Miss M
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Sweetest Music | David Lasley | Peter Allen | 6thシングル(同時発売) 100位圏外 | |
2 | Every Night | Alan O'day | 山下達郎 | ||
3 | Morning Glory | 山下達郎 | 山下達郎 | 6thシングルB面(同時発売) | |
4 | Secret Love | Marc Jordan | D.Foster&J.Graydon | ||
5 | Heart to Heart | 竹内まりや | Roger Nichols | ||
6 | 二人のバカンス | 竹内まりや | 林哲司 | 林哲司 | 5thシングル 最高42位 売上4.4万枚 |
7 | 遠く離れて(When you're so far away) | 竹内まりや | 竹内まりや | 戸塚修 | 5thシングルB面 |
8 | 雨のドライブ | 竹内まりや | 竹内まりや | 清水信之 | |
9 | Farewell Call | 竹内まりや | 竹内まりや | 清水信之 | |
Bonus Tracks(40周年リマスター盤追加収録) | |||||
10 | 二人のバカンス(LIVE Ver.) | 1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源 | |||
11 | Secret Love(LIVE Ver.) | 1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源 | |||
12 | Sweetest Music(LIVE Ver.) | 1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源 | |||
13 | Farewell Call(LIVE Ver.) | 1981年8月25日 中野サンプラザ MARIYA POPPING TOUR音源 |
L.A side(1〜5)
Rhythm Arrangement by J.Graydon & D.Foster
Strings & Horn Arrangement by Greg Mathieson
Chorus Arrangement: Bill Champlin(1)、Alan O'day(2)、安部恭弘(3)、Jay
& David & Bill(4)、宮田茂樹(5)
リリースデータ
1980年12月5日(LP) 1980年12月5日(CT) 1984年(CD) 1986年8月15日(CD) 1990年9月21日(CD) 1997年6月4日(現行盤CD) 1999年5月21日(限定紙ジャケCD) 2019年2月27日(40周年リマスター盤) |
最高14位 最高41位 100位圏外 100位圏外 100位圏外 100位圏外 100位圏外 初登場32位 |
売上5.3万枚 売上2.0万枚 - - - - - 売上0.5万枚 |
Produced by 宮田茂樹、村上優 | RVC RVC RVC RVC BMGビクター BMG JAPAN BMG JAPAN Ariola Japan |
竹内まりや4thアルバム。前作から9ヶ月でのリリース。シングル「二人のバカンス」とB面「遠く離れて(When you're so far away)」を収録。また6thシングル「Sweetest Music」は同時発売でB面「Morning Glory」共々収録された。LPでの1〜5までのA面はLA制作、6〜9のB面は日本制作となっている。前作が大ヒットしたものの「二人のバカンス」で一気に低迷すると、今作も低迷してトップ10入りも逃した。また同時発売の6thシングルは100位圏外となった。
CD化以降のチャートイン記録は残っていない。またレーベルの変更等で小刻みにRCA時代のアルバムが一斉再発されてきたが、現行盤は長らく97年盤となっていた(公式サイト掲載の品番も97年盤のもの)。99年には山下達郎同様に紙ジャケット仕様の限定盤で再発もされている。97年再発盤には左側にオリジナルアルバムと公認ベスト『VIVA MARIYA!!』、右側には公式サイト非掲載の非公認ベスト5作が表記されている。
97年盤が現行盤のまま20年以上が経過していたが、デビュー40周年の際に初めてリマスターされた。18年11月に1stがまず発売され以降1ヶ月ごとに3月までを順次5作のリマスター盤を発売。2019年リマスター盤では前3作同様に1981年8月25日/中野サンプラザ “MARIYA POPPING TOUR” 音源の「二人のバカンス」「Secret Love」「Sweetest Music」「Farewell Call」の4曲のライブ音源がボーナストラックとして追加収録された。
ブレイクした前作から一転して低迷してしまった今作だが、そもそもアイドル的なヒットの波に乗っていく気がさらさら無かったようで、それはシングル「二人のバカンス」の落ち着きからも顕著。売れたからそこに乗っかるのではなく、売れたから潤沢な予算を投入してLAで一流ミュージシャンの提供曲、アレンジ、演奏という思いっきり質を高める方向に特化してきた1作。落ち着いた上質なAORを堪能できる前半部分はやはり圧巻だ。1stアルバムでも海外録音はやっていたが、今作の方が全体にこなれていて硬さが無い。「SEPTEMBER」やピーチパイのような大衆向けにキャッチーな曲が無いので、一気に売れなくなったのも納得ではある。あくまでAOR好きだとか上質なポップスを望むリスナー向けではあるけど、さほど詳しくなくとも歌詞と歌だけでなく全体の雰囲気含めて曲を聞くことができるのであればそれだけでも聞きごたえは抜群にあるし、普遍性は高い。
40周年リマスター盤について
40周年リマスター盤には新たに全体解説、楽曲解説が掲載されており、解説の中で竹内まりや本人のコメントも紹介されている。解説及び歌詞は本編9
曲のみでボーナストラックは作詞作曲編曲、歌詞、演奏クレジットの一切が非掲載。前作に続いて今回もライブ音源のみで、さらに今回はPOPPING
TOUR音源のみ。日時も変わらずどうやらこのままPOPPING
TOUR音源の切り出しで最後まで駆け抜けるつもりの模様。こうも同日のライブしか収録されないんだったら1作のライブアルバムとして別に出してほしかったなぁ…。
印象度★★★★☆
2017.11.18更新、2019.4.19リマスター盤追記