとしてみれば、それなりにいいとは思うんだけど…若さと勢い以外にもう1つ何かあればなぁ…。
印象度★★★☆☆