glow(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | sunrise glow(overture) | eba | eba | Instrumental | |
2 | 僕らだけの鼓動 | 田淵智也 | 田淵智也 | eba | |
3 | We Are The Music | TAKU INOUE | TAKU INOUE | TAKU INOUE | |
4 | 風色Letter | 磯谷佳江 | 新田目駿 | 新田目駿 | |
5 | Starlight Museum | 櫻澤ヒカル・ 水瀬いのり |
櫻澤ヒカル | 櫻澤ヒカル | 9thシングル 最高7位 売上1.4万枚 |
6 | Melty night | hAck-O. | KOUGA | KOUGA | |
7 | ココロソマリ | 水瀬いのり | 櫻澤ヒカル | 白戸佑輔 | 8thシングル 最高5位 売上1.6万枚 |
8 | 八月のスーベニア | 藤永龍太郎(Elements Garden) | |||
9 | HELLO HORIZON | 岩里祐穂 | 白戸佑輔 | 白戸佑輔 | 10thシングル 最高7位 売上1.5万枚 |
10 | REAL-EYES | RUCCA | 藤間 仁(Elements Garden) | 2nd配信シングル 初CD化 | |
11 | パレオトピア | 蜉レ周平 | 蜉レ周平 | 蜉レ周平 | |
12 | 心つかまえて | 多田慎也 | 多田慎也 | 島田尚 | |
13 | 僕らは今 | 岩里祐穂 | 藤永龍太郎(Elements Garden) | 8thシングルC/W | |
14 | glow | 岩里祐穂 | 椿山日南子 | 椿山日南子 | 7/11先行配信 |
Strings Arrangement:岩嵜壮志(2)、永山ひろなお(3)、山本慶太朗(4)、
Orchestral Arrangement:新田目翔(5)
初回盤Blu-ray-MUSIC VIDEO-
1.ココロソマリ
2.僕らは今
3.Starlight Museum
4.HELLO HORIZON
5.REAL-EYES
6.glow
リリースデータ
2022年7月20日 | 初登場4位 | 売上1.8万枚 | Producer:森井佑介(KING RECORDS) | KING RECORDS |
水瀬いのり4thアルバム。前作から3年3ヵ月ぶり。前作以降の3シングル、C/Wから1曲、配信シングル1曲を収録。2019年のMV集Blu-ray『Inori Minase MUSIC CLIP BOX』に収録され、同時に単曲配信されていた「まっすぐに、トウメイに。」は未収録、未CD化となった。「glow」は7月11日に先行配信された(単曲ではなくアルバム枠で1曲だけ購入/再生可能にする形での先行配信)。またC/Wがアルバムに収録されるのは初となったが、「僕らは今」は後でMVが制作されていた事から例外的に収録された模様(シングルは20年2月発売でその後のツアーのラストに披露する予定だったが新コロ中止になったため急遽FC会員から集めた写真をバックにバンドメンバーが演奏するMVを20年7月に公開していた)。初回盤はシングルから5曲と新規制作された「glow」のMVを収録したBlu-ray付、フォトブック付属、特製BOX仕様、特製トレカ付属。
「sunrise glow(overture)」は「僕らだけの鼓動」のイントロを拡大したもので2曲は繋がっている。また演奏クレジットでもこの2曲はまとめて同一の演奏クレジットで表記された。
元々シングルは年1,2枚ペースだったのでシングルの発売ペースはさほど変わっていなかったが、アルバムは3年連続4,5月とほぼきっちり1年で出していて順調だっただけに一気に3年もブランクが生じる事となった。前作の感想で次は5周年ベストかもしれないと予想していたが、5周年タイミングはシングル「Starlight Museum」リリースだけで通過。声優業が忙しくなっていたのか、新コロでライブも満足にできないし、一気にアルバム3作でさらに曲数増やしてもという事で見送りになっていたのか…。
年1でリリースしてきた前3作で第1章が完結した感じがあったが、時間を置いての今作ではシングル曲は前とそんなに変わってないが、アルバムは全体の雰囲気をやや変えてグイグイ歌い上げるような曲よりも落ち着いたトーンで抑えた歌い方をするような曲を増やしてきたような印象。このため一聴した感じだとバラードの「ココロソマリ」以外のシングルがフル編成でグイグイ歌い上げる派手な曲なのもあって前3作に比べてなんだかおとなしくなった、地味になったと感じられてしまうが、何度か聞いていると強く歌い上げるだけではない様々な魅力に気づかせてくれる前3作とは違った角度から新たに作り上げられた傑作に思えてくる。シングルほどの派手さは無いが望郷を感じさせる「風色Letter」や淡々としたロック感の「八月のスーベニア」などのアルバム曲に妙にハマってくるものがある(Elements Gardenってついていると壮大世界系の派手なのが多いのでああElements
Gardenね…という感じで個別にピックアップして気に入る事はまずなかったんだけどこれは良い)。
毎年リリースを続けていたら3rdまでの延長を追い求めていて変化はあまりなかったかもしれない。3年空いた事で冷静になってまた少し新たな方向性を目指したところもあったと思うけど、先行シングルで思っていたよりも充実の1作だった。終盤が少しくどい印象で「パレオトピア」からそのまま「glow」に繋がった方が締まった気がする。「心つかまえて」と特に「僕らは今」を挟むとなんだか表題曲「glow」が単独で聞くより印象が薄くなってしまうんだよな…。
あとフォトブック付属などビジュアル押しは変わっていないが、この3年で一気にやつれて老けこんだように見えてしまう。痩せすぎた?なんかどこか元気がないというか…。夏川椎菜と同い年だったはずだが、それより年上のミュージックレイン勢とか竹達彩奈、花澤香菜など30代になっても一向に若々しさキープしまくっているのが逆におかしいというのもあるのか。
印象度★★★★☆
2022.8.28更新